え? 誰? ホシノなんとかって? と問われてしまいました。ゴルフファンなら先刻ご承知ですが、一般的にはまだまだ無名の【星野陸也】選手(25)ですね。松山英樹、石川遼、渋野日向子らの名前はわかるけれどという認知度です。しかし世界のメジャースポーツ、ゴルフのオリンピック日本代表選手です(東京五輪代表は松山英樹と星野陸也)。星野陸也とは何者?出身地はどこ?父の名前は?などを星野陸也さんの練習方法(動画)といっしょに紹介してみます。
ちなみにWikipediaでは、たった2行の記述でした。
星野は6歳のころからゴルフを習いはじめ、中学校は卓球部に所属していた。水城高校在学中には関東ジュニア選手権を連覇を成し遂げる。2016年日本大学を中退し、QTで1位通過。2017年チャレンジツアーでは開幕戦を制し、2018年フジサンケイクラシックでプロ初優勝。
と、とても五輪代表とはおもえない極小分量で終わりです(2021年6月20日現在)。
星野陸也の出身地は茨城県で5人家族。父は物理学教師、星野宏58歳。
星野陸也選手の出身地は茨城県笠間市で両親と姉、妹の5人家族です。父の名前は星野宏さんで年齢は58歳。母は正子さん、姉の麗香さん、妹の優佳さんの5人家族です。
写真は左から姉、父、本人、母、妹。2018年フジサンケイクラシック優勝での記念写真です。
本人星野陸也さん身長186㌢ですので頭一つ分背が高い。頭抜ける、ですね。
フジサンケイクラシック優勝当時の写真から家族の絆のつよさが・・・
いいですね、日本の親と子のおもむきがビュティフルです。
父宏さんはゴルフはシングルプレイヤー(ハンデキャップ9以下)です。
星野陸也さんの2018年フジサンケイクラシック優勝当時の日刊スポーツが星野陸也選手のプロフィールなどを紹介しています。引用します。
陸也の名前由来は、大陸のように大きなスケールで成長してほしい。
日刊スポーツ2018年9月3日
<男子ゴルフ:フジサンケイ・クラシック>◇最終日◇2日◇山梨・富士桜CC(7566ヤード、パー71)◇賞金総額1億1000万円(優勝2200万円)
大器が覚醒の時を迎えた。ツアー本格参戦2年目の星野陸也(22=フリー)が7バーディー、2ボギーの66で回り、通算16アンダーの268でツアー初優勝を飾った。99年の日本ゴルフツアー機構発足後では、第1日から4日間単独首位を守り抜いての初優勝は日本人3人目。後続に5打差をつけ、富士桜CCに舞台を移した05年以降の大会最少ストロークを3打更新する完勝だった。186センチの長身から300ヤード超のビッグドライブを繰り出す日本の新星は、近い将来の海外挑戦も見据えて賞金王のタイトルに狙いを定めた。
星野の笑顔が、泣き顔に変わった。この日応援に駆けつけた父宏さん(55)ら家族と抱き合い「小さい頃から育ててもらって…。勝手に涙が出てきました」。水城高2年の関東ジュニアでアマ初タイトルを獲得した時以来のうれし涙は、重圧との闘いの証明でもあった。昨季も大型新人の期待を背負い「やっと、応えられました。良かったあ…」とつぶやいた。
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幼少期はゴルフと並行してサッカー、水泳、ギター、ピアノなどに通い「感性を磨いて、ゴルフに生かしてほしかった。いわゆる『英才教育』です」(宏さん)。ベストスコア72の父は、星野が小学生の時に目の前でホールインワンを決めた。身近な“ライバル”の存在が負けず嫌いに火を付ける。練習場で「もう帰ろう」と促しても球を打ち続けるのが日課になった。
スイングへの貪欲な探求心は、高校で物理を教えていたこともある父の理系の血を引いていると思わせる。特定のコーチに長く師事したことはない。以前、コーチをつけている友人と話した時「スイングのこと(理論)を全然知らなかった。自分の方が詳しかったくらい。だったら自分で考えてやろう、と」。世界トップ選手の動画で研究するのが今は楽しい。
「東京オリンピックもあって、それまでに成績を残して賞金王にもならなくちゃいけないと思っています」と宣言した。「大陸のように大きなスケールで成長してほしい」という意味が込められた「陸也」の名の通り、世界へ羽ばたく第1歩を刻んだ。
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◆星野陸也(ほしの・りくや)1996年(平8)5月12日、茨城・友部町(現笠間市)生まれ。小学1年でゴルフを始め、交流のあった石川遼に憧れて本格的に取り組む。水城高2、3年で関東ジュニア連覇。日大を2年で中退し、16年8月にプロ転向。賞金ランク31位で初シードを確保した昨季はドライビングディスタンス9位、日本人では3番手だった。石川とは同じ所属事務所。186センチ、76キロ。家族は両親、姉、妹。
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星野陸也のプロフィール。戦歴は国内5勝。
星野陸也選手の戦歴は日本国内5勝です。
日本ツアー優勝 (5回)
1 2018 フジサンケイクラシック −16
2 2019 ダンロップ・スリクソン福島オープン −20
3 2020 フジサンケイクラシック (2) −9
4 2021 関西オープンゴルフ選手権競技−14
5 2021 アジアパシフィックダイヤモンドカップゴルフ −13
フジサンケイクラシックは連覇です。優勝時の平均スコアがマイナス14.2、最高マイナス20、・・真っ直ぐに大きく攻めるのでスコアが伸びだすと勢いづくタイプですね。2021年になってさらに安定的にもなっておりさらに成長中です。たのしみです。
学歴は、茨城県水戸市立三の丸小学校を経て、水戸市立弟二中学(卓球部に所属)、水戸市内の私立水城高校(ゴルフ部)と一貫して生まれ在所です。
JAPAN GOLF TOUR(一般社団法人日本ゴルフツアー機構)ではプロフィールを次のように記述しています。
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中学時代にすでに180㎝を超えていたという長身を生かしたゴルフで水城高校時代は『関東ジュニア』連覇などの実績を残す。日本大学を2年時の2016年6月に中退し、8月のQT挑戦を機にプロ宣言。QT1位で臨んだ17年はチャレンジ開幕戦を制してプロ初勝利。ツアーでも安定した成績を残してフル参戦1年目で見事シードを獲得した。
18年は『フジサンケイクラシック』で初日から単独首位を守ってツアー初優勝を飾ったほかトップ10が部門2位の9試合を数える安定感も兼ね備え、賞金ランクは7位に大躍進。最優秀新人賞に輝いた。
19年は『関西オープン』でプレーオフ負けを喫したが、『ダンロップ・スリクソン福島オープン』では首位で迎えた最終日が降雨中止。2勝目をつかみ取った。ドライビングディスタンスは自身初の300ヤード超え。パー5の累計スコアが2位と飛ばし屋の本領を発揮した。
20年はツアー再開初戦となった『フジサンケイクラシック』で通算3勝目。着実に勝ち星を伸ばしている。
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注:QTとは・・シード権を持たないプロゴルファーがシード権を得るために参加する予選会
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星野陸也選手は2017年、厳しい条件を満たした選手だけに与えられる日本ゴルフ協会の「特別入会制度」によって、プロテストは免除されています。
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名前由来の通りにぐんぐん成長しオリンピック代表も手にいれたのです。すごい勢いの成長ぶりです。
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まとめ
東京五輪の男子ゴルフは埼玉県の霞ヶ関CCで7月29日からです。
身長186センチの巨躯は海外欧米選手にひけをとりません。海外選手はおそらく名前も知らない。ノーマーク状態だと思います。そんな中をスルスル頭抜けてゆく星野陸也さん・・になってほしいですね。
テレビ東京・出典↑