1月25日の春節とは旧暦元日、お正月、日本でも明治までは

あけましておめでとうございます・・いまごろ何? はい旧暦春節お正月です

写真は鎌倉の「佐助稲荷神社」です。

あけましておめでとうございます。

旧暦(太陰太陽暦)では2020年は1月25日(土)は元日です。

あけましておめでとうございます。

いまごろ何? まだ寝ぼけてるの? と言われそうですね。たしかに今年2020年、新暦、年明けには元旦(元日の朝)に張り切って近くのお社に初詣に行きましたが、ナニか罰当たりなことをやったのか風邪を引き二週間も寝込んでしまいました。風邪の邪は邪気の邪ですからねぇ、邪気とは邪(よこしま)な悪い気。

風邪薬の副作用で最後は救急車のお世話にもなり・・・あ、ごめん、ぼくの寝ぼけ状態を説明したくてこんなこと、おめでたいこと、春節や旧暦のお正月おめでとうを書くつもりはありません。話、元へ。

・大辞林(三省堂)しゅん せつ【春節】・中国で、旧暦元旦のこと。
・ウィキペディア 中国・中華圏における旧暦(時憲暦)の正月(旧正月)である。

などなどググってみても必ずのように「中国の・・」と出てきます。これは正確には的を射ていません。春節という言葉は共産党国の中共・中国、チャイナでつかう漢字ですが、日本をのぞく東南アジアの多くは春節の日がお正月です。台湾、ベトナム、カンボジア、韓国などなど多くは2020年1月25日が「お正月」、元日です。

お正月のことを韓国では「ソラル」、ベトナムでは「テト」といます。チャイナ(中共、中国)では「チュンチエ」と言います。春節を「しゅんせつ」と読んでしまえばこれは日本語ですからね、「中国の・・」と区切ってしまうのは無理がありますよ。

ですから、

あけましておめでとうございます!

しつこい 笑)

いやいや聴いてください。

日本でも明治5年までは旧暦でした。あらゆる祭祀も皇室祭祀もすべて旧暦で営まれてきたという長い長い世界で一番長い歴史を持つこの国、日本の歴史があります。

あ、別に現在の新暦がイヤと言っているのではありません。新暦は日本が明治6年以降に採用した 現実 という具体です。旧暦は長い長い歴史という過去ですが、歴史は 感情 でもあります。ですから、

お正月、あけましておめでとうございます。

と、ま、ぼくの感情が おめでとうございます と、ほとばしってしまうのです。春節という言葉を「中国の・・」という限定的な言葉で区切るのではなく、日本人という感情のなかにはいまでも旧暦の「おめでたい」感情がたしかに温存されているのです。

旧暦は日本文化の根っこにある感情史(歴史)です

写真は鎌倉の山と街と海です。衣張山頂上から。25日、お正月元日の初登山。

そういえば、きょうも寒いですね、季節を表す「24節気(にじゅうしせっき)」の「大寒」は2020年は1月20日です。2020年の寒の入り1月6日で寒の明けは2月3日ですからね・・・一年でもっとも寒い時期を表す言葉ですね。←これって、24節季って旧暦をそのまま残しているのです。

かしこいですね、ちゃんと感情の歴史をいまもつかっています。うれしいです。

頭隠して(旧暦廃止、グレリオ歴。西洋歴採用)、尻(旧暦)隠さず。!?

ま、いまの日本人のほとんどの人はそういう感情を表面では忘れているかもしれませんね。ぼくにしましても、新暦お正月を寝て過ごさなければ新暦生活という現実が主体のくり返しだけが過ぎていったのかもしれません。

じつは、この「おめでとうございます」には伏線があります。

記憶力にはなはだしく欠けるぼくが旧暦を突然思い出したわけではありません。夢幻のお告げ (^^)があったのです。前夜、24日金曜日深夜です。明日はどうするのか、どこへ行くのか・・・というか、誘(いざな)いが起きたのです。 自問自答?

じゃ、明日はビューティフルリッジ塔ノ岳大倉尾根に行こうかと答えたのです。お応えはそれは止めておいたほうがよい。すると、 鎌倉、 という言葉が降りてきたのです。鎌倉を走ってお社にお詣りしよう・・・ご宣託です。あ、ぼくは走れません。それなら歩きなさいよ~。OKわかりました! あぁ、寝ぼけたことをとお笑いでしょうが。初夢っていえばそういうことになります。深夜です。日にちは25日、お正月になっています。しかしその時点では、じつはまだ、旧暦お正月に気付いていませんでした。

ちなみに鎌倉はここ30年間すごし、間近のお社には必ず初詣に参上していました。今年は現の住まいの近くのお社に行きましたが、鎌倉には行っていません。

初夢!? お告げ・・鎌倉を走りなさい・・お社に詣でなさい

写真は佐助稲荷神社に奉納した鳥居です。「寶生苑」。

では、いつ、気づいたのか・・・それは、

佐助稲荷神社参拝殿にたどり着いたときでした。お社が新築になっていました。おお、真新しくて、お正月みたい・・・え、なに?! 初詣みたい?! おぼろげに・・・もしかしてきょうは旧暦の・・・と気づいた、というか、神さまに教えていただいた!? のかもしれません。

そんなわけで、あらためまして、

あけましておめでとうございます。

時代はどんどん先へすすむ。でも忘れたくないことも

写真は佐助稲荷神社拝殿の上にある「磐座・岩座(いわくら)」。

磐座(いわくら)は、原始信仰の場所でした。佐助稲荷神社は元々を遡(さかのぼ)れば縄文時代に至ります。いまは山の中腹ですが、むかしむかしは、この近くが海岸線でした。

磐座(いわくら)についてはウィキペディア(Wikipedia)の答えが納得ですので少し引用させていただきます。

「神事において神を神体である磐座から降臨させ、その依り代(神籬という)と神威をもって祭祀の中心とした。時代とともに、常に神がいるとされる神殿が常設されるに従って信仰の対象は神体から遠のき、神社そのものに移っていった」

祭祀の中心が新しい拝殿に・・・いえ、いや、勝手に決めつけては・・・と思います。数年前まではこの磐座(いわくら)に赤い鳥居が立ち、参詣者の通はここまで来て詣でておられました。ぼくも、ここが大好きでした。なにせ岩登りがぼくの道楽でもありますからね^^岩は好きなんです、、、話元へ。

・・・そんなに思うなら・・・おまえが鳥居などたてなさい・・・。

あ、白昼夢、です。

でも、もしかしたら・・・!!

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このような季節行事ものを書いても、このょうな新しいブログでは検索されないそうですね。季節ものは3,4カ月前に書かないと見てもらえない・・。来年の旧暦お正月ごろには検索エンジンに評価されるかもしれない。え~、そんな、先の先の実感のともなわい文章はぼくには無理です。

え^い、ついでに2021年旧暦お正月は「2月12日」です。これで、どうですか? 検索エンジンさま ^^)

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