櫻井翔の元日本兵への質問は頭がお花畑?日本人が悪い?

櫻井翔批判はネトウヨ!憲法改正反対!戦争反対!
5チャンネルをみよ!さすが櫻井!  ん??

軍人は人命も奪います。しかし犯罪者ではない。でもしかし、アイドルグループ嵐の櫻井翔さん(39)は同列視しました。日本テレビ系NEWS ZEROの番組で元日本兵の吉岡政光さん(103)に「アメリカ兵を殺してしまった感覚は?」と質問した・・・殺人者としてテレビ放送で問い詰める。103歳の元兵隊に。言葉と映像の往復ビンタです。

一方では・・・日本は戦争犯罪国家だ、アジアを侵略した・・などとネトサヨ(日本の国が嫌いな左翼共産朝日新聞毎日新聞系)は懸命です。サヨクは櫻井翔さん応援で意気盛んです。

吉岡政光さん(103)写真:吉岡政光(103歳)

しかし・・・いかに戦争が嫌いでも高齢の元日本軍兵卒を。

甘言を弄してテレビに引っ張り出し、血祭りにあげるとは・・・

底の浅い戦争反対、反戦お花畑です(脳の中に花畑が広がって思考が浅い)。櫻井翔さんからもテレビ局からも謝罪もないどころか、番組は成功だと自慢しています。狙い通りに「戦争はいけない」の言葉を引き出した・・・。ざまあみろ!日本は戦争犯罪国家だ。

櫻井翔はなぜ人の心底、奥底を読まないのか?ジャーナリスト?

ニュースキャスターとは日々のニュースを素材に番組の司会、進行を行う日本独自の和製言葉です。普通はジャーナリスト(メディアを通じて人々に真実を伝える)の役割です。しかし、

ノンフィクション作家・早坂隆さん(48)↑ です。戦争を体験した人への敬意が前提になります。

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早坂隆(はやさかたかし)

1973(昭和48)年、愛知県生まれ。ノンフィクション作家。『昭和十七年の夏 幻の甲子園』(文藝春秋)でミズノスポーツライター賞最優秀賞を受賞。日本文藝家協会会員。著書に『世界の日本人ジョーク集』『新・世界の日本人ジョーク集』(以上、中公新書ラクレ)、『永田鉄山 昭和陸軍「運命の男」』(文春新書)、『世界の路地裏を歩いて見つけた「憧れのニッポン」』(PHP新書)など多数。

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不肖ぼくには戦争体験はありません。でも想像力はあります。櫻井翔さんにも想像力はあるはずです。しかし「嵐」というトップアイドルという陽の当たる座が彼の神経をつるりとした平面なものに摩耗させてしまったのかもしれません。

櫻井翔さんには、嵐の、という冠がついてまわり、仕事の出来が高くても低くても良くも悪くも通用してしまう。それを自覚していない。誤解している? もっとも、いや、しかし、、と彼の今回の仕事を高く評価する反戦平和派などの声も多数あるのも事実です。

元日本兵への発言で大炎上の櫻井翔 貫きとおす「使命感」

↑ 円為格人(フリーライター)週刊女性PRIME です。https://www.jprime.jp/articles/-/22685

櫻井翔、元日本兵に「米国兵を殺してしまった感覚は?」…批判続出、理解示す声も

↑Business Journal 2021.12.10

櫻井翔写真:櫻井翔

いずれも「戦争はいけない」というコメントを引き出した櫻井翔さんの「使命感」を称賛し、理解を示すというのです。

日テレNEWS ZEROはこう自賛しています。

○櫻井
「真珠湾から80年経つ今若い世代に
伝えたいことはありますか」
○元搭乗員 吉岡政光さん(取材時103歳)
「戦争というのは一番人が死ぬんですよね
戦争だけはやめた方がいいということは
私たちが一番よく知っているんです。
だから私の話を聞いてもらってね
少しでも人が人を殺しちゃいけないということを
頭の芯からおぼえるように
助けになれればいいなと思っている」

↑ 人が人を殺しちゃいけない・・・この言葉を引き出して成功だというのです。

https://twitter.com/chiaki790/status/1469329073877168129

真珠湾で命を賭して戦い、国に殉じた日本人に哀悼の誠を捧げる・・・かつての戦いの相手がそう言っています。

・・・

櫻井翔批判はSNSだけ?メディアは擁護という不思議さ

メディアが櫻井翔さん擁護に回るのはメディアは先の対米大戦は「日本が悪い」という東京裁判史観を枕(まくら)にした思考の停止、安眠を揺り起こされたくないからです。加えて櫻井翔さんというトップアイドル、スターを手放したくない事情もあります。

SNSには思考の縛(しば)りはありません。ですから時には暴走もしますが、もはやSNSでの発言を無視できなくなっています。メディアも「SNSでの炎上」をキャッチに擁護記事を繰り出しています。ちなみにSNSでの櫻井翔批判を数例紹介しておきます。

>…吉岡氏は「いや……」としばらく言葉を詰まらせてこう答えたのだ。
「……私は『航空母艦と戦艦を沈めてこい』という命令を受けているんですね。……『人を殺してこい』ってことは聞いてないです。…

こう答えた現在103歳の元搭乗員・吉岡政光氏の立場になって考えるとやるせない。
家族や国を守るために出兵し、100歳を超えてからこの言われ方はないだろうというのがSNSで多く見られた意見だった。
残念ながらこの大炎上で、ちょっと引いてしまった人も多い。

103歳の御老人の人生の最後に投げる言葉では無い。今は亡き私の祖父も真珠湾攻撃には参戦してましたが、呵責の念は語ってました。それは私達が語らせる事ではないと思います。

まあ、思いが強かろうと聞いていい質問ではないけどな。
戦争が悲惨であり、繰り返してはいけないというか繰り返さないように次世代に繋げるようにキャスターとして言葉を紡いだのかもしれないけど、お国のためと教えこまれ、家族や周りの人のために戦地に向かい戦った(戦わざるをえなかった)人も少なくなかったはず。人生で戦争未経験の人間が考える以上に苦悩を繰り返してきた人生だろうに、ここに来て「あなたは人を殺した」と守ってきたはずの未来の子どもに言われたらやるせないだろうな。

櫻井くんの言葉はもう少し選びようがあったのでは。”殺してしまったという感覚は”って、よくそんな聞き方できるな!戦争について学んでる割に感受性がないのか、想像力がないのか。キャスターだってかっこばっかりの上滑りで軽さしか感じない。
この元日本兵の方が、苦悩を深め、傷ついていないことを願います。

やはりマスコミの認識はこの程度。
同業者の肩を持っただけの浅はかな記事。
櫻井翔氏が戦争について色々調べているからこそこの質問は絶対にしてはいけない。
ましてや櫻井翔氏は戦争を経験していない。
自分が思っている答えを引き出すために相手に愚問を展開するのは言語道断。

櫻井氏だけではなく、身内に戦争で亡くなった人がいる人は多いと思う。
それを大義名分にするのは説得力がない。
うちの家系にもいるが、元日本兵に「殺してしまっという感覚は?」なんて聞く気持ちは全くない。
みんなお国のためにという思想で、命を受けて死にたくもないのに家族のために死ぬしかなかった。
櫻井氏は何かはき違えていないか。

↑↑↑ などの声がメディアや櫻井翔さんには届かないのだろうか。

戦争反対、憲法改正反対、日本人が悪い・・・などの左翼系の励ましのほうが心地よい???

櫻井翔のNewsweek日本版原稿にみる自己顕示欲レベルの高さ

冒頭写真にあるNewsweek日本版原稿(櫻井翔執筆)を不肖ぼくも読みました。

櫻井のこの発言で傷ついた人が多くいるのは事実かもしれない。加えてアイドルがキャスターの真似事をしたと思う人もいるだろう。ただ、櫻井を中傷する多くのネット上の声は、彼があまりに無知で、軽い気持ちで質問したと捉えているものが大半だ。

しかし、彼の戦争への思い入れは尋常ではない。  12月7日発売の『Newsweek日本版』では「櫻井翔と『戦争』 戦没した家族の記憶」と題し、約2万5000字のレポートを記している。

(週刊女性)

と櫻井翔さん擁護記事にあったからです。

ジャーナリストを自称するなら2万5000字(400字原稿用紙60枚ほど)程度は自慢にはなりませんが、それはともかく、

・・なぜ私が、戦争について取材をし、伝えなければならないと思っているのか。
それは、私が遺族だからです。・・

という書き出しの自己顕示欲レベルの高さです。欲望の高さがないとトップスターにはなれないのは理解します。しかし軍人軍属などの戦死230万人、民間人の国外での死亡30万人、国内での空襲等による死者50万人以上、合計310万人以上(63年の厚生省発表)の犠牲をもたらした対米、大東亜戦争です。戦争遺族の人数は・・膨大です。

・・私が遺族だからです・・と、膨大な数の遺族の苦しみ悲しみを引き受けられるかのような文章にこの原稿の躓(つまず)きの第一歩が読めます。

思い入れの高さという擁護論のお花畑ぶり。さらに言えば、この原稿には何を言いたいのかという結論が述べられていない。「それは次号で・・」となっています。最初に結論を書かない、それは最後のお楽しみ・・。プロの書き手はこのような策はとりません。

戦争は絶対にしてはいけない・・それが結論なら最初にそう書き出します。その理屈、展開に説得力があれば深みのあるプロ原稿になります。

まとめ

櫻井翔さんは、嵐の櫻井であって、ニュースキャスター、ジャーナリストではないのかもしれません。いや、しかし、この類まれな 目立つ という存在は貴重です。櫻井翔さんが本気でジャーナリストでありたいなら、凄腕のプロの編集者や優秀なディレクターと組んでください。お願いします。

あ、そうだ、櫻井翔発言は、テレビ局が主犯との指摘もあります。

櫻井翔さんの質問でネット「大炎上」。日テレ「ニュースZERO」インタビューを実際に番組を確認してみた|【3分】ワン☆ポイント解説#006

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