写真:大路三千緒100歳。
宝塚OGジェンヌ大路三千緒、100歳、天壽まっとう。
元タカラジェンヌで、女優としても活躍した大路三千緒(おおじ・みちお、本名・神山美知子)さん(100歳)が2021年1月12日午後6時半に兵庫・伊丹市内の病院で息を引き取っていたことが18日にわかりました。NHK「おしん」のおばあちゃん役も名演でした。
Yahooニュースが伝えてくれました。(デイリースポーツ)
宝塚市内の介護付き老人ホームで生活していた大路さんは、昨年11月27日に左半身にけいれんを起こし、脳こうそくで伊丹市内の病院に緊急搬送された。めいで元タカラジェンヌの葦笛るかさんは「コロナで老人ホームには会いに行けなかったが、入院後は短時間だけ面会できた。手を握ると、たまに握り返してくれて耳は聞こえていたと思う。最期も見守ることができました」と話した。16日に家族葬を行い、状況が落ち着けば偲ぶ会を開きたいという。 最高齢OGジェンヌだった大路さんは1920(大正9)年、東京生まれ。2月に101歳の誕生日を控えていた。1939(昭和14)年、宝塚歌劇団の初舞台を踏んだ。同期には越路吹雪さん、乙羽信子さん、月丘夢路さんらがいる。同期が早くに退団し芸能界に転身する中、大路さんは60歳まで在団。花・雪組の組長も歴任し、温和な人柄で組子たちから慕われた。 退団後は90歳まで歌劇団の後輩を指導。NHKの朝ドラ「おしん」でヒロインの祖母を演じるなど、女優としても活躍した。
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50年前、宝塚時代の大路三千緒、貴重「画像」
1972年6月 雪組大劇場公演での大路三千緒さんの写真です。
なんと、このとき52歳です。男役です。
『星のふる街』原作は『蟻の街のマリア』。神父さまを演じる大路三千緒さんです。
日米戦争敗戦後、宝塚再興後の1951年 – 1952年に花組組長、1961年 – 1975年に雪組組長を歴任。専科を経て退団は1980年4月30日(60歳)でした。
こんな写真も・・・。
大路三千緒さん=本人提供のようですが、撮影年月日・場所不詳だそうです。
NHK朝ドラ「おしん」(1983 – 1984年)でヒロインのおばあちゃん役!
橋田壽賀子さん脚本「おしん」です。タカラジェンヌが一転しての名演技です。大路三千緒さん63歳です。
おしんに卵入りお粥を口に入れてもらう祖母(大路三千緒さん)
すごい! この顔、この表情!
宝塚退団後は90歳まで歌劇団の後輩を指導されていました。
大路三千緒、人生を演劇に賭けた、100年
本名 神山 美知子
生年月日 1920年2月21日
没年月日 2021年1月12日(100歳没)
出生地 東京都
死没地 兵庫県
民族 日本人
ジャンル 俳優
活動期間 1939年 – 2021年
活動内容 宝塚歌劇団、演劇、映画、テレビドラマ
著名な家族 千代薫(妹)
葦笛るか(姪)
学歴 立教高等女学校卒業
(Wikipedia参照)
卒業後、宝塚少女歌劇団に宝塚歌劇団27期生として入団(同期生は越路吹雪、月丘夢路、乙羽信子、東郷晴子ら)。1939年に初舞台。宝塚時代は男役を多く演じているが、娘役、とりわけ中年の女性役も初舞台当時より演じることが多かった。
日米戦争敗戦後、宝塚再興後の1951年 – 1952年に花組組長、1961年 – 1975年に雪組組長を歴任。専科を経て1980年4月30日に退団。
宝塚在籍当時より映画・テレビドラマへの出演もあった。宝塚退団後はテレビドラマを中心に活動。また退団後も90歳まで宝塚で演劇指導を行っていた。
1983年、『おしん』での主人公・谷村しんの祖母(谷村なか)役を好演した。
高齢もあり、2003年の『銀座まんまんなか!』への出演を最後にテレビドラマやメディアへの登場は途切れていたが、2012年4月4日に放送された『歴史秘話ヒストリア』・2014年8月6日に放送された『昭和偉人伝』に越路吹雪の同期生ということでテレビ出演した。
2014年、宝塚歌劇団創立100周年記念で設立された『宝塚歌劇の殿堂』の最初の100人のひとりとして殿堂入り。当時、大路は存命していた殿堂入りタカラジェンヌの中で最高齢(94歳)だった。
(Wikipedia参照)
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60歳まで宝塚歌劇団に在団。花・雪組の組長も歴任、温和な人柄で後輩たちから慕われた。
すてきなおばあちゃん 100歳 大路三千緒さん。