坂本雄一陸将が残した遺命・侵攻中国軍を阻止・陸自ヘリ第8師団長

陸自ヘリで遭難、坂本雄一陸将第8師団長の死亡が確認されました。謹んでご冥福をお祈りいたします。くやしい、かなしい。

坂本陸将が残された言葉をおもいだしてください。

坂本雄一陸将が残した遺命・侵攻中国軍を阻止

【遺命】
死後のために残した言いつけ・命令。

門田隆将
発見された1人がDNA鑑定で坂本雄一第8師団長と判明。陸幕広報も経験しただけに腰の低い柔和な信念の人だった。私もお世話になった。その後、第12旅団長を経て第8師団長に。まだ55歳。無念。せめて家族のもとに帰る事ができてよかった…日本の為に有難うございました。合掌

侵攻する中国軍を阻止・・・海の底でも自らに遺命をはっする意思のつよさにつよくつよく敬服いたします。日本国が中国の属国になってはならない。第8師団は対中国防衛の最前線でした。いや、でした、ではなく、今後も最前線です。

休日は阿蘇などを回り地域に惚れたい、と坂本陸将

地域に惚れて・・・日本に惚れて・・・。

第8師団長への着任あいさつでは、こう話されていました。

・・・

「戦い方の進化と変化に柔軟に対応し、部隊活性化のため向上心をもって新たなことに挑戦してもらいたい」

「(中国が)侵攻してくる場合は島などに部隊を配置して阻止の体制をとる」

「侵攻の可能性が高まった場合は先んじて部隊を配置し、阻止する」

「休日は阿蘇などの観光地を回り、地域にほれたい」

・・・

坂本雄一陸将・プロフィール

坂本陸将

坂本 雄一(さかもと ゆういち、1967年9月1日 – 2023年4月6日)は、日本の陸上自衛官。 最終階級は陸将。2023年3月30日に第39代第8師団長に就任。 就任直後の同年4月6日、航空偵察のためUH-60JA多用途ヘリコプターに搭乗して沖縄県宮古島周辺空域を飛行中に宮古島沖陸自ヘリ航空事故に遭遇し殉職した。

坂本雄一 – Wikipedia

1991年 3月:防衛大学校(第35期)を卒業、陸上自衛隊に入隊(第72期一般幹部候補生)
9月:第9普通科連隊
1992年 3月:3等陸尉に任官
1995年 3月:第3普通科連隊
1998年 3月:陸上自衛隊幹部候補生学校
1999年 8月:陸上自衛隊幹部学校付(指揮幕僚課程)
2001年 8月:第28普通科連隊

2003年 3月:陸上自衛隊研究本部
8月:外務省(欧州局 兼 防衛省防衛政策局)
2005年 3月:陸上幕僚監部調査部調査課
7月:2等陸佐
2006年 3月:陸上幕僚監部運用支援・情報部情報課
8月:陸上幕僚監部防衛部防衛課
2010年 3月:陸上自衛隊研究本部
8月:防衛研究所一般課程(幹部学校付)

2011年 7月:陸上自衛隊研究本部
12月:統合幕僚監部防衛計画部防衛課防衛班長
2013年12月18日:第3普通科連隊長
2015年(平成27年)8月4日:陸上幕僚監部監理部広報室長
2017年(平成29年)3月27日:陸将補に昇任、中部方面総監部幕僚副長(防衛)
2019年(令和元年)8月23日:陸上総隊司令部運用部長
2021年(令和3年)3月26日:第12代 第12旅団長に就任
2023年(令和5年)3月30日:陸将に昇任、第39代 第8師団長に就任

防衛省幹部「一見厳しそう とても心優しい人」

坂本陸将について 防衛省幹部「一見厳しそう とても心優しい人」 NHK

陸上自衛隊によりますと、坂本雄一陸将は北海道旭川市出身の55歳で、3月30日に熊本市に司令部を置く第8師団トップの師団長に着任したばかりでした。

平成3年に陸上自衛隊に入隊し、地上での戦闘などを担う「普通科」の幹部隊員として、北海道の部隊などに配属されてきました。

アメリカ軍との調整などを行う統合幕僚監部の防衛班長や、全国の陸上自衛隊の部隊を一元的に運用する陸上総隊司令部の運用部長など主要なポストを歴任し、先月、同期の隊員の中では最も早く階級が最上位の「陸将」に昇任しました。

第8師団長の着任に際しては「厳しい安全保障環境のなかで戦い方そのものが変化している。変化や進化を意識して、挑戦することを心がけてほしい」と隊員に訓示していました。

また「地域に信頼され、愛される第8師団に育成していきたい」と抱負を語りました。

防衛省幹部の1人は「一見厳しそうではあるが、気さくで周囲への気遣いができ、とても心優しい人でした」と話しています。

(NHKニュース)

まとめ

亡くなった人は物体としては物理的には消えます。

しかし遺命、遺訓などなどのおもいは消えません、残ります。生きつづけます。

残された言葉を大切に生きたい。

坂本雄一第8師団長、ご冥福をお祈りさせていただきます。ありがとうございます。

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