文藝春秋4月号リベラル?石原慎太郎絶筆と品格なき中国・藤原正彦が愉快!

文藝春秋4月号が即”増刷”です。イメージ一変です。元々の”リベラル”文藝春秋に戻ったんかぁ!?と書店で衝動買いしました。以前は毎月定期購読してましたが、内容が反保守反安倍反自民に固定され、つまらないので数年前に、解約したのです。が、あ、これならまた購読再開!、と思ったくらいに驚きました。リベラル!!4月号、必見です。

2022年4月号で文藝春秋の”リベラル”変貌ぶりに気づいた!

ほら、これ、最新2022年4月号です。 ↓ 一年前と比べてみると、、

文藝春秋2022年4月号

こっちが、一年前です。2021年4月号、 ↓

日本の敗戦「福島」「コロナ」、原発ゼロ、東京五輪反対、、

文藝春秋2021年4月号

あげく、マルクスが人類を救うぅ、、ですからぁねぇ。暗いです。

一年前と最新号では隔世の感を感じます。印象が明るくなりました。左傾していた文春がネジを巻き直した?

自由(リベラル)が好きな不詳わたしは、2022年4月号を3月10日の発売日に購入してしまいました。値段が1100円、、うう、値上がりかぁ、、と思いつつ。

ん? オマエ(不肖)がリベラル? はい本来のリベラルの意味は、自由、ですからね。自由気ままに生きたいじゃないですか。ちなみに、政党名を英訳すると、、

自由民主党ーーーLiberal Democratic Party
立憲民主党ーーーConstitutional Democratic Party
日本維新の会ーーJapan Restoration Party

by朝日新聞
【保守】自民党、希望の党、日本維新の会、自由党、日本のこころ
【リベラル】共産党、立憲民主党、社民党
その中間の「中道」という言い方もあり、公明党はここに位置づけられます。

って、ウソでえすね。なんで、共産党がリベラル(自由)社民党? 立憲共産党も不自由に位置してしまいましたね。

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話、元へ。

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藤原正彦の父(新田次郎)が同席の石原慎太郎を”生意気な小僧”と・・

文藝春秋4月号です。

巻頭エッセイ①の数学者藤原正彦さん(78・お茶の水女子大学教授)がスタートダッシュです。ご尊父の新田次郎(1980年68歳没)氏は、石原慎太郎氏が「太陽の季節」で芥川受賞の時に「強力伝」で直木賞でした。・・「皆の注目が石原慎太郎という一橋大学生に集まったから、何もしゃべらなくてすんだよ」「生意気な小僧だよ」・・と感想をもらした。愉快ですね。賞金の使徒を問われ慎太郎氏は、こういうお金はみんなして飲んじまうもんじゃないですか、とのたまった。新田氏は給料の半分近くを住宅金融公庫への返済に回し、倹約生活を強いられていた。

文春から届いた記念写真をみると、新田氏らみなが脚を揃えているのに慎太郎氏だけは長い両足を左右に広がるだけ広げていた。

楽しい回想ですね。幾星霜の厚みをほのぼの感じさせるのは、文藝春秋ならでは、です。

石原慎太郎「太陽の季節」受賞のことばに感嘆、この現実感すっごい!

4月号掲載の「太陽の季節」は・・もういまさらの批評は無用です。圧巻。

ぼく不肖は4月号掲載の慎太郎氏芥川賞受賞当時の「感想」に強く惹かれました。

・・登山で言えば文學壁への登攀ルートの最初のフェースを登って又次へ最初のハーケンを打ちこんだようなもので・・

・・僕は今打ったハーケンのうたい方をためして未だまだキリ無く登らなくてはならない・・

・・石原慎太郎氏が登山(岩登り)経験者かとおもえるほどの言葉です。ハーケンは岩の割れ目に打ち込む金属製のくさびです。

ハーケン

↑ ハーケン

多少は山岳クライミングの経験ある不肖です。最初に打つハーケンをこのように表現できるとは、やはり非凡です。さあ、クライムだ、行くぞ、というこころの高鳴りが、岩にキン、キィン、と高上りに伝わります。これをハーケンが うたう といいます。トップ(先頭)の打ったハーケンを後続者が抜き、回収したら、もう下部に戻ることはありません。

・・この登攀を、僕もひとつひとつ足場を刻み、一本一本ハーケンを打ち込みながらやれるまでやって見ようと想う・・

掲載の石原慎太郎絶筆「死への道程」を読むと、、、氏は、やれるまでやった、、、とつくづく感じます。巨匠石原慎太郎、快哉が聴こえてくるような絶筆だと思います。

まとめ

お知らせ ? ん!

株式会社文藝春秋
2022年3月11日

株式会社文藝春秋(本社:東京都千代田区、社長:中部嘉人)は3月10日発売の『文藝春秋』4月号の重版3万部を決定いたしました。

発売初日の3月10日から、書店やコンビニ、Amazon、楽天ブックスなど即日完売店が続出しています。今回の増刷分は、早ければ 3月22日頃から店頭に並ぶ予定です。
『文藝春秋』の重版は、2016年9月号(芥川賞受賞作「コンビニ人間」掲載)以来6年ぶりとなります。

おめでとうございます、文藝春秋さま。

月刊HANADA さん
WHILL さん
正論 さん

左傾していた文春がネジを巻き直した?要注意ですよ~~。

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