大坂なおみ東京オリンピック出場!復帰戦は日本からスタート!

大坂なおみ

うれしいニュースですね。テニスの大坂なおみ選手が日本へやってきます。NHK、毎日新聞、日刊スポーツなどマスコミ各社が「東京オリンピック出場意欲」と伝えています。さらにテニス4大大会主催者がこぞって「大坂なおみ選手を支援する」声明まで出しました。

あらゆる世界情勢は日々に変化します。きょうの状況はあす変わる可能性もありますが、うれしいニュースはうれしいと反応する人人のエネルギーが多ければ多いほど実現します。

NHKによると、

テニス 大坂なおみ選手 東京五輪は出場の意思示す

テニスの四大大会、全仏オープンを棄権した大坂なおみ選手が、来月開幕する東京オリンピックについては、体調などを見ながら出場したいとする意思を示していることが関係者への取材でわかりました。

大坂選手は全仏オープンを前に試合後に行われる記者会見に応じない意向を示し、30日の1回戦のあと会見に出席しなかったため、主催者から罰金を科されました。

そして、翌日自身のツイッターで「誰もが大会に再び集中できるようにするため、大会やほかの選手、そして、私自身にとって私が撤退することがベストだと思った」として大会を棄権しました。

関係者によりますと、大坂選手は体調などを考慮したうえで、来月開幕する東京オリンピックについては、出場したいとする意思を示しているということです。

東京オリンピックの出場権は、今回の全仏オープン終了後に発表される女子シングルスの世界ランキングの上位56人に与えられることになっていて、現在、世界ランキング2位の大坂選手は全仏オープンを棄権したものの、ほかの選手の成績にかかわらず、オリンピックの出場権を獲得できる見通しです。

一方、今月末にイギリスで開幕するウィンブルドン選手権については、出場するかどうか、今のところ未定だということです。

大坂なおみさん(23)側の日本人スタッフがもたらしたニュースでしょうか。うれしいです。彼女が全仏オープンで記者会見拒否をしたときは大坂なおみ非難が日本国内でもあふれかえりました。

大坂なおみのメンタルは日本人ではない、。。などの激しい嫌悪感を示すコメントも多々ありました。

しかし、言っておきます。

大坂なおみは自分の意思で「日本」を選択したのです。

「自分の意思」です。大坂なおみのこの意思は意志です。強い意志の意思です。ほとんどの日本人は意志も意思もなく日本人ですね。いただいた、もらったものです。天然といえます。

国籍を得るといことがいかに大変かを知りません。ですからその生まれながらの国籍、日本への帰属意識にも頓着していない人人も多い。「大坂なおみは日本人ではない」などの中傷こそが本来の日本人のメンタリティから外れていることにも気づかないのです。あ~、いいのです、人は間違いを犯します、気づいたらこころから謝ってください。許されます。

自らの意志で日本国籍を得た作家の伊集院静(直木賞受賞・紫綬褒章受賞)さんは日本が戦争するなら・・日本のために銃をもって戦う・・と言っていました。命を、死を託す意志です。

自分の意志で日本国籍を得た人人の思いを理解すべきです。

大坂なおみ選手が日本国籍を選択したのは2019年10月でした。

ご承知のように彼女の父親はハイチ系アメリカ人レオナルド・フランソワさん。母親は日本人女性の大坂環さんです。大坂環(たまき)さんとは北海道で出会った。その後、大阪に移り住み、1996年4月に姉・まりが生まれ、1997年10月に妹・なおみが誕生、家族でアメリカ・ニューヨークに移住し、なおみが9歳の時にフロリダに移り住みました。

居住地のアメリカではなく日本を望んだのです。まだ無名というか無名以前の10歳の大坂なおみ少女の才能をみつけ支援をはじめたのが日本人でした。その恩にむくいたいから日本国籍を・・と報道されましたが、むろんそれは一つの要素にすぎません。

国籍は命の預け場所です。天然日本人よりも思いは強いのです。その大坂なおみさんが日本へ、東京オリンピックへ、こんなうれしいことが現実になるなんて・・あ、テレビ買い換えよう、と思う人も出てきます。コロナ鬱もいくらかは晴れるとおもいたいものです。

大坂なおみさん、ありがとう。大坂なおみ

勝ち負けにこだわらず出場をお願いします。

もう一つ、うれしいニュース。

テニス四大大会が大坂なおみを「可能な限りサポートをしたい」と声明

一時は、テニス4大大会出場停止処分も、伝えられました。それが一変、大坂なおみさんが取材拒否を謝罪すると、とたんに4大大会主催者が連名で「大坂なおみ選手を可能な限りサポートしたい」と声明を出しました。すごいです。

BBCニュースが伝えました。

4大大会は、
「大坂なおみがコートから離れる間、可能な限りの支援と援助を提供したい」と、4大大会は述べた。

「彼女は傑出したアスリートで、彼女が自分で適切だと判断したら直ちに復帰するのを楽しみにしている」

今回の4大大会側の声明は、「より多額の罰金や今後のグランドスラムへの出場停止」を警告した5月30日の強い言い回しとは明らかに異なるものだった。

「選手のウェルビーイング(健康で幸せな、良好な状態にあること)は常にグランドスラムの優先事項だが、WTA(女子テニス協会)、ATP(男子プロテニス協会)、ITF(国際テニス連盟)と共に、さらなる措置を通じてメンタルヘルスとウェルビーイングを推進するつもりだ」と、4大大会は付け加えた。

「我々はコミュニティーとして、メディアとの関連性も含め、大会での選手の体験を改善し続けていく」

「ランキングや地位に関係なく、公平な競争の場を維持するという観点から、変化を起こすべきだ。スポーツには、いかなる選手もほかの選手より不当な優位性を持つことがないようにするルールや規則が必要だ」

「我々は選手、ツアー、メディア、そしてテニス界全体と協力して、意義のある改善を図っていく」

大坂に他選手から支持集まる
大坂の全仏大会棄権は、同大会3日目にも大きな話題となった。多くの選手たちが試合後に大坂への支持を口にした。

世界ランキング元1位のセリーナ・ウィリアムズ(39、アメリカ)は、「なおみの気持ちがわかる。彼女をハグしてあげたい」と語った。

「私もこういった状況に置かれたことがある。私たちはそれぞれ性格が違う。人はそれぞれ違う。誰1人として同じ人はいない。(中略)みんな違う方法で物事に対処する。彼女(大坂)が望む方法で、彼女がベストだと思う方法で対処させてあげなくては」

そして、「彼女はできる限りのことをやっていると思う」と述べた。

(BBCニュース 2021年6/2)

状況は一転も二転も三転もあります。

大坂なおみさんのこころからの感情が人人の感情を動かしているのではないでしょうか。

東京オリンピックでの日本人大坂なおみさんの登場が待ち遠しいです。

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