ボクシング井岡【画像】でわかる圧勝の理由。世界戦20勝!すごい!

ボクシング・井岡3-0判定勝ち、完勝圧勝。祝祝祝!!うれしいです。おっとその前に、こらぁラウンドガールのお尻まるだし裸ぁ・・君が代(天皇陛下の代)、演奏のときくらいはガウン着なさい、失礼だぞ、も。それは、さておき井岡一翔(33)、いよいよ実力マックス期に入ってきました。楽しみです。

画像をごらんください。

井岡圧勝

写真は報知スポーツです。ドニー・ニエテスのガードの隙間をかいくぐった井岡のパンチがヒットしています。ニエテスの右が井岡の顎の先端(ジョー)を狙っています。一瞬、転瞬の時間差の怖さがありありです。

井岡一翔V5「借りは返した」 日本人最多の世界戦20勝目

井岡一翔V5「借りは返した」 日本人最多の世界戦20勝目…因縁のニエテスに判定勝ち
7/13(水) 22:12 スポーツ報知 https://news.yahoo.co.jp/articles/508a58a6643b5c159b4f5ef0297a760759ecbdbe

プロボクシング ▽WBO世界スーパーフライ級(52・1キロ以下)タイトルマッチ 王者・井岡一翔―同級1位ドニー・ニエテス(13日、東京・大田区総合体育館)

WBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(志成)が前王者で同級1位ドニー・ニエテス(フィリピン)を3-0の判定(117-111、118ー110、120-108)で退け、5度目の防衛に成功した。日本ボクシング史上初となる世界4階級制覇の経験者同士の対戦を制し、日本人では前人未到の世界戦通算20勝を達成した。

井岡圧勝

↑ この写真、おや? 井岡のグローブは赤だっけ?

とおもいました。もちろん黒です。赤(ニエテス)の内側に黒(井岡)が入っています。一瞬の差です。しかも井岡の顎は胸に引きつけられガードされています。しっかり守られています。鉄壁のガードでアタックする。なかなかこうはできません。

井岡圧勝

↑ 井岡の右がニエテスのジョー(顎の先端)に命中です。ニエテスの得意はアッパー(突き上げパンチ)ですが、それを出す前に井岡のパンチに先制されています。距離が合わない。ニエテスの得意、超接近に持ち込めなかった。井岡のフットワークが冴えています。

井岡完勝

↑ 終わってみれば・・井岡の顔は無傷です、ニエテスは・・出血だらけです。冷静沈着な井岡の圧勝でした。

おそらく、

おそらくですが、井岡がどこかで一気に倒そうとすれば、それを待ち受けていたニエテスのカウンターアッパーに見舞われていた。井岡は「絶対に勝つ」に絞りきったのです。そして絵に描いたように勝った。完勝圧勝。祝祝祝!!うれしいです。

井岡一翔、世界戦20勝(?)の戦績・・・

井岡はこれで世界タイトルマッチ20勝をあげたと報道されています。ほ~すごいな、と参考までに戦歴をみてみました。

・・・

7 2011年2月11日 ☆ 5R 1:07 TKO オーレイドン・シスサマーチャイ WBC世界ミニマム級タイトルマッチ
8 2011年8月10日 ☆ 12R 判定3-0 フアン・エルナンデス メキシコ WBC防衛1
9 2011年12月31日 ☆ 1R 1:38 TKO ヨードグン・トーチャルンチャイ タイ WBC防衛2
10 2012年6月20日 ☆ 12R 判定3-0 八重樫東(大橋) 日本 WBA・WBC世界ミニマム級王座統一戦WBA獲得・WBC防衛3
11 2012年12月31日 ☆ 6R 2:50 TKO ホセ・アルフレド・ロドリゲス メキシコ WBA世界ライトフライ級王座決定戦
12 2013年5月8日 ☆ 9R 2:51 KO ウィサヌ・ゴーキャットジム  タイWBA防衛1
13 2013年9月11日 ☆ 7R 2:17 KO クワンタイ・シッモーセン タイ WBA防衛2
14 2013年12月31日 ☆ 12R 判定3-0 フェリックス・アルバラード ニカラグア WBA防衛3
15 2014年5月7日 ★ 12R 判定1-2 アムナット・ルエンロン タイ IBF世界フライ級タイトルマッチ

16 2014年9月16日 ☆ 10R 判定3-0 パブロ・カリージョ コロンビア ノンタイトル
17 2014年12月31日 ☆ 5R 2:09 KO ジャン・ピエロ・ペレス ベネズエラ ノンタイトル

18 2015年4月22日 ☆ 12R 判定2-0 ファン・カルロス・レベコ アルゼンチン WBA世界フライ級タイトルマッチ
19 2015年9月27日 ☆ 12R 判定3-0 ロベルト・ドミンゴ・ソーサ アルゼンチンWBA防衛1
20 2015年12月31日 ☆ 11R 1:57 TKO ファン・カルロス・レベコ アルゼンチン WBA防衛2
21 2016年7月20日 ☆ 11R 1:11 KO キービン・ララ ニカラグアの旗 ニカラグア WBA防衛3
22 2016年12月31日 ☆ 7R 2:51 TKO スタンプ・キャットニワット タイ王国の旗 タイ WBA世界フライ級王座統一戦WBA防衛4
23 2017年4月23日 ☆ 12R 判定3-0 ノックノイ・シップラサート タイ王国の旗 タイ WBA防衛5
24 2018年9月8日 ☆ 10R 判定3-0 マックウィリアムズ・アローヨ プエルトリコ WBC世界スーパーフライ級シルバータイトルマッチ
25 2018年12月31日 ★ 12R 判定1-2 ドニー・ニエテス フィリピン WBO世界スーパーフライ級王座決定戦
26 2019年6月19日 ☆ 10R 1:46 TKO アストン・パリクテ フィリピン WBO世界スーパーフライ級王座決定戦
27 2019年12月31日 ☆ 12R 判定3-0 ジェイビエール・シントロン プエルトリコの旗 プエルトリコ WBO防衛1
28 2020年12月31日 ☆ 8R 1:35 TKO 田中恒成(畑中) 日本 WBO防衛2
29 2021年9月1日 ☆ 12R 判定3-0 フランシスコ・ロドリゲス・ジュニア メキシコ WBO防衛3
30 2021年12月31日 ☆ 12R 判定3-0 福永亮次(角海老宝石) 日本 WBO防衛4
31 2022年7月13日 ☆ 12R 判定3-0 ドニー・ニエテス フィリピン WBO防衛5

・・・

あれ? 不肖ぼくが指折り数えると・・「21勝目」になります。あっ計算オンチですのでお許しくださいね。

まとめ

井上尚弥との比較で井岡の試合はおもしろくないと揶揄する人もいますが、井岡選手は

ボクシングの真髄をみせてくれます。

SNSコメントをチラ見すると、

とても冷静で序盤から丁寧な試合運びで、試合を支配していてすごいと思いました。コメント欄では、ハラハラ、ドキドキする事が少なく観てて退屈な試合が多いのでファンになれませんとか言ってるのを見たけど、相手も18年間無敗で強い相手であって一回負けてる相手ってのもあるし、慎重になるのは普通でしょ。勝たないと意味がない世界に身を置いてるし、一番勝ちに執着している証拠やし、自分の好きなスタイルやエゴを押し付けて、終いにはファンになれないっていうなら見なくていいと思う。何より相手に何もさせず、クリーンヒットもあまり貰わず勝てたのはとてもすごいと思う。

今日は井岡選手が空間を支配して試合を進めており、完勝だったと思います。

ニエテス選手も衰えはしていましたが、隙のないボクサーなので結果として判定決着になりましたね。

今のスーパーフライ級は、ロマゴン、エストラーダと実績豊富な選手や、勢いに乗る若き王者ロドリゲス選手と、軽量級とは思えないほどの「群雄割拠」の階級です。

厳しい戦いになるのは当然ですが、ここら辺の選手との試合を井岡選手自身したいと思ってるでしょうし、ファンとしても本当に見たいです。

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