伊藤健太郎さん(23)の所属事務所「イマージュエンターテインメント」の週刊文春に対する抗議文です。↑ 法的措置をふくめた対応をすると宣言しています。
ひき逃げ事件発生当初にはこの事務所は「ひき逃げではない!伊藤は現場にいる」と発表しましたが、今回の週刊文春を特定しての抗議は的を射ているのでしょうか?
伊藤健太郎さん溺愛の過保護親のような事務所という印象をうけますが・・・。
伊藤健太郎所属「イマージュエンターテインメント」とは?
伊藤健太郎さんにとってはイマージュエンターテインメントは懐かしい古巣です。14歳でモデルデビューし18歳まで所属していました。2020年9月に彼はaoaoから古巣の事務所に回帰しました。
「イマージュエンターテインメント」の所在地は、
東京都港区南青山1丁目15-14 新乃木坂ビル5F。
設立 2010年4月1日です。
業種 サービス業
事業内容 女優・タレント・スポーツ・アーティスト・のマネージメント及びプロデュース
代表者 馬淵哲矢(代表取締役社長)。
2019年3月、日経新聞記者のインタビューで馬渕哲夫社長が語っています。
「大学時代は役者に憧れ、劇団に所属していた時期もありました。でもモデルのマネジメントをしているうちに『自分は裏方の方が向いている』と気がついた。2012年に会社を引き継いで社長に就任。現在、会社には森英恵さんの孫娘の森星さん、国木田独歩の玄孫の国木田彩良さん、アーティストのスプツニ子!さん、関連会社には写真家のレスリー・キーさんらも所属しています」
前社長で実兄の馬渕澄夫氏は元・国土交通大臣(民主党政権時代)です。
馬渕哲矢社長に関しては・・冨永愛、杏、福島リラ、すみれ、松岡モナ、森星……。世界で活躍する日本人のトップモデルや人気女優を次々と発掘してきた業界屈指の目利き・・とあります。
写真:右、馬渕哲矢社長。左、モデル富永愛。
前出インタビューで、
――若い世代にメッセージを。と聞かれ・・・、
「偉そうなことは言えませんが、『好奇心と情熱を持ち、もっと人生を面白がれ。ミーハーやオタクになって、世界に飛び出せ』――。これまで自分で実践したことをエールとして贈りたいです」
と言っています。
元気でやんちゃな陽性なタイプのようです。
では、この社長が週刊文春の何に怒っているのか?
↑ この記事です。↓
恋人に首締め中絶に猫虐待。と文春記事。
うわっ、首絞め・中絶・猫虐待、まるで殺人鬼畜・・・のような。??。あまりの残酷なことばの連続に、じつは私はこの記事を読まなかったのです。たしかにひき逃げは卑怯きわまりない罪ですが、すでに保釈されています。それを、そこまで追い詰めて楽しいか?? どうせ無責任な出所不明の匿名での噂話に尾ひれをつけた弱いもの叩き、溝に落ちた子犬を棒で殴るたぐいの話だろう、くだらんわ、とスルーしていたのですが、イマージュエンターテインメントの文春抗議の報道で、思わず読んでしまいました。
何が書いてあったか?
首絞め・中絶・猫虐待・・・これを語っているのは伊藤健太郎さんの元恋人A子さの知人と、A子さんをよく知る芸能関係者です。週刊誌記者が知人の話の裏取り(A子さんへの確認)なしでは原則、記事にはしません。あるいはA子さん本人から聞いたが、A子さんが自分が話したとは絶対書かないでと要請したときは、本人コメントを知人コメントに置き換えることはあります。いずれにしても微に入り細に入り詳しく語っています。
同情をかうため平気でウソをつく??
首を絞めたり噛んだりは彼の性的嗜好であること。中絶は彼の両親の強制的な要求だった。猫虐待は悪ふざけで猫を殺したとは語ってはいない。しかし猫虐待は弱いものいじめです。事実なら嗜虐性(害や苦痛を与えて楽しむ癖)があるのかもしれません。
その他、同情をかうために平気でウソを突く。
実家や消費者金融に謝金だらけ。
と、ま、これでもか、どうだ参ったか、伊藤健太郎はまともな人間にしかず・・・と決めつけています。
しかし、正直な感想ですが、交通事故加害者を事故以外の案件でそこまで追い詰めて叩くとは無慈悲すぎると思いました。事故や車、被害者がらみの追及ならまだしも。記事にした文春側にこそ嗜虐性があると思います。この記事に①事実の公共性②公益目的があるのか・・・という報道の基本原則を脚下照顧してみるべきではないでしょうか。
公共性や公益目的がないなら、名誉毀損にあたります。
まとめ
イマージュエンターテインメント・馬渕哲矢社長の感情はよく理解できます。しかし、
「事実に反している部分が多々あり・・・」
と事実関係で争うなら、反する事実をあらいざらい指摘したほうがいい思います。
名誉毀損で告訴なら事実関係の立証責任はそれほど重視されませんが・・・。
写真:伊藤健太郎
それにしても文春記事にありましたが、事故現場で捜査員にUターンした理由を尋ねられた伊藤健太郎さんは、
『なぜそんなことを答えないといけないんですか! 向こうからぶつかってきたんです』・・・
と言ったそうですね。まずいですよ、その子供のような対応は・・・事故現場から逃げたり、どうも社会性という部分の欠落、幼児性を、少しは自覚すべきですね。