【千里山】交番襲撃は「精霊さんの指示で刺した」と犯人言い、無罪。

とんでもない酷い判決・・とSNS上では怒りの嵐です。ーー犯罪への憎悪の念が日本国民感情の根っこにあります。だから日本は犯罪率が低いのですが、司法は被害者、国民よりも、犯人(現在36)の保護を優先しました。

大阪府吹田の千里山交番、警官重傷、拳銃強奪犯人の無罪確定

襲撃された千里山交番。バイクの前の血痕は刺された跡。

大阪・吹田の交番襲撃、男性の無罪確定へ 高検が上告断念
4/3(月) 毎日新聞
大阪府吹田市の交番で2019年6月、警察官を包丁で襲って拳銃を奪ったとして強盗殺人未遂などの罪に問われた男性被告(36)を逆転無罪とした大阪高裁判決について、大阪高検は3日、最高裁への上告を断念することを明らかにした。高裁は男性は重い精神疾患で心神喪失状態だったとして、刑事責任能力はなかったと判断していた。同日の上告期限が過ぎた段階で、男性の無罪が確定する。

男性は大阪府警吹田署千里山交番の駐車場で19年6月16日早朝、男性巡査長(30)の胸や腕を包丁で刺して重傷を負わせたほか、実弾5発入りの拳銃を奪ったなどとして起訴された。公判では起訴内容に争いはなく、統合失調症の治療中だった男性の責任能力の有無が争点だった。

刑法第39条1項「心神喪失者の行為は、罰しない」

刑法39条
1 心神薄弱者ノ行為ハコレヲ罰セズ
2 心神耗弱者ノ行為ハソノ刑ヲ減刑ス

とはいえ、、、

大阪地裁(裁判員裁判)は「2 心神耗弱者ノ行為の刑ヲ減刑ス」で懲役13年ーー大阪高裁は「1 心神薄弱者ノ行為ハコレヲ罰セズ」ーーで無罪。

検察は、大阪高裁判決に従い、最高裁に上告しなかった。争っても勝ち目はないと判断したとマスコミは伝えていますが、検察の逃亡といえます。一審二審と争ってきたが、降りたのです。

犯人E(36・事件当時33)こう言っています。

大阪交番襲撃事件で被告人質問2021/7/26 13:50

「精霊さんの指示で刺した」大阪交番襲撃事件で被告人質問

精霊さんの指示で警察官を包丁で刺し、拳銃を奪った・・自分の意志でやったのではない。。あきらかに異常です。つまり正常ではない。。刑法39条「1」!!

「精霊さんの指示で刺した」大阪交番襲撃事件で被告人質問
2021/7/26 13:50
産経新聞
https://www.sankei.com/article/20210726-2Z3TLSGF2JPQ7GJ7OKCX7AAJPA/

大阪府吹田市の交番で令和元年6月、警察官を刺して重傷を負わせ、拳銃を奪ったとして強盗殺人未遂などの罪に問われた無職、飯森裕次郎被告(35)の裁判員裁判の第3回公判が26日、大阪地裁(渡部市郎裁判長)で開かれ、被告人質問が行われた。飯森被告は統合失調症の悪化で頭の中に現れる幻覚・幻聴の「精霊さん」の指示に逆らえない状態だったと説明。事件時は「警察官を『刺して殺せ』という指示があった」と述べた

飯森被告は法廷でほとんど目を閉じているが、その理由を弁護人に問われ、「テレビで見たり実際に目にした人すべてが、頭の中に現れて自分や両親を殺そうとしてくるから」と話した。また「現実と夢の区別がつかない」とも語った。

このほか、事件の約10日前に1人で沖縄に旅行に行った際、幻覚の指示で服薬をしな

このほか、事件の約10日前に1人で沖縄に旅行に行った際、幻覚の指示で服薬をしなかったところ、「体調が最悪になった」と説明。一方、当時暮らしていた東京から大阪へ向かったことや警察官を襲った理由、犯行後に着替えをしたことなどについては「覚えていない。指示に従った」と繰り返した。

起訴状によると、被告は元年6月16日早朝、大阪府警吹田署千里山交番の駐車場で、当時巡査だった古瀬鈴之佑(こせすずのすけ)巡査長(28)の胸などを包丁で複数回刺して重傷を負わせ、実弾の入った拳銃を奪ったなどとしている。

以下4行は日刊スポーツなどに掲載されていましたが、すでに削除されています。

・・・

交番襲撃犯人は精神障害者保健福祉手帳の交付を受け、昨年11月から、都内・大田区のゴルフ練習場に障害者雇用の枠で採用され、清掃員のアルバイトをしていた。6月5日からは2泊3日で沖縄に一人で旅行に出かけ、6月12日から「病気の悪化」を理由に仕事を休んだ。そして、吹田市で犯行におよんだ。

・・・

このようなコメントも、、、

・・・

「精神疾患の症状とは関係なく、何らかの恨みか、欲望に駆られた行動とも考えられる。その場合、刑事責任能力は十分あると言えるでしょう」(精神科医・和田秀樹氏)

・・・

刑事責任については神科医の鑑定も「有る」「無し」の両方がありました。すべての鑑定結果が「無し」ではありません。

包丁で刺しても「精霊さんが」と言えば無罪か、と怒りの声

SNS上には罪を憎む一般の人の怒りが渦巻いています。

「明確な目的+計画的な犯行」を無罪とは

事件の直前にあった「空き巣の通報」は犯人が交番の警察官を一人にするために行った偽の通報という情報がありました。
これが本当であれば、「明確な目的+計画的な犯行」を無罪とする非常に恐ろしい判断と思います。
数年前の「熊谷6人殺害事件」で犯人のペルー人を死刑から無期懲役にしてしまった件と並ぶトンデモ判決です

人を殺害するとか、強盗とかやらかして、病気のせいに・・・

人を殺害するとか、強盗とかやらかして、それが病気の影響だとするなら、世の中なんでも通ってしまう。人を殺害しようと思う時点で既に正常な判断能力はないはず。法律には病気の影響により…とはなってなくて、精神衰弱な状態とかってなってたはず。
しかし、それらが有罪としてきたのも、犯人が、結果を発生させるために合理的な過程を踏んできたからでしょ!警察官を殺して拳銃を奪いたい→①犯行用具の準備→②虚偽の通報をして交番を手薄にする→3️⃣1人になった巡査を狙う→4️⃣背後から遅い拳銃を強奪…って流れで。これが、病気を患ってる人がやったら無罪になるって、日本ってどれだけ幸せな国なんだろう

裁判は過去の判例を元に刑期を判断します。
加害者を守るとんでもない判例を作ってしまいましたね。
この先の事も考えると非常に残念です。

訳の分からない法律が金科玉条になっている

凶悪事件に関しては、どう考えても過程より結果の方が大事。
こんな当たり前のことに基づいて法律の考え方も変えていくべきだと思う。
そもそも心神耗弱とか殺人者の言い訳って、西洋史的に考えたら貴族階級子弟が下層階級の人間を殺した時の言い訳として機能してた面が強くある。
そういった見方で物事が見れる人間が増えないから、訳の分からない法律が金科玉条になってしまっていると思う。

刺された警察官はどうなる?虚偽の110番、拳銃まで奪って無罪

最近の検察は弱腰になった
確かに再審無罪等といったニュースも出てるから攻めができないのかもしれないが…
この被告が無罪だなんて
刺された警察官はどうなる?虚偽の110番、拳銃まで奪っといて無罪
あのままその拳銃で一般人に危害を加えてたとしても無罪なのか?
憤りを感じる結果

はっきり言って刑法39条は必要はない

はっきり言って刑法39条は必要はないと思います。精神的疾患があるにせよ、犯した犯罪は犯罪だと思うし、そんな精神的疾患を持っているなら、同じ事を繰り返す可能性があると思うので精神的疾患があるからと言って無罪にせず、キチンと同じ様に裁くべきだと思います(怒)刑法39条がある為に殺された人や、その遺族は納得出来るものではないと思います(怒)加害者ばかり守らずに被害にあった人や、その遺族をもっと守るべきだと思います(怒)日本の刑法も司法も無駄や間違いが多すぎると思います。

京アニ放火の青葉もあの行動は精神疾患の影響だとされかねない

以前は精神疾患の認定は精神科医が影響力を認めても裁判官が犯行との因果関係を認めなかったことが多かったけど、埼玉熊谷市のペルー人ナカダルデナ無期判決が出てからかな?淡路島一家5人の事件も無期になったし、今回もそういう判決がされそうだなと思っていた。
かなり巧妙な犯行だったのにも関わらずこれが認められるとなると、京アニ放火の青葉もあの行動は精神疾患の影響だとされかねない。

無慈悲に思える…被害を受けた警官が哀れでしかない。今後も同様な判決が出続けるのなら心神耗弱状態とかの扱いも考え直して欲しくもある。

精神的に難ありだったら、殺人しても無罪

無罪確定ということは、街中を平然と歩くことができるんですよね
こんな怖いことあります?また同じような事件を起こしたら、誰が責任とってくれるんだろ?精神的に難ありだったら、殺人しても無罪なんていう法律を無くしてほしいと強く願います!

忘れた頃に再び凶悪犯罪を起こす可能性

この事件は、当時衝撃的でした。
交番の警察官を刃物で複数回刺す等して襲い、拳銃を強奪。
襲われた警察官は重体でしたが、その後危機を脱されました。
強靭な身体の警察官ではなく、普通の身体であれば命を落としていたかもしれません。

個人的には、正義の象徴である警察官を刃物で襲い、拳銃を奪った事実からすれば完全にアウトだと考えます。なぜなら、結果が重大になることが予見できているからです。ニンジン片手に交番を襲ったのなら、本当に精神がやられているのでしょうが、今回のように刃物で襲い拳銃を奪った事実認定がされている以上、無罪であっても前科者として隔離すべきです。そうじゃないと、忘れた頃に再び凶悪犯罪を起こす可能性があります。

被害者警察官への配慮は一切ないのか

この事件の事は被害を受けた巡査の方が、重症を負ってしまったのに、数カ月後、ちゃんと復帰されたのがとても嬉しかったのでよく覚えている。今もお元気で活躍されておられると思う。
加害者の状態にも踏み込んで、多角的な判断や配慮で、結局この確定に至ったのだろうが、被害者にとっては、どんな加害者の事情があったとしても、受けた恐怖や衝撃は激しかったのではと思う。
そんな大きな被害を受けた方の恐怖にも一定以上の配慮は必要なのではと感じます。

非常に計画的かつ残忍で、目的も非常に危険

本当に酷い判決です。
被害に遭った警察官は奇跡的に一命を取り留めましたが、十中八九亡くなってもおかしくない状況でした。
しかも、今回の犯行は隣の駅から嘘の事件通報をして交番から警官をおびき出すことで警備を手薄にし、さらに警官を殺して拳銃を奪おうという、非常に計画的かつ残忍で、目的も非常に危険なものでした。
それが「無罪」となるのは、被害に遭った警官や付近の住民はもちろん、大多数の国民が解せないでしょう。
私はこの交番のある駅も利用したことがありますが、丘陵地にある平穏な住宅地です。こんな場所でこんな極悪非道な計画的犯行を起こした人物を無罪放免にするとは、日本の司法がいかに狂っているかを示しています。

「犯人は強制措置入院させられるから…」という意見もあるでしょうが、こういった場合、1年ほど目処に退院させられるのが通例です。
もしこの犯人が再犯した場合、この裁判官は責任を取ってほしいです。

勤務スケジュールまで確認してるのに責任能力無しの判断は厳しいと思うが精神疾患と認定されたのなら仕方ない
ただ、素人知見ではあるが、もし多重人格であるのなら人格が変わるだけで判断能力はあるのではないかと思ってしまう
人権や差別観点から無罪は仕方ないのかもしれないが、この様な事件を犯したら、今後の再犯を防ぐために強制的に入院させる法整備をした方が良いのではと思う。

検察判断は一般市民感情とかけ離れている

裁判官も人間で自分なりの死生観、判断基準があると思う。
時にトンデモ判決が出るのはこういう判断基準が一般市民と大きくかけ離れた場合で、判決では法律や過去の判例を持ち出しもっともらしいことを色々並べてるがようは立場を利用して自身の主観を述べてるに過ぎない。
検事も似たようなもので正義の名の元で行ってるのは勝てる裁判、自身に得になる裁判であって被害者、国民の期待とは遠い立場で自らの権力を振るってる。

法律を用いる者が全て中立だと思うのはとんだ勘違い、思い込みだとわかる事例がまた増えたな、と思いました。

まとめ

懲役12年とした1審・大阪地裁判決(21年8月)を破棄し、一転して無罪を言い渡した。

地裁は事件前の合理的な行動に着目した別の鑑定医の意見を踏まえ、限定的な責任能力を認めていた。

心神喪失などを理由に無罪が確定した場合、裁判所は一般的に「心神喪失者等医療観察法」に基づき審判を開く。裁判官は精神科医との合議で、強制入院や通院などの適切な処遇を決めることができる。

(毎日新聞)

医療観察の通院期間は?
本制度による地域社会における処遇を受けている期間(以下「通院期間」といいます。) は,裁判所において退院決定又は通院決定を受けた日から,原則3年間となります。
・・・
3年間・・です。精霊さんのせいにすれば凶悪犯罪をやっても・・・、です。

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