週刊新潮4月11日号は、ケシカラン、です。と、おもいます。
週刊新潮4月11日号は、ケシカラン
ああ、にしても、週刊誌は「台湾地震」も「大谷翔平ホームラン」も触れることはできません。週刊誌は最新ニュースは追えない。仕方ないのですが、、
さはさりながら
(「それはそうであるけれども」という、おおむね同意しつつも完全同意はしかねる・反論したい部分もあるといった意味合いを示す言い方。)Google検索
表紙は、いいです。すてきです。
表紙のはなし 成瀬政博 (80P)
散歩していると、これは何だろうというものにときどき出会います。空き地にポツンと小さな祠を見つけてのぞいてみたら、こんな絵のようなものが収められていて、これは閻魔さんなのか、お不動さんなのか、足元には言わざる聞かざる見ざるの猿もあって、寛政と言えば拾八世紀の終わり頃。レリーフの色付は近年のようで、ようわからんけど、村人は大切にしてるんやろなあ、と思いましたね。
↑ 白黒のニャンコ、かわいいですよね。
いえ、さはさりながら、、最新号4月11日号、にはがっかりです。2つの大特集が、
・「小林製薬」の元凶は強欲会長 グラビア 芦屋・六麓荘のブルーレット御殿
・なぜ「大谷翔平」を裏切るほど「一平」は深みに・・水原家三代賭博の源流
↑ これがイカンのです。底が浅いのです。
・「小林製薬」の元凶は強欲会長 グラビア 芦屋・六麓荘のブルーレット御殿
↑ なんなんですか。強欲が悪、ですか、会長が今回の事件を起こしたのではありません。責任は社長が担います。そもそも企業人で欲が浅くては、務まりません。欲の団子、いえ欲望の固まり、欲の高い人が正義なんです、とおもいます。
グラビア 芦屋・六麓荘のブルーレット御殿
↑
なんなんですか。芦屋・六麓荘に恨みつらみがあるんですか。個人の住宅をさらしものに溜飲を下げる・・プライバシーへの配慮なんて一顧だにもしないこの浅はかな無神経ぶり。
写真:週刊新潮が掲載のブルーレット御殿
六麓荘は町内入会金が50万円。
芦屋六麓荘は、とても良い質の高い住宅地です。しょせん庶民には手の届かない一等地、だから強欲という悪徳者でないと、住めないから、この際なので、さらしものにしよう!
浅知恵です。やめなさい。お里が知れますよ。週刊新潮という週刊誌文化の担い手であった過去を、さよなら、ですか?
次! これもひどい!
水原家三代賭博の源流
・なぜ「大谷翔平」を裏切るほど「一平」は深みに・・水原家三代賭博の源流
なんなんですか。これは。
水原一平氏(39)が責められて当たり前です。当然の帰結です。大谷翔平という稀代の天才、プロ野球選手のお金に手をつけ、大谷翔平の足を引っ張るなんて、とんでもない。
ですが、、
水原家の過去、ご先祖も悪い、とは、なんなんですか。
祖父は博徒大好き・・そんなことを水原一平バッシングに使うとはケシカランのです。ご先祖が博打が好きだったから、一平も違法賭博が好きになったのも仕方ない、とはいえません。そんなことは、わかっている・・ならば、特集記事にしたてあげてはイケマセン。せいぜい半ページの囲み記事ですよ。
なのに6ページも費やしては「知性」のかけらもありません。幼稚な恥性。
もっと堂々たる勝負で記事を書いてください。
まとめ
週刊新潮4月11日号の特集記事はつまない。ノー知性です。
でも、来週号には期待します。バッシングにも編集者のささやかでも知性をしのばせてください。
特集記事の他は結構楽しめましたので。