鎌倉市内「大平山」板切れは間違い。なぜ気づかないのか? 横浜市!
写真が本当の鎌倉アルプス(天園ハイキングコース)の大平山山頂です。以前はここに「峠の茶屋」がありました。「地上の星」が群生していました(文末、参考)。国土地理院地形図にここが「大平山」ときちんと明示されています。ほらっ、ね。
左上の赤い長方形のところは鎌倉ゴルフ場のクラブハウスで、その左、等高線の色が濃くなっている箇所にインチキ看板が鉄線ぐる巻きで括(くく)りつけてあります。
もう何年も前からこの看板、
インチキですよ~。間違いですよ~。とつぶやいているのですが、だーれも聞いてくれません。なかには「あ、地図が間違っているんだ」とヤマレコ登山記録に書き込んでおられる人もおられました。ガクン。
ヤマレコを始めあらゆる私製のガイドブック100%がインチキカンバンに騙されている。
ヤマレコ地図もこのインチキ手製板切れに騙されています。
その他、あらゆるガイドブックがこの板切れ張りつけ場所に大平山山頂のマークを入れています。
横浜市役所、怒りなさい!! あーたが怠慢こいて知らんぷりしているのが遺憾。イカン!
以前ですが、北鎌倉の六国見山でも似たような出所不明のカンバンでの山頂間違いがあったそうですが、地元の熱心な方の努力で山頂訂正が行われたそうです。横浜市ぃぃ! ファイト!
ホントの山頂は横浜市栄区にあるのです。横浜市が公的な出所を明らかにして「大平山山頂」の看板をだせば、鎌倉に奪われた山頂を一気に奪いかえせます。韓国に奪われた島根県竹島・・・あ、話、膨らませすぎましたか・・・元へ。
手書きの出所不明のきちゃない字の板切れと日本という国が発行している正式な地形図と比較してくださいね。このきちゃない板切れの狡(ずる)さは、どこにも「山頂」とは書いていないところですね。・・・。でも、159メートルは国土地理院地形図の大平山と合わせて表記しています。正式に計測したのか、オマエ。いい加減にしなさい。
そんなわけで・・・いや、じつは・・・こんなこと(大平山山頂間違い)を言いたくてこの記事を書こうとしたのではありません。
鎌倉周遊ルート山歩きに久しぶりに行ってきました(2020年3月22日、日曜日)。この周遊ルートのハイライトが「大平山」ですので、山頂間違いを知ってほしくなったのです。
鎌倉周遊ルートは累積標高1000メートルで少々脚にきました。
写真・鎌倉駅をスタート
ここから名越切通し方向へ山歩きスタート。
衣張山頂上
勝上献(しょうじょうけん)。以前はここに木製ベランダがあった。
花はタンポポそっくり、ノゲシ、です。(勝上献)ノゲシといえば絵本作家・甲斐信枝さんの「足下の小宇宙」NHKスペシャルです。
浄智寺
倒木、どっさり。葛原岡神社近く。
葛原岡神社。ここ、以前はベンチなどは一つもなかった。
和たんぽぽ群生地。
月影地蔵
やっと着いた、山歩きはここで終わる。
ルート134号線の下、トンネルをくぐると・・・。
海! 稲村ヶ崎。
で、そのレポでもと思ったら・・・前からある大平山の板切れカンバンがが気になって冒頭の記事になってしまったのです。
鎌倉周遊ルートとは、鎌倉市街地を眺めおろしながらぐるりと一周します。
名越切通し・衣張山・いったん平地に降りて・杉本寺・鎌倉宮(あるいは護良親王墓)・永福寺跡・再び山歩き・獅子舞・天園(ココがホントの大平山山頂)
・鎌倉ゴルフ場の横・インチキカンバン・勝上献(建長寺半僧坊の上)・いったん平地に降りて・明月院・浄智寺・再び山へ・葛原岡神社・佐助稲荷神社の上
・大仏切通・長谷貯水場・いったん平地に降りて・稲村ヶ崎小学校・月影地蔵・再び山歩きへ・どんどん南下・平地におりて、江ノ電踏切を渡り、十一人塚を左折し、稲村温泉に沿って海岸へ・稲村ヶ崎駅。 ふぅ~
まとめ
この鎌倉周遊ルートの利点は、途中でリタイア(止める)しようと思えば最長30分もあると市街地に降りられることです。
最高峰が大平山159メートルの低山ばかりですが、ぐるりと一周で累積標高 (上り): 1000m、歩行距離約18kmです。ふぅ~ 最後は脚に来ました。病上がりの完全復調は未だしの感でした。でも、楽しめました。
2020-03-22 07:01:51
合計時間: 5時間53分
平面距離: 18.12km
沿面距離: 18.40km
最高点の標高: 152m
最低点の標高: -5m
累積標高 (上り): 1001m
累積標高 (下り): 997m
標高データの種類: GPS標高
長谷貯水池斜面の和たんぽぽ群生がちょど見頃。小さいお日さま、和たんぽぽ、がんばれ! 舶来たんぽぽに負けるな! 現実は国内の7割以上が舶来ものになっているそうです。
大平山山頂(ホントの)「地上の星」がスピリチュアルに綺麗です。
参考記事 地上の星 中島みゆきの歌声が聴こえる「ハナニラ(花韮)」の星花。