安倍首相、公明党山口代表の所得制限なしの一律10万給付要請に頷く
2020年4月17日朝ニュースに、麻生財務相の名前がちろほら出てきたので、わぁ財務省が国民一人一人に全員支給に文句をつけるのか、と思いました。お金のことですからね。でも、まったく違いました。真逆です。
麻生財務相は17日の閣議後の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急経済対策として全国民に1人あたり10万円を一律給付する政府・与党方針について、「スピードが大事だと思う。5月にはやれるように対応をしないといけない」と述べた。読売新聞2020・4.17
欲しい人は「自己申告」しなければならない。
えっ、面倒な・・・と思いましたが、これも真逆でした。
09年、全国民に一律で配った定額給付金は、行政側が受け取る人の住所や口座の事前確認に手間取り、給付までに約3か月かかった。自己申告制にすれば、その都度、確認すれば済むため、「5月中には給付できる」(政府関係者)という。
うれしい話は素直に喜びましょう。
ことの発端は以下の通りです。
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2020年4月15日(水)午前、安倍首相は公明党の公明党の山口那津男代表の申し入れ要請、
所得制限なしで国民1人当たり現金10万円の給付
を「方向性を持って応じる」と約束しました。
久しぶりに明るい笑顔がこぼれるニュースです。
yahooコメント欄も連日の安倍政権への罵詈雑言中傷から一転、よろこびのコメントがずらっとならんでいます。たとえば、著名文化人も、
安積明子政治ジャーナリスト
一律10万円支給は当初から野党などから提唱されてきた案です。安倍首相も採用するつもりだったとの報道もあります。国民に直接いきわたるものを「史上最大」にすべき。そして最も大事なのは一気にやることです。
藤田孝典
NPO法人ほっとプラス理事 聖学院大学心理福祉学部客員准教授
受け取れる人と受け取れない人を分ける「選別主義」ではなく、「普遍主義」という誰にでも差別なく、給付する方法が望ましいです。
みんな応分に税や保険料を納め、社会を構成する一員ですから、一体感を叫ぶなら現実の政策も一律であるべきです。
高所得者は納税で還元したり、寄付をしたり、社会のことを考える契機にもなります。
給付金額よりも所得制限なしで迅速に給付が実現できることで、作られた資金供給ラインが先々に活かされるのではないかと思います。0を1にすることの議論から、作られた1をどのように活用できるかという議論にシフトできます。
匿名コメントもなかなか鋭いです。ほら↓
そもそも高所得者を悪人のように扱うのはおかしい
私は高所得者じゃない自営業者ですがコロナで苦戦する飲食店のデリバリーをガンガン利用してくれている高所得者がいます。すごくありがたいです
話の中で聞いたのが『10万円が欲しい!とかじゃなく除外されるというのが気分が悪い。沢山雇用して沢山納税して除外されるのが寂しい』との事でした
国民全員が一丸になる時で、全員にお願いしてる自粛。所得制限をかけることより1日でも早い給付をお願いします
・・・
10万円で12兆円。名宰相になるためには一人20万円、計24兆円の財政支出を行うべきだろう。アフターコロナで第二次大戦後のようにまた日本人が団結して一生懸命働けば、数年でその金額は取り戻せるだろう。
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・自宅で自粛のみんなぁ、いっしょに踊ろう!
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気分が明るくなるだけで免疫力はぐんぐん上がります。
明るい話を自宅で自粛の皆皆様と、それこそ、いっしょに踊ろう、です。
安倍首相の自宅動画も、一律10万5月中給付のニュースの後ならヘンな非難中傷アタックを喰らわなくてすんだかもしれません。
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