悔しい、けれど日本人でよかった・・・田中碧(24)のコメントが胸にジインときます。
「チームとしての悔しさもあるし、個人としての悔しさもある。でも日本人でよかったという思いがある。日本人の立場でこの大会に挑めるのがすごく名誉なことだし、チームメートもそうだし、監督もスタッフも日本の国民の皆さんも含めて、日本人で戦えてよかった、日本人で生まれてきて良かったと初めて思った。4年後、またここに戻ってきたい」
ありがとう、ニッポン、日本チーム!!
しかし、それにしても、
PK戦で南野拓実と2人目の三笘薫と4人目の吉田麻也の3人失敗
まさかの3人失敗…称賛されるべきPKを蹴った者の勇気
サッカー日本代表、またW杯8強に届かずhttps://t.co/LV1TWxPHya
— フットボールチャンネル⚽️ (@foot_ch) December 6, 2022
まさか、南野拓実・三笘薫・吉田麻也が次々失敗とは・・・
え、まさか? え、現実? リアルでした。PK線は惜敗ではなく完敗。
じつはクロアチアと戦う前からこのリアルは予測されていました。
PK戦での勝利確率、日本「0%」クロアチア「100%」の予測だった
蹴るコース、キッカーの順番、日本「0%」とクロアチア「100%」
…W杯の“PK戦事情”を分析
https://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20221205/1717090.html
■各国のPK事情
過去のデータだけを見れば、W杯での日本代表はPK戦での勝率が「0%」。一方でクロアチア代表は「100%」となっている。しかし、あまりにも母数が少ないデータなので気にする必要はない。ちなみに、W杯の歴史において2回以上PK戦を経験しながら勝率100%を維持しているのは2チームだけ。それがクロアチア代表とドイツ代表(西ドイツ代表時代を含め)である。ドイツ代表に至っては、4回もPK戦を経験しながら4回とも勝利している。また、W杯で最もPK戦を経験しているのはアルゼンチン代表の「5回」。結果は4勝1敗と優秀な成績を残している。一方で、イングランド代表、スペイン代表、イタリア代表は4回のうち1勝と、PK戦を苦手にしている。
果たして今大会はどのようなPK戦が見られるのか。決勝トーナメントの戦いは、最後の最後まで目が離せない。
(記事/Footmedia)
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記事/Footmediaは、本戦、延長線でも勝負はつかず、PK戦になることを予測していました。
ふ~ん、そうなのか。
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過去に日本代表がW杯でPK戦を経験したのはわずかに一度だけ。それが2010年大会のラウンド16・パラグアイ代表戦だ。試合はスコアレスのまま延長戦でも決着がつかず、PK戦に突入。後攻の日本代表は、PKに絶対の自信を持つ遠藤保仁が1本目を決めると、キャプテンの長谷部誠も2本目を確実に仕留めた。しかし3番手の駒野友一のシュートが、クロスバーに嫌われてしまう。4番手の本田圭佑が落ち着いて決めるも、先攻のパラグアイ代表に5本とも決められてしまい、3-5で涙を呑んだ。5番手には順番が回ってこなかった。
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対するクロアチア代表は、これまでW杯でPK戦を二度経験している。その二度とも、準優勝に輝いた前回の2018年大会の時のものだ。クロアチア代表はラウンド16のデンマーク代表戦(1-1、PK 3-2)、ベスト8のロシア代表戦(2-2、PK 4-3)と、どちらもPK戦を制している。そのため、W杯でのPK戦勝率は「100%」。どちらも後攻で、しかも自分たちもPKを失敗しながら勝っているのだ。
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ボロ負けは当然の帰結だった。0%と100%では、、勝ち目はなかった。自ら名乗り出た(PKのキッカーは自己申告制です)3人の勇気に敬服と感謝ですが・・・。
この悔しいリアルをスペイン報道は日本は最後に「ハラキリ」と形容しました。切腹です。切腹は介錯人付きで自分を罰する自死刑罰です。
スペイン報道は日本は最後に「ハラキリ」と表現
スペインメディアが見たサッカー日本代表「あくびを誘う」「クロアチア代表にPK戦でハラキリ」
2022年12月06日 https://www.footballchannel.jp/2022/12/06/post487841/ フットボールチャンネル
グループステージで日本代表に敗れたスペイン代表。『マルカ』は、日本代表が「今大会のサプライズチーム」であり、「相手を眠らせるメンタルテクニックと勝率を最大化する戦略と冷静さを保ったチーム」だとした。その上で、「PK戦でのハラキリ」により大会から姿を消したと記している。
同メディアはさらに、武士道の7つの徳に言及。「7つのうち、勇、礼、忠義の3つは森保一監督の最終メンバーに入るための必須条件」だとし、これをベースにプレーのアイディアを植えつけたとしている。
延長戦については「あくびを誘う内容だった。選手たちは恥よりも恐怖を感じながらプレーしていた」とし、退屈な内容だったことを強調した。
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ハラキリは武士にのみ許された刑罰です。打首ではないのです。恐怖というよりぎりぎり名誉を感じて死にいたります。忠臣蔵四十七士のように・・・。
まとめ
日本チームのW杯カタール2022は終わりました。クロアチアが今後どこまで駆け上がるか?
楽しみです。ありがとう、スペイン・ドイツ、コスタリカ・・!!