エリザベス女王逝去を伝えたBBCニュースは女王死因を・・「やすらかに」と。
エリザベス女王の死因・・きょうの午後、やすらかに・・と発表
女王は今日の午後、バルモラルで安らかに亡くなりました
The Queen died peacefully at Balmoral this afternoon
「https://www.hindustantimes.com/world-news/queen-elizabeth-ii-health-live-updates-queen-placed-under-medical-supervision-101662637353651.html」
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「安らかになくなりました」、安らかに、、96歳の女王におくる余韻のあることばです。哀しみも苦しみも乗り越えたよろこびもふくむ繊細さがあります。
昭和天皇崩御のときは・・・
大喪の礼
荘厳な国葬でした。
昭和天皇崩御で死因は・・十二指腸乳頭周囲腫瘍・・と宮内庁
死因は・・・
宮内庁発表 十二指腸乳頭周囲腫瘍により昭和64年1月7日午前6時33分、吹上御所において崩御(御歳87)されました。
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十二指腸乳頭周囲腫瘍・・病名です。なるほど現実の病気を説明していますが、、、腫瘍とあるから癌かな?とは推察できますが、、、そのような現実の病名を知りたいですか?? そうはおもいません。ならば、正確にいうと「老衰」になる。老いて衰える? そんなことばで崩御をお見送りしたい、ですか?? いいえ。
「安らかに」のほうが・・・うつくしい。
天寿、天命、大往生、極楽往生などの言葉がふさわしい
いや、しかし、日本語には美と輝きを内包したことばが幾つもあります。
天寿を全うする ・ 天命を全うする ・ 大往生 ・ 極楽往生を遂げる、極楽浄土・・・・。
天寿、天命、大往生、極楽浄土
このようなことばを選んでほしかったとおもいます。お願いします。無味乾燥な具体的な病名の羅列はもうやめてください。宮内庁は熟慮ください。
「・・・きょう天寿をまっとうされました」
「・・・本日、大往生されました」
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話変わって・・・
エリザベス女王は訪日で「昭和天皇から教えを受けた」・・・
9月8日に「安らかに」旅立たれたリザベス女王は昭和50年5月、英国国王として初めて日本の地を踏まれた。96年の生涯で唯一の機会となった日本訪問。女王は6日間の日程を終えて帰国する直前、接遇担当者から印象深かったことを問われ、昭和天皇から「教え」を受けたことを打ち明けていた。内容は明かさなかったが、女王は「地球を半周」して「報われました」と、訪日の成果を実感した様子だったという。
「地球を半周、報われた」 昭和天皇への謝意
2022/9/9 1 産経
https://www.sankei.com/article/20220909-6XESFDHLBJNWLGGX2ENTVLQOPY/?909450
以下は上記産経新聞記事からの引用です。↓
昭和天皇実録などによると、女王は夫のフィリップ殿下とともに5月7日に来日。昭和天皇と后(きさき)の香淳皇后に迎えられ、夜には上皇ご夫妻をはじめとする皇族方も同席された宮中晩餐(ばんさん)会に出席した。
行く先々で歓迎を受けた女王夫妻は横浜市の英連邦戦死者墓地参拝などの後、10日に京都へ出発。京都市の寺院や伊勢神宮(三重県伊勢市)などを回り、12日に日本を離れた。
訪日中のできごとについて、接遇を担当する外務省儀典長として間近で見聞きしていた内田宏氏が女王の発言などもあわせて記録。一部を扶桑社の季刊誌「皇室」に寄せていた。
記録によると、三重の視察を終えて帰京する際、内田氏が「最もご印象の深かったのは」と尋ねると、女王は「陛下(昭和天皇)にお目にかかり、教えを受けたことです」と即答。「女王は孤独なもの」「重大な決定を下すのは自分しかいない」。内田氏にそう打ち明けた女王は「この立場が分かっていただけるのは、ご在位50年の天皇陛下しかおられません」と説明し、「自分が教えを受けられるのはこの方しかない」との気持ちで訪日したことを明かした。
昭和天皇も英国国王から教えを受けた経験があった。昭和天皇実録では昭和54年、記者団から大正10年の訪欧について問われた昭和天皇が、「当時の英国国王ジョージ五世から立憲政治のあり方について聞いたことが終生の考えの根本にある旨を述べられる」と記されている。
「陛下のひとこと一言に、私は多くの、そして深いものを感じました。感謝で一杯です」。女王は最後、内田氏にそう述べた。ある宮内庁幹部は「近しいお立場同士だからこそ通じる、分かり合える部分がおありだったのではないか」と推し量った。(橋本昌宗)
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まとめ
王室、皇室の歴史はその民族の歴史を表現しています。世界一長い歴史を継承している日本と多くの世界各国を差配した歴史をもつ英国です。英国と日本の紐帯がこの地球の真の平和に至る真の平和への道程への希望の光になるとおもいます。