台風１２号は当初予想より東に逸れて通過すると発表されました。関東圏などへの上陸はなくなりました。
・・・当初予想は・・・台風12号が日本の南を北上し、24日（木）から25日（金）にかけて西日本や東日本に接近します。西日本や東日本では23日（水）から25日（金）にかけて、暴風やうねりを伴った高波、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に警戒・注意が必要です。竜巻などの激しい突風や落雷やひょうが降るおそれがあり注意。
首都圏、注意！！・・・でした。
台風１２号はアジア名、ドルフィンと命名されました。香港命名で「白いイルカ」とのことです。
以下は当初予想です。
ただし文末掲載のWindyは「リアル動画」ですので進路のずれがわかります。
台風１２号ドルフィン、気象庁の進路予想図です。
台風１２号ドルフィン気象庁の防風大雨警戒地域です。
予報円が広範囲に広がっています。
台風12号は日本の南にあってゆっくりした速さで北北東へ進んでいます。中心気圧は992ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートルです（22日午前3時）。
台風は今後、日本の南をゆっくり北上し23日から24日にかけて暴風域を伴う見通しです。24日から25日にかけて西日本や東日本にかなり接近するおそれがあります。
気象庁発表の海水温度図です。
引用元：気象協会HP
ピンクカラーの海水温が26.5度以上で台風発生の可能性が上がります。先般の台風10号発生時からしばらくはこの30度ラインが日本近海にまで達していました。台風8，9，10号通過で27度まで下がっています。
アメリカ米軍・合同台風警戒センター（JTWC）の１２号進路予想。
米国海軍の公式ウェブサイトからの引用です。↓
予報円の巨大さがよくわかります。首都圏、注意！！
引用元：JTWC
画面上部、TS 14W “DOLPHINの赤い矢印が台風１２号ドルフィン（2020年）です。
14W・・・と米軍では14号になっていますが、日本では内2つは熱帯低気圧としての扱いでした。
「動画で示す」ECMWF(ヨーロッパ中期予報センター)の進路予想。
見ていて飽（あ）きませんね。↓
最新情報が目で見えます。
右上の「風」をクリックし、さらに「風速」をクリックすると「台風情報」に拡大されます。
Windyは風の動きだけでなく、雲の動きや波などが可視化できています。天気予報サービスを世界中に提供するチェコの会社です。
精度世界一との評判は、このリアルさからきていると思います。