動画でわかるWindyの台風14号2020の進路予想 ↑
右上の「風」をクリックし、さらに「風速」をクリックすると「台風情報」に拡大されます。Windyは世界一詳細と言われているのは上掲のようにリアルに伝えているからです。いわば台風の実況中継のようなものです。
▶を押すと今後の進路予想を見ることができます。
Windyは風の動きだけでなく、雲の動きや波なども可視化されています。天気予報サービスを世界中に提供するチェコの会社です。
気象庁・台風14号は本土上陸のおそれ!大雨にも要警戒!
台風14号は、九州の南の海上を発達しながら北上しています。9日以降、西日本や東日本に近づくと予想されます。前線の活動が活発になり、西日本や東日本で大雨に警戒してください。
気象庁によりますと、強い台風14号は、正午には鹿児島県の種子島の南東320キロの海上を、1時間におよそ15キロの速さで北へ進んでいるとみられます。
中心の気圧は970ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで、中心の半径110キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。
台風14号と秋雨前線の雲(ウェザーマップ)
台風14号の予報円(ウェザーマップ)
転向点から東に進路を変え、本土の太平洋岸沿いに向かいます。予報円が大きく上陸をふくめた警戒が必要とみられます。
アメリカ米軍合同台風警戒センター(JTWC)の14号進路予想。
米国海軍の公式ウェブサイトからの引用です。↓
上部の赤い矢印が台風14号です。↑
太平洋岸に沿って北東東に進みます。
九州、西日本、中部、関東などの大都市がすべて警戒区域にすっぽり入っています。
ECMWF(ヨーロッパ中期予報センター)の進路予想。
え? ヨーロッパはアジアから遠いのではと思われる方もいるかもしれませんが、いえいえ、スーパーコンピューターを駆使すれば距離の遠近など無いにひとしいのです。ECMWFの台風情報は世界一の精度と評判です。
10月9日(金曜日)の台風14号
10月10日(土曜日)の台風14号
10月11日(日曜日)の台風14号
10月12日(月曜日)の台風14号
金、土、日・・・週末の日本は台風14号の暴風雨に襲われます。
まとめ
日本の気象庁、アメリカ(米軍)、ECMWF(ヨーロッパ)、Windy(チェコ)・・・台風14号進路予報いづれもほぼ一致しています。要警戒です。
残念ですが週末の行楽などは中止してください。
前回、超超大型台風10号が最後に進路を西に外れるという神風(?)もどきの幸いがありました。今回はそうはいきそうもありませんのでご注意!!! 飛行機、新幹線、高速道路などの交通機関は使用不能の状態が避けられそうもありません。