木下ふみこ都議報酬8000万決定!なぜか辞職も逮捕もなし!

え~、無免許で事故ったのに、除名でも辞職しない木下ふみこ都議に年間2000万円、任期4年だから8000万円の都議報酬が支払われる。すごい。でも、なぜ辞職も逮捕もないのか不思議です。辞職では8000万円もらえないから必死なのでしょう。欲深くて煩悩まみれは人の常とはいえこの8000万円は人の怒りの火に油をそそぐようなものだとおもいます。

札束

警視庁によると無免許は公表なしが通常で、逮捕なしは、逃亡の恐れはなし、だからそうです。では、警察は書類送検で木下ふみこ都議無免許事故は、これにて一件落着・・・?

夕刊フジの質問に警視庁広報課は次のように回答しています。

警視庁は無免許運転があっても、基本的に発表していない。理由は公表していない。今回は逮捕もしていない。逆に今回だけ発表すると、『なぜ今回だけ?』となる。未発表であっても、警視庁記者クラブ加盟社には、問い合わせがあれば、しかるべき所で対応している

夕刊フジ

報酬8000万円の木下ふみこ都議への議員辞職勧告に法的拘束力はない。

では、これで一件落着となるのでしょうか。

木下ふみこ

写真:木下ふみこ都議

他の都議による議員辞職勧告という手はあるのか。手はありますが、議員が議員を辞職させるのを認めると党利党略や個人的事情がからむので法的拘束力はありません。

なぜ議員辞職勧告決議は適当ではないのか。

(自治日報抜粋 地方議会研究会代表・野村 稔)
http://www.kvision.ne.jp/~t-isobe/topics/topicf67.htm

地方自治法は議員辞職勧告決議を規定していませんが、例えば議員に不祥事件がありますと、他の議員から辞職勧告決議案が提出されます。法律上認められた議案ではなく、事実上の議会の意思決定を求める議案です。事実上の問題であっても、議員には提案権がありますので、所定の要件を満たして提出されるならば、議長は受理する義務があります。

しかし、議員に議案提出権があるからといって、なんでも提案してよいものではありません。この一つが議員辞職勧告決議案です。当該議員が議員として適当か不適当かは、選挙した住民が判断すべきことです。選挙された議員が同じく選挙された議員についての適、不適を判断する権限はありません。それは四年毎に行われる選挙で、住民が判断すべきことであるからです。

また、①議員の任期四年は法律で保障されていること、②議会が辞職勧告決議案を可決しても法的拘束力がないこと、③当該議員が辞職勧告決議にしたがわなかったとき、議会の権威が低下すること、④不祥事件で逮捕された議員が議会の議決にしたがって辞職したとき、仮に将来無罪であることが確定した場合、議員の資格や名誉を回復させる手段がないこと等からも、議員辞職勧告決議案の提出には賛成できません。

不祥事件を起こした議員は、自らが住民代表の議員として適、不適のいずれかであるかを判断する必要があります。いわゆる政治的責任をどういう方法でとるかは、当該議員が決めることであり、議会や同僚議員が辞職勧告決議で議員に強要すべきことではありません

議員辞職勧告決議案の取扱いをめぐって、会派間、議員間が対立し、議会本来の使命である議案の審議が停滞する事例も見られますが、これでは議会が住民の信頼を失うことになりかねません。

議員辞職勧告決議案は議会に関する問題ですから、議会運営委員会に付託されます。ここで提出者の説明を聞いた後、議会の議決事件になじむかどうか十分審査する必要があります。本人の弁明をはじめとして参考人の意見を聴き、議員辞職勧告決議の法的性格、妥当性等を当該議員だけの問題ではなく、歴史に残る議会の意思決定として適切であるかを掘り下げて論議することが求められます。

「辞職勧告決議」は議会の議決ですが、あくまで「勧告」であって法的な強制力はない。辞職勧告を受けても辞職せずに議員をつづけることが可能です。

木下ふみこ都議を退職させるには「リコール」が一般的だが・・

では、「その職にふさわしくない」と思った地方議員に“退場”してもらうとしたら、いったいどのような制度が用意されているのでしょうか。

リコールが最も一般的ですが、有権者の3分の1以上の署名と、さらに住民投票での過半数の同意が必要となります。

 最も一般的な方法は、有権者によるリコール(解職請求)です。地方自治体は文字通り、住民の「自治」を大原則として成り立っており、リコールも地方自治法に規定があります。リコールできる対象は「議会(解散)」「首長」「議員」「主要公務員(副市長など)」 で、有権者の3分の1以上の署名を集めると、請求は成立です。その後は住民投票を行い、本当に解職して良いかどうかを判断。そこで過半数が解職に同意すれば、首長や議員は失職します。

(THE PAGE Yahooニュース)

都議会が木下ふみこ議員を「懲罰」処分する方法がある

議員の3分の2以上が出席した本会議で4分の3以上が賛成すると除名は成立し、その議員は失職

します。

議会が自らの手で「決着」させる方法もあります。実は地方自治法は134条~137条で議員に対する「懲罰」を定めています。懲罰は重い順に「除名」「出席停止」「陳謝」「戒告」の4種類。ここで問題になるのは「除名」処分です。議員の3分の2以上が出席した本会議において、4分の3以上が賛成すると、除名は成立し、その議員は失職します。

(THE PAGE Yahooニュース)

↑ この方法が最も有効、最適ではないか、とぼく(法律無知)はおもいますが、どうでしょうか。

わ~、タイム、

きょうも照ノ富士も白鵬も勝ったあ!! う、うれしいでっす。(7月12日午後5時50分)

あ、すみません、話元へ。

都議が車の酒気帯び自損事故で辞職した実例・・・

都議の交通事故といえば、柿沢未途(かきざわみと)衆院議員(無所属)が都議時代の2008年2月に首都高速で酒気帯び運転して自損事故を起こし都議を辞職しています。

飲酒運転で事故・民主党(当時〕の柿沢都議が議員辞職 (2008年2月12日)。

飲酒運転で事故 民主党の柿沢都議が議員辞職

(TOKYO MX 東京メトロポリタンテレビジョン)↑

柿沢都議(当時)は謝罪記者会見をおこない自ら辞職し、その後の再起も可能となったのです。きちんとけじめをつけています。

しかし木下ふみこ議員は謝罪文を発表しただけです。

木下ふみこ都議の謝罪文、全文紹介

文中のゴシックは筆者(ぼくtomo)です。

都民の皆様へ

無免許で自動車を運転し、さらに交通事故を起こしてしまったことについて、猛省しております。 私の今回の行動が有権者の皆様の信頼を損ねることになってしまい、心よりお詫びを申し上げます。 また、多くの方々にご迷惑をおかけしており、申し訳なく思っております。7月2日(土) 午前7:30 頃、免許停止中に自動車を運転し、 高島平駅前交差点の右折帯にて他の車に従って曲がろうとしていたところ、 私の車が先頭になっているタイミングで、後方よりクラクションがなりました。 前に出過ぎていることを注意されたと思い、低速でバックしたところ、 後方に停車していた自動車にぶつかる事故を起こし、自動車に搭乗されていた方にお怪我をさせてしまいました。

まずはお怪我をさせてしまった方に心よりお詫びを申し上げるとともに、誠意ある対応を行っていきたいと考えています。 一日も早い回復をお祈りいたしております。
また、無免許で運転していたこと及び事故を起こしたことについて、警察による取り調べに真摯に対応しております。 捜査中の案件ですので、具体的な事項については、弁護士さんの助言を受けて、それが整理された段階でご説明いたしたいと考えています。

都議会では、現在、無所属議員となっておりますが、都議会のルールでは会派を名乗らなければならないため 、僭越ながら一人会派を立ち上げた形になっています。 今後については、私にいただいた29,767票の重みを踏まえ、 有権者の方々との絆を大切にし、損ねてしまった信頼を取り戻すためにどうすれば良いか、 様々なご意見をいただきながら、熟考を重ねてまいります。

重ね重ね、私の今回の行動が有権者の皆様の信頼を損ねることになってしまい、深くお詫びを申し上げます。 また、多くの方々にご迷惑をおかけしており、申し訳なく思っております。

最後に、今回の選挙におきましてご支援いただきましたボランティアスタッフの皆様、 関係するすべての皆様にも、心よりお詫びを申し上げます。

令和3年7月8日
都議会議員 木下ふみこ

お問合せ先:info@k-fumiko.jp

注釈を入れさせていただきます。

右折帯にて他の車に従って曲がろうとしていたところ、 私の車が先頭になっているタイミングで、後方よりクラクションがなりました。 前に出過ぎていることを注意されたと思い、低速でバック////

・・・↑ これ意味が不明です。ぼくtomoはベテランドライバーです。ハイウェイでスピード200キロで気分良く走行中に巡らパトに捕まったことも恥〕あります。それはともかく。右折帯でバックなんてありえませんよ、普通は。それに低速でバックで、なぜ、後続車の人がケガをするのか?わかりません。免停というより、免許取得していないのでは、とおもえます。

捜査中の案件ですので、具体的な事項については、弁護士さんの助言を受けて、それが整理された段階でご説明いたしたいと考えています。////

・・・? 捜査中の案件・・? え? そんなに複雑な案件なのか? 弁護士さんの助言を受けて? 謝罪文まで弁護士とは、何? このようなくどくどした作文では誠意が伝わりません。

総じて謝罪になっていないのです。

まとめ

一度や二度の失敗は誰にでもあります。何度失敗してもやり直せるのが人生です。でも、やり直しには、その失敗にケリをつけることは必須の条件です。木下ふみこ議員の謝罪文はそのケリのケの字にもなっていません。残念ですね。一人会派を立ち上げて個室ももらい8000万円。世間というものをナメきっているようにおもえます。

関連記事:除名でも辞職しない木下ふみこプロフィール小池知事と仲良し「画像」

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする