池江璃花子-オリンピックではドーピング検査をどう乗り越える?

池江璃花子選手は”ドーピング検査”をどう乗り越えるかが問題になっています。継続して治療中ですから治療薬が検査にひっかからないか、どうか?クリアする方法は東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会橋本聖子会長が大量の薬物治療経験があり体感的に実感しています。方法はあります。

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2021年4月04日に池江璃花子さん(20)が100メートルバタフライ優勝し東京オリンピックメドレー出場選手に内定しました!白血病のりこえて池江璃花子選手オリンピック2大会連続出場です。
おめでとうございます。

池江璃花子選手のあの涙は、こみあげてくる生きている喜びです。

白血病だけでなくさまざまな病気に苦しめられている人々への励ましです。ありがとう、池江璃花子さん。

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以下の記事は2021年2月21日によるものです。
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i池江璃花子選手

水泳選手、池江璃花子さん(20)が50メートルバタフライで復活「V」1位です。うれしいですね。わくわくしてきます。白血病から復活を目指す池江璃花子さん復帰5戦目での優勝。2月21日、東京都オープン「北島康介カップ」決勝で25秒77を出して1着でフィニッシュです。

池江璃花子選手は、2019年2月12日、18歳のときに自ら白血病を告白し、10ヶ月間の長期間の療養を経て退院しました。

レース復帰した昨年8月を「第2の水泳人生の始まり」と語った池江さんにとって復帰後の“初優勝”となったのです。

池江璃花子復活Vは体や心の悩みを抱える人への夢と希望!

さあ、いよいよカムバック・イケエ!!行け(池江^^)!!笑笑くらい嬉しいのです。

難病中の難病である血液のガン、白血病からの復活は、他の病気や悩みを抱えて生きている人たちへの励みにもなっています。希望の灯火のようにも見えます。勇気がもらえるのです。

50メートルバタフライはオリンピック種目にはないのですが、東京オリンピック種目の100メートル自由形は4位(55秒35)で代表選考会の日本選手権参加標準記録(56秒53)を突破しています。4月の代表選考会が楽しみですね。

オリンピックへの壁は病状と治療薬、ドーピング検査。

池江璃花子さんの完全復帰の壁は病状です。まだ治療は継続して行われています。もちろん回復に向かっているからこそのカムバックVなのですが、治療薬がドーピング検査にひっかからないか、どうか。薬物検査に関してはオリンピック組織員会会長に就任された橋本聖子さんが大先輩です。橋本聖子さんは続発性慢性腎炎と呼吸不全で酸素マスクでの入院からの復活でした。オリンピック出場前も薬の大量投与を継続していました。ドーピング検査には悩まれたようです。参考になると思います。

池江璃花子さんは「急性リンパ性白血病」と診断されました。化学療法による治療となりましたが、治療期間中に合併症を併発し、化学療法の継続が困難となり造血幹細胞移植を行いました。その後、寛解状態を維持し体調も安定したため退院することができました。通院による治療が継続されています。

白血病から復帰したアスリートや芸能人も増えています

2018年11月には、急性白血病だったJ2新潟DF早川史哉選手(24)が約2年ぶりに復帰。プロ野球オリックスの岩下修一投手(45)は01年に発症したが、1年のブランクを乗り越えて02年に復帰し、翌03年に2勝を飾った。

芸能人にもいる。俳優渡辺謙(59)が映画初主演となるはずだった「天と地と」撮影中の89年に急性骨髄性白血病を発症して降板した。1年間の闘病の末に復帰を果たした。活動再開後、94年に再発したが、翌年には復帰した。その後は再発することなく、ハリウッドに進出するなど精力的に活動を続けている。

女優吉井怜(36)も18歳だった00年に急性骨髄性白血病を発病。母親から骨髄移植を受け、02年に芸能活動を再開した。

(日刊スポーツ2019・2・12)

ただしオリンピック出場となると薬物検査、ドーピングチェックがあります。治療の継続が必要な病気ですので心配です。橋本聖子さんは呼吸不全で肺がうまく使えずアスリートにしては肺活量が2000ちょっとしかない。呼吸不全の薬、腎臓病の薬、精神科の薬、B肝炎の薬などを使用しながらドーピング検査をこなしてきました。池江璃花子さんに「国立スポーツセンター」「医科学サポートセンター」との積極的接触をおすすめしたいと思います。

強い味方になってくれます。

国立スポーツセンター写真:国立スポーツセンター。

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