総理の“応援団長”と呼ばれる作家百田尚樹が安倍首相「批判」に転じた!?
120分インタビュー 百田尚樹 「安倍さんには失望した」 総理の“応援団長”と呼ばれる作家が「批判」に転じた真意を語る—
週刊ポスト2020年4月3日号の表紙まん真ん中を飾る記事です。
注::以下、文中、敬称略。
え? 一瞬、思いました、百田尚樹が裏切ったのかぁ・・と。そう言やぁ、百田尚樹の文章には反戦平和の元ヒダリ系の匂いもするし・・と。
記事のインタビューアー、ノンフィクションライター・石戸諭(いしどさとる)と言えばずっと安倍政権批判派応援だしなぁ・・ネットウヨへの非難もしているし・・元毎日新聞記者だものなぁ・・。ぶつぶつ。
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石戸諭(いしどさとる)とは。
ノンフィクションライター。元毎日新聞、BuzzFeed Japan記者。 ハーフポスト日本版記者
生年月日: 1984年 (年齢 36歳)
出身地: 東京都
学歴: 立命館大学法学部
書籍: 「リスクと生きる」「死者と生きる」
最近の政治的主張
・孤独な安倍政権の終わりの始まり
・安倍晋三政権は孤独な政権である。おそらく、彼らにこれ以上の危機管理は望めない。
・論理的ではない説明を繰り返す政権。
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ま、立憲民主党みたいな、この石戸諭と組めば・・・もちろん政権批判だ! ああ、百田尚樹は、どこへ行ったのか、行くのか? 風の中の百田尚樹 砂の中のヒャクタ、ナオキ ♫
で、早速、週刊ポストを手にしました。
なぜ百田氏は、これまでの”称揚”から一転、厳しい批判を繰り広げたのか—雑誌「ニューズウィーク日本版」で特集「百田直樹現象」(19年6月4日号)を執筆したノンフィクションライター石戸諭氏が、その真意を質した。
↑ これリード文です。
“称揚”、褒め上げる、ですね。普段はあまり使わない言葉で端(はな)から百田尚樹を牽制(けんせい。相手を威圧)しています。「一転、厳しい批判・・」うん、←これ、石戸諭の日常的通常行為です。っていうことは、はっきりしていますよ。安倍政権への厳しい批判をしましょうの記事ですよと宣言しているのです。うんうん。
なるほど。
以下、石戸諭のインタビュー、質問だけを恣意的(しいてき。自分勝手に思いがまま)に抜書きします。
安倍首相は百田尚樹らと会食したのは良くないという批判
――2月29日には、安倍首相と百田さん、ジャーナリストで『日本国起』の編集者を務めた有本香さんと3人で会食した。どういう経緯で実現したのでしょうか。
――会食に誘った理由について、安倍首相から何か説明がありましたか?
――百田さんが安倍政権批判に回ったことが嫌だったのではないでしょうか。対策も兼ねて、会食がセットされた可能性があると思います。
――「安倍首相はこんな時期に専門家でない人と会食すべきでない」との批判もありました。
――安倍首相が払ったという会食費用も、突き詰めれば税金から支払われていることになる。
――百田さんは中国や韓国に対して日常的に激しい言葉で批判している。嫌韓、嫌中色が強く、時に「ヘイトスピーチ」的だと言われています。
ああ、妙ちきりんなクエスチョンですね。それがインタビューアー石戸諭の仕事ですけれど・・・「税金が・・・」のQには百田尚樹は「ワシがどんなけ税金払ってると思てるんや」と笑い飛ばしています。 (注::百田尚樹は本がベストセラーになった年は○○億円の年収ですから税金もその年だけで〇〇億円払っています。)
Q&Aを煎じつめると、Qで政権批判し、A(アンサー)のほうには安倍政権批判などはこれっぽっちも出てきません。批判しているのは石戸諭・・・という構図ですね。
入国制限、休校要請、五輪中止・・・『有事にこそ政治家の器がわかる』
と見出しで安倍政権批判ムードを醸(かも)しておいて、
――今回の感染拡大については、リベラル派からも「安倍政権の人災」という声が上がりました。
と何としても政権批判に持ち込もうとします。なんか悪あがき・石戸諭。このQに百田尚樹がズバリ答えています。
そういうアホとは一緒にされたくない・・・と百田尚樹
百田尚樹
「そういうアホとは一緒にされたくないですね」
「連中の目的は政府批判だけ。国のことなんか考えていない」
「立憲民主党の福山哲郎(幹事長)は春節前に観光客を止めたら観光業界が大ダメージを食らうと言っていたくらいです。3月になって「政府の対応が遅い」と批判しても後出しジャンケンです」
まとめ
などなど・・・大見出し・・百田尚樹 「安倍さんには失望した」・・はパーフェクトに空振りしています。が、しかし、ま、担当編集者のタイトル付けとしては優秀だったと思います。こうして最近読んでなかった週刊ポストを私も手にしたのですから
政権批判という“印象操作”もできています。
しかし、百田尚樹がツイッターで反撃しています。
「週刊ポスト」の見出しがひどい!「百田尚樹『安部さんには失望したわ』」って。たしかに失望した部分はあるけど、ちゃんと評価もした上でのことや。インタビューの中でもはっきり言うている!
もっともだと思います。 風の中の百田尚樹、砂の中のヒャクタああ ♫
注:お二人の敬称略、失礼しました。