児玉龍彦教授とは何者?学歴・経歴。コロナ予言大外れはなぜ?【動画】

写真:児玉龍彦教授

児玉龍彦教授は2020年7月16日の参院予算委員会(閉会中審査)で参考人としてコロナ対策について緊急提言されました。

『総力で対策を打たなければ、来週は大変になる。
来月は目を覆うようなことになる』

児玉龍彦教授の嗚咽まじりの熱い弁に、参考人招致した杉尾秀哉委員(立憲・国民、新緑風会・社民)が本気で感涙にむせて泣きながら・・・政府の無策ぶりを追及しました。上久保靖彦教授とは真反対の論説です。

関連記事:上久保靖彦教授って何者?

でも、しかし・・・

一週間すぎても、大変なことは起きず。

そして来月、一ヶ月すぎても、目を覆うようなことにはならなかった。

しかもご本人、児玉龍彦教授も招致した杉尾秀哉議員(立憲民主党)も予言外れには何のコメントも発しません。私的な予言ではなく、国会という「公」での発言です。マスコミ大手は軒並み児玉&杉尾連携を何の疑問もはさまず伝えました。

児玉氏は「極めて深刻な事態となっている事」について報告したいと述べ、「東京にエピセンターが発生しており、今、全力で食い止めないとニューヨークのような事態になる」と指摘。外出自粛を呼びかけるステイホームでなく、「遺伝子工学・計測科学を使った(感染者の)制圧が重要。致死率は時間と共に上昇する」
と懸念を示した。

(朝日新聞)

ああ、

致死率は時間と共に上昇していません!

1人の感染者から平均何人に感染が広がるかを示す「実効再生産数」が流行が収束に向かう目安となる「1」を下回っているのです。

このような無責任とも言える予言をなぜ「公的」な機関である国会で児玉龍彦教授、杉尾秀哉(立憲民主党)は実施したのか?

児玉龍彦教授とは何者か?「予言」はなぜ外れたのか?

・・・探ってみました。

児玉龍彦教授の学歴・経歴。秀才コースの典型

【プロフィール】・・・                    

出典:Wikipedia

児玉 龍彦
生誕 1953年3月22日(67歳)
国籍  日本
研究分野 内科学、分子生物医学、システム医学領域、血管システム分野
研究機関 東京大学アイソトープ総合センター
東京大学先端科学技術研究センター
出身校 東京大学
主な受賞歴 1997年:東京テクノ・フォーラム21「ゴールド・メダル賞」
1998年:エルウィン・フォン・ベルツ賞

【学歴】・・・

1953年(昭和28年)3月、東京都生まれ。

東京教育大学附属駒場中学校・高等学校を卒業、東京大学医学部入学。

1977年(昭和52年)東京大学医学部を卒業。同年6月、東京大学医学部附属病院医師。東京都立駒込病院勤務。

【経歴】・・・

1979年(昭和54年)東京大学医学部附属病院に医師として勤務。

1984年(昭和59年)4月「家族性LCAT部分欠損症における血漿リポ蛋白異常(Abnormalities in Plasma Lipoprotein in Familial Partial Lecithin:Cholesterol Acyltransferase Deficiency)」の論文により、医学博士(東京大学)の学位を取得。

1985年(昭和60年)5月マサチューセッツ工科大学生物学部に留学して研究員。

1989年(平成元年)4月東京大学医学部第三内科助手に就任。

1996年(平成8年)東京大学先端科学技術研究センター(先端研)教授。新設の生物細胞医学部門を任される。・・臨床医から研究者へ

1997年(平成9年)4月、「血管と神経の老化のスカベンジャー理論」の研究で東京テクノ・フォーラム21「ゴールド・メダル賞」を受賞。

1998年(平成10年)「マクロファージのスカベンジャー受容体と動脈硬化」の研究に対して、エルウィン・フォン・ベルツ賞(35周年記念賞、第35回)を受賞。

1996年(平成8年)から2002年(平成14年)まで東京大学先端科学技術研究センター教授。

2002年(平成14年)第1号の特任教授となった。

2004年(平成16年)4月東京大学先端科学技術研究センターの基金教授となる。

2018年3月退官。同年6月より、東京大学先端科学技術研究センター名誉教授(システム生物医学分野)

————-

17年間東大病院での臨床医を務めておられます。研究者としても東大医学部エリートの表道、真ん中を歩いてこられた。

なのに、どうして、なぜ、

国会で流言飛語のような予言をなさったのでしょうか?

児玉龍彦教授は反自民の政権攻撃のスタンスに奮い立った。

児玉龍彦教授の親友は「金子勝」氏です。共著書もあります。金子勝氏は立教大学特任教授で慶応大学名誉教授の経済学者ですが、反自民、反安倍の急先鋒として左派マスコミに人気があります。旗幟鮮明すぎて論者としては不評でもあります。

反安倍なら手段を選ばずという「朝日新聞」との相性はパーフェクトです。

つまり、児玉龍彦教授も政治的には金子勝氏と同様であり、「国会という舞台」は政治の場であり、学術の場ではないという確信があったのかもしれません。

野党(立憲・国民、新緑風会・社民)に招致されたのだから、反安倍、反自民に立った政治的発言が公にできるとエキサイトなさったのでしょうか。そう解釈すれば扇情的、扇動的な発言もわからないでもありません。

勢いあまって、

『総力で対策を打たなければ、来週は大変になる。
来月は目を覆うようなことになる』

と、アジテーション(人々を煽る)をやってしまった。

しかし、

これでは基本的に児玉龍彦教授の失態そのものです。なぜなら、児玉龍彦教授は「学者」として国会に招致されていたのです。求められていたのは「学者」「研究者」としての証言であったはずです。

いや、アジテーションではない、学者としての発言だとおっしゃるなら・・・

研究者としては晩節を汚した? 児玉龍彦東大教授

学者としての発言だとおっしゃるなら・・・

『総力で対策を打たなければ、来週は大変になる。
来月は目を覆うようなことになる』

この予測外れへの対応がなぜないのでしょうか。

コロナ「東京型」エピセンター発生? 「来月は目覆うことに」 国会で専門家が危機感 総力での対策訴える

この動画に付いた一般大衆の不安にかられた声を読んでください。

・予測の結果がどうなったのかの会見もしてほしいですね、目を覆う状態になったのかどうか含めて。

・2020年8月6日東京都の発表 【8/6の状況】新規陽性者360人、死亡者数0人、検査数6,167件 死亡0人だよ

・原発事故の時の南相馬市長と保坂さんが重なりますね。
原発事故で困っていた市長に除染除染と洗脳して税金を使わせた挙句、汚染土の山を作っただけ。
今回も感染症に悩む保坂さんに検査検査と洗脳している。
流行がおわったら、検査機器とキットの山が出来ている。

・来月になれば予想が外れ恥ずかしくて目を覆うことになるw

・もう8月も半ばを過ぎたけど? あんた国会で国民を脅したわけだから、釈明くらいはきちんとしろよ。東大の大先生なんでしょ?

コイツは医療崩壊させようとしてるテロリスト。

・やみくもに無症状者までひっくるめてPCR検査をしたら、逆に何倍ものおかしなデータが出ちゃうことを、この人知ってるのに、何でこんな話をするのでしょう?

・熱中症で死んでる人の方がはるかに多いわけだがw児玉龍彦って立民が連れてきたおかしな人間だよね。
PCRを推してる連中は全部怪しいと思った方がいい。

まとめ

児玉龍彦教授は学者として本気で、

『総力で対策を打たなければ、来週は大変になる。
来月は目を覆うようなことになる』

と発言なさったならば、その後の釈明、説明義務はあります。いつまでも逃げていては学者としてしては晩節を汚したことになりはしまいか。

ここは政治的な立場ぬきで、ぜひ、ご説明いただきたいと思います。

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