音声つき動画・エリザベス女王が無礼な習近平を批判!英BBCやタイムズも報道

写真:エリザベス女王崩御で宮殿に虹が・・・。

英国並びに英連邦諸国の国民を始め、世界の多くの人々の悲しみは尽きませんが、改めて女王陛下の御冥福を心よりお祈りしたいと思います。・・天皇陛下は、エリザベス女王の訃報を受け、宮内庁を通じて深い哀悼の意を示されました。

天は、虹は、何でも知っている。そういえば天皇陛下即位の日も・・・

写真:皇居に虹が・・・。

エリザベス女王の最長在位を謹み偲んでのお別れ虹も、天皇即位皇居の虹もとても美しかった。

中国の弔電は他国より長文で丁寧だとはしゃぐ日本のマスコミ

ところで地上の現実は・・むろん世界中からの弔慰がつぎつぎ英国へ届いています。中国・習近平氏からも長文の弔電と日本のマスコミは、なぜか喜々と伝えています。

毎日新聞
習近平氏「深い哀悼の意」 エリザベス女王死去で弔電送る – 毎日新聞

Yahoo!ニュース
習近平氏「深い哀悼の意」 エリザベス女王死去で弔電送る(毎日新聞)

朝日新聞デジタル
習近平氏が弔電「英国民に損失」 女王は英国君主として初めて訪中:

朝日新聞にいたっては他国の弔電より中国は長文であったと褒め称えています。英国と中国が組めば世界に敵なし、英国と組む中国は偉大なりと言っているかのようです。

しかし、、、現実は実際は・・・

エリザベス女王が最も嫌ったのは?英BBCやタイムズ&文春も・習近平!

↑ なのです。

女王の習近平への批判の声は動画(音声含む)にも残っています。

エリザベス英女王、中国使節は「とても失礼」と 録音されていた会話で
2016年5月11日 BBC news

https://www.bbc.com/japanese/36263943(検索で音声含む動画も)

・・・以下BBCnews引用

昨年10月に習近平中国国家主席が英国を公式訪問した際の中国訪問団について、エリザベス女王が「とても失礼だった」と発言していたことが明らかになった。女王の生誕90歳を祝いバッキンガム宮殿で10日に開かれた園遊会で、訪問対応の総指揮にあたったロンドン警視庁の警視長と女王が会話する映像が公表された。

女王は、園遊会に招かれたルーシー・ドーシー警視長が習主席訪英の戦略責任者だったという紹介を聞き、「運が悪かったですね」と反応。さらに随員が、「(ドーシー警視長たちは)中国側に非常に、非常に業務を妨げられたが、(警視長は)決して揺らぐことなくすべてをまとめ上げた」と説明すると、女王は「あの人たちは大使にとても失礼でした」と、中国駐在のバーバラ・ウッドワード英国大使に対する中国側の行動に言及した。

ドーシー警視長はこれに対して「はい、とても失礼で、外交的ではありませんでした」と述べ、中国使節が会合の席を立って退場した一件について話すと、女王は「なんということでしょう」と答えた。

習主席の公式訪問は、中国の対英投資拡大を図る英国政府の外交政策の一環として実現した。

英王室バッキンガム宮殿は、「女王の個人的な会話内容についてコメントしない」とする一方で、習主席の公式訪問は「大成功で、つつがなく進行するよう関係当事者は誰もが緊密に協力し合った」とコメントしている。

習主席の訪問当時、女王は「一里塚」になる出来事だと称え、英中関係は「意欲的な」新たな高みに向かっていると表明した。

習主席夫妻はバッキンガム宮で開かれた女王主催の公式晩餐会にも招かれた。

・・・(中略)

<解説>ピーター・ハントBBC王室担当編集委員
習主席の公式訪問は経済関係強化が主眼で、英中関係の「黄金時代」の幕開けとなる――というのが、去年の時点での政府の公式見解だった。

しかし舞台裏では実はかなり厳しいことになっていたと、王宮園遊会での会話のおかげで知ることができた。

公の場で率直な物言いをするのは、ふだんは女王の夫の役割だった。

チャールズ皇太子は中国政府関係者を「古びた蝋人形」と呼んだ

1980年代に中国を訪れたフィリップ殿下は、英国からの留学生たちに向かって、長く居続けると「目が細く吊り上ってしまうよ」と注意したのだ。

さらにチャールズ皇太子は、英国で中国使節のために開かれた公式晩餐会を2度も欠席しているし、リークされた日記では中国政府関係者を「とんでもないほど古びた蝋人形」と呼んでいる。

「個人的な会話」と呼ぶものについてバッキンガム宮はコメントせず、むしろ大成功となった公式訪問がつつがなく進むよう関係者全員が緊密に協力し合ったという見方を示している。

(英語記事 Queen overheard calling Chinese officials ‘very rude’)

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英女王の「中国非礼」発言で波紋 傲慢な要求、腹に据えかね…意図的に漏らす?
2016.5.13 11:07 産経 sankeibizu

https://www.sankeibiz.jp/macro/news/160513/mcb1605131107022-n1.htm

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中国の非礼に腹に据えかね、意図的に漏らしたとの観測

【ロンドン=岡部伸】政治や外交について公的発言を控えるとされるエリザベス女王が英国を公式訪問した中国の習近平国家主席一行について、「非礼だった」との発言が波紋を広げている。

代表取材のカメラクルーが撮影している園遊会で不注意に本音を漏らしたとは考えにくく、近年で度重なる中国の非礼に腹に据えかね、意図的に漏らしたのではないかとの観測が出ている。

園遊会での女王の「率直」発言を招いたトラブルについて、11日付英タイムズ紙は「訪英した中国の一行は、同行した多数の警備スタッフに護衛用銃器の携帯と訪英中の反習近平政権デモ取り締まりを求めたが、英警備当局はいずれも拒否した」と伝えた。

中国の一行は外交儀礼をはるかに超える多数の警備スタッフを訪問先々に派遣した。しかし、英国では国家元首の公式訪問では、米国大統領を除き随行スタッフに武器の携帯を許可していない。また外国の反体制派によるデモも取り締まっていない。

要求を受け入れなければ、「訪問を打ち切る」と“脅迫”された警備当局は儀礼を超える中国側の法外な要求に困り果てた。女王は「中国側は(調整した)英国の駐中国大使にも非礼だったわね」「とんでもないですね」と発言したとされる。

中国は、2014年の李克強首相訪英の際にも女王との面会を要求。「応じないなら訪問を取りやめる」と脅し、空港で「李首相のレッドカーペットが3メートル短い」と注文をつけるなど傲慢な姿勢を続けてきた。

しかし、キャメロン政権は、米国の同意を得ずに中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)に欧州で真っ先に参加表明し、中国と原発建設で協力。米国が警戒する情報通信機器メーカー、「華為技術(ファーウェイ)」とも協力している。

英BBC放送ピーター・ハント王室担当編集委員は、「『英中黄金時代』幕開けとの政府見解の舞台裏はかなり厳しいことになっていた。公の場で率直発言は、夫の役割だった」と述べ、女王が意図的に漏らした可能性をにじませた。

また、王室に詳しいジャーナリストのリチャード・フィッツウィリアムズ氏は「王室は政治の上位にあり、女王の無防御なコメントが流出するのは最初で最後」(ロサンゼルス・タイムズ紙)と指摘。

王室周辺では米英関係を重視する女王が中国傾斜するキャメロン政権をいさめる狙いで乾坤一擲で発言したとの観測が浮上している。

チャールズ皇太子は中国が敵視するチベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世と親交が深く、習主席を迎えた公式晩餐(ばんさん)会を欠席した

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【エリザベス英女王が死去 96歳】「彼らは大変失礼でした」世界中から愛されるエリザベス女王が唯一批判した“海外の要人”とは?  文藝春秋 2022年8月号

https://bunshun.jp/articles/-/57297?page=5

・・・

2015年、中国の習近平国家主席夫妻を国賓待遇で迎えた時のこと。同行したボディガードへの銃器の携行許可を求めた中国の高官たちが、イギリス側にこれを拒否されるや、「訪問を打ち切る」と言い放った。

「彼らは非常に失礼(very rude)でした」
女王はその件をすでに耳にしていた。そして、イギリス側の関係者に「大変だったでしょう。彼らは非常に失礼(very rude)でした」と声をかけたのだ。女王が誰かに対して、ましてや大切な要人クラスにrudeを使うことはまずない。当日は雨降りで、女王のさしたビニール傘に音が反響して拡声器の役割を果たし、肉声が録音された珍しいケースだったといわれるが、報道されるやいなや大きな話題を呼んだ。

また習主席訪英について、当時のハモンド外相は「成功」としながらも、「すこしだけストレスを感じた」と話す。中国の高官が、女王と習主席が乗る王室馬車に主席のボディガードを乗り込ませようとしたり、チベットの扱いなどに抗議するデモが主席の目に入らないよう、取り締まりを申し入れてきたりしたからだ。

しかし王室はそれらを受け入れることなく、ダライ・ラマ14世を敬愛するチャールズ皇太子に至っては晩餐会を欠席したほど。メディアは、英王室の「ものを言うロイヤル」への変化に大いに注目した。

・・・

まとめ

女王は今日の午後、バルモラルで安らかに亡くなりました
(The Queen died peacefully at Balmoral this afternoon)

訃報を伝えたBBCは・・・

いわゆる「死因」にはふれずに「安らかに」亡くなった、と報道しました。96歳、安らかに、、、地上の現実にはこだわらない美しい虹のような粋なことばですね。

在りし日の女王・・これは現実↓

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