写真:大竹しのぶ。
大竹しのぶ、五輪閉会式で宮沢賢治作詞作曲の歌を歌う
「星めぐりの歌」
宮沢賢治作詞作曲
あかいめだまの さそり
ひろげた鷲の つばさ
あをいめだまの 小いぬ、
ひかりのへびの とぐろ。
いい閉会式でした。東京オリンピク2020、終わりました。
儀式というものが苦手なぼくです。きょうは、オリンピックはもういいか、早寝をするか、とおもいながら、ま、記念に少し・・・とテレビをつけて・・・閉会式を・・・、なんと最後まで、見てしまいました。我ながらびっくりしています。
橋本聖子さん、バッハ会長、などの挨拶まで拝聴している自分自身に、自分で感心。学校時代の授業の中抜け、儀式の日欠席、遠足ふくめて行事は不参加ばかりだったのに。オリンピックがぼくを変えた? まさか、とはおもいますが。
閉会式、一番のおどろきは、最後の最後に女優、大竹しのぶさん(64)が登場したことでした。若いですね、まだまだ。きれいです。いや、それはともかく。大竹しのぶさんが、このぼくが大好きな「星めぐりの歌」を歌ってくれたのです。え~え~、すごい、と大感動です。
スポーツニッポンがこう伝えています。
東京五輪は8日、17日間の全日程を終え、無観客の東京・国立競技場で閉会式が行われた。式の終盤、子どもたちが星空を眺めながら夏の終わりを惜しむシーンでは、女優・大竹しのぶ(64)が登場し、宮沢賢治作詞作曲の「星めぐりの歌」を披露した。
国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が閉会を宣言した後、会場が暗転。ステージ上に杉並児童合唱団の子どもたちと手をつないで登場した大竹は「星めぐりの歌」をしっとりと歌い上げた後、ドビュッシー作曲の「月の光」に合わせてパフォーマンス。式の最後を締めくくった。
(8月8日(日) スポーツニッポン)
・写真:閉会式のクライマックスに登場の大竹しのぶ。出典スポニチアネックス。
写真:宮沢賢治。
オリオンは高く うたひ
つゆとしもとを おとす、
アンドロメダの くもは
さかなのくちの かたち。
大ぐまのあしを きたに
五つのばした ところ。
小熊のひたいの うへは
そらのめぐりの めあて。
あ~、これがあるから閉会式を最後までスピリチュアルな誰かが、見せてくれたのかもしれません。ん? ま、いいか。
「星めぐりの歌」はチュンセ童子とポウセ童子の双子の星の物語
「星めぐりの歌」は宮沢賢治の『双子の星』に出てきます。双子の星は、チュンセ童子とポウセ童子という双子のお星さまの物語です。
詳しくは、こちらをご覧ください。↓歌も。♬
参考記事:宮沢賢治の作詞作曲つき『双子の星』あらすじ&感想。ことばの玉手箱です!
まとめ
東京オリンピック2020閉会式、大竹しのぶさん登場で、とてもいいセレモニーになりました。
それにしても、宮沢賢治、が2021年によみがえるとは、意表をつかれて、すてきでした。