『永遠の0』(350万部)や近刊の『日本国紀』などでも話題の超ベストセラー作家・百田尚樹氏(66)が参政党から7月の参議院選挙に出馬!?との情報が飛び交っています。ホントでしょうかウソでしょうか。参政党創設者と2時間におよぶ対談! は事実です。しかし参政党からの選挙出馬は「ない」と判断します。参政党と百田氏の関係を検証します。
「永遠の0」の作家百田尚樹が参政党事務局長の神谷宗幣と対談2時間
参政等の熱意、こころ意気には百田氏も賛同しています。ご覧ください。
百田尚樹】氏が参政党事務局長【神谷宗幣】氏と対談!
百田尚樹先生が来てくれれば百人力だ!!!切望!
なるほどです。
百田さんは武田邦彦氏(78)を尊敬しています。武田氏は参政党から出馬です。そういうご縁があってのことです。
しかし、百田氏と参政党神谷宗幣(かみやそうへい・44歳)氏では「ウクライナ戦争」で意見が真反対なのです。むろん、どちらか軌道修正、変更すればOKですが、そうはならない。
百田氏は反ロシアです。参政党は反ウクライナです。
参政党はウクライナのゼレンスキー大統領を否定
参政党ホームページではっきりと反ウクライナの立場を明かしています。
ウクライナのゼレンスキー大統領は愛国者か?
はじめに
ウクライナのゼレンスキー大統領を首都キエフから脱出させて国外に亡命政権を樹立しようという動きがある。(2022年3月中旬)英米政府がそれを支援すると報道機関が報じている。(参考資料:1)そもそも、ロシアの侵攻があった2月24日の数日後にはアメリカのバイデン政権がゼレンスキー氏に対して「キエフ脱出・亡命」を薦めたが、彼がそれを断り1か月以上ウクライナ現役兵に加え予備役軍人や市民を組織化し、ロシア軍のキエフ侵攻を阻んでいると報道されている。
2014年のミンスク合意違反?
その点だけを見ればゼレンスキー氏はロシアに全力で対抗するウクライナの愛国者のようだが本当にそうだろうか? 2014年にフランスとドイツが仲介の労を取りロシア・ウクライナ間の停戦協定がベラルーシの首都ミンスクで結ばれている。このミンスク合意に反して国内のネオナチやアゾフ大隊・連帯と呼ばれる極右勢力を使い、ロシア系の自国民が住むウクライナ東部ドンバス地方を執拗に攻撃したのが彼だ。(参考資料:2)トルコ製のドローンまで使ったネオナチ勢力の攻撃に、生命財産の危険を感じたロシア系ウクライナ人がプーチンに助けを求めたのが、今回のロシアのウクライナ侵攻に繋がっているのは確だ。
ゼレンスキー大統領がロシアを挑発し戦争を仕掛けたと参政党
以下、詳しくは参政党ホームページを、どうぞ。
https://www.sanseito.jp/translation/4230/
既成政党にはない切り口の主張です。
しかし世論(日本、EUなど)と真反対の意見には世間(選挙)はついてこない。選挙に通る目的の政治活動はしない・・なるほどですが・・。これでは、ウクライナは降伏せよと呼びかけた元維新の橋下徹氏の立場とあまり変わりありません。
百田尚樹氏は一貫して橋下徹のウクライナ降伏すべし論を嘲笑非難しています。
百田尚樹の選挙出馬は、あるなら自民党から!
百田尚樹氏が選挙出馬を検討しているとすれば、自民党、一択です。
上出掲載のユーチューブでも、選挙は自民党に勝たせたい。自民党に投票すると断言しています。百田氏が自民党議員になれば、安倍晋三、高市早苗のリベラル(自由)保守路線への強烈なバックアップになります。現政権、岸田首相への睨みに凄みが増します。
まとめ
百田尚樹氏の参政党からの立候補はありません。
あるなら自民党でしょう。
↑ そういう、自民党を勝たせる、決意しました!?
参政党は選挙の台風の目になると評判上昇ですが、有権者に「反ウクライナ・反ゼレンスキー大統領」が浸透すれば勢いが落ちるとおもいます。