韓国映画「パラサイト・・」は退屈! と井筒監督が怒っています
第72回カンヌ国際映画祭でパルム・ドール賞を受賞
2020年アカデミー作品賞・監督賞・国際長編映画賞・脚本賞 受賞
「パラサイト 半地下の家族」は評価めっちゃ良いですね。
でもでも井筒和幸(いづつかづゆき)映画監督が『週刊アサヒ芸能』(2月27日号)でめちゃくちゃ怒っています。
「アホか、お前ら」
・アジア人のオレがまったくわからん内容なのに、なんでアメリカ人がわかるんか。
・あんな取ってつけたお伽噺がなんで?
・どこで笑っていいのやら。
・心にグサッとこないし、とにかく退屈や!
・ウソみたいなIT家族。
・ウソみたいな無職者だらけの家族。
・金持ち夫婦がバカまる出し!
・なんで急に家族同士が殺し合ってゆくのか?
・わざとらしく経済格差を見せつける感覚がまったく食いつけん。
・とにかく退屈でウソっぽい!
・・・・・う~ん、井筒監督、すごい迫力で怒っています。
井筒監督といえば、紳助竜介をつかった映画「ガキ帝国」で監督デビューし、代表作『ゲロッパ!GET UP!』、『パッチギ』の監督を務めたことでもおなじみです。
それにしても、
第72回カンヌ国際映画祭でパルム・ドール賞を受賞。2020年アカデミー作品賞・監督賞・国際長編映画賞・脚本賞 受賞。
「パラサイト 半地下の家族」
をこのように酷評できる著名な方はいませんね。誰かいます?
いまやこの肩書「第72回カンヌ国際映画祭でパルム・ドール賞を受賞。2020年アカデミー作品賞・監督賞・国際長編映画賞・脚本賞 受賞。」にヘンにちょっかいを出したり文句をつけると叩かれる、無視される、という空気ですからね。
井筒監督はもともと批判的な発言が多い人です。とくに朝鮮寄りの反日左翼寄りなことばが多く国籍を疑問視までされたくらいですが、奈良県生まれのな奈良育ちの関西系日本人です。ことばが関西弁(大阪弁)なのは自然ですね。
韓国、北朝鮮の味方といわれる井筒監督が、今や韓国のヒーロー、韓国の文化的シンボルあつかいされるポン・ジュノ監督の「パラサイト半地下の家族」をこうまでけちょんけちょんにこき下ろしているのが面白いいえば面白いといえます。
反骨精神極まれリかな?
付記しておきますが、井筒監督に朝鮮より発言が多いのは映画「東方見聞録」撮影中にエキストラが死亡し映画は公開中止、制作会社倒産、死亡家族への賠償金支払いなどで井筒さんが生まれて初めての経済的にも、どん底苦境、に陥った時に資金的に援助したのが在日北朝鮮人組織、朝鮮総連幹部の家族である映画プロデューサーだったからだと憶測されています。
いいじゃですか。命の恩人への義理返し・・・ヤクザ的、ガキ帝国的。
このヤクザ的反応、関西系、とくに大阪弁よりな人にシンパシーされます。「理屈やないねん、ココや」と心臓あたりの胸を手で叩きます。
まとめ
助けてもらってから30年、もういいかぁ・・・てなことはないと思いますが・・・。
それにしては韓国の映画を徹底批判するとは面白いと思いました。
人は変わるのかな?
ぼくも・・・あ、ぼくの話しなんかどうでもいいのですが、○○新聞大好きから大嫌いに変わりました。○○新聞のえらい記者さん(論説委員)に人生変わる恩をいただいたのですが・・・縁が切れて・・・○○を卒業し、大嫌いに笑
人生、意気に感じて、生きればいいんです。変わってOKです。井筒監督の言いたいことは言うスタイルに拍手です。
(いや、北朝鮮総書記金正恩キム・ジョンウンが韓国大統領文在寅ムン・ジェインを猛烈批判している流れに総連系の井筒監督が乗っただけという穿ち過ぎ説は、ぼくは好かんです)。
(いや、韓国の恥部を暴いた映画だから怒っているのだ説は幼稚すぎて、これまた、ぼくは好かんです)
井筒監督が年をとって精神が奈良帰り、日本人帰りしてきた・・・ならうれしいのですが、そうは、いかん、でしょうか?