瀬戸大也選手・東京オリンピック出場日は7月24日~30日
瀬戸大也選手の出場日は7・24~30の7日間です。(詳細後述〕。
瀬戸大也選手の出場種目は競泳男子3種目です。
・200メートルバタフライ
・200メートル個人メドレー
・400メートル個人メドレー
バタフライbutterfly は「蝶」。水泳でいうバタフライは平泳ぎから変化した泳ぎかた。両脚は同時に上下に動かし(ドルフィンキック)水を蹴(け)り、両手で同時に水をかいて、蝶が飛ぶような形で前進する。腕・脚ともに、交互に動かしてはいけない。日本では「バッタ」や「バタ」などと呼ばれています。
200メートルバタフライ・世界記録保持者はクリストフ・ミラーク。
200mバタフライ 世界記録は1分50秒73 クリストフ・ミラーク (ハンガリー)2019年7月24日 世界水泳選手権(韓国光州)、瀬戸大也は1分53秒86で銀メダルだった。
瀬戸大也選手の200メートルバタフライ記録・・・
長水路 200mバタフライ: 1分52秒53(日本記録) 短水路・・ 水泳で、五〇メートル未満、二五メートル以上の長さのプール。200mバタフライ短水路:瀬戸大也 1分48秒24(世界記録)。オリンピックは長水路で行われます。
注:競泳で使用されるプールには、「長水路」と呼ばれるプールと「短水路」と呼ばれるプールの2種類があります。前者は縦方向の長さが50mのもの、後者は小中学校で使われることが多い25mの短いものです。オリンピックや日本選手権、世界水泳など、一般的に世界的な大会や国内の主な大会で用いられるのは長水路ですが、「世界短水路選手権」や「日本短水路選手権水泳競技大会」「フランス短水路選手権」といった短水路の公式選手権大会も数多くあります。(スポーツ施設情報サイト・スポランド)
https://www.homemate-research-pool.com/useful/15845_sport_006/
個人メドレーは体力的にもっとも過酷な種目!
個人メドレーは競泳種目です。一人の泳者が「バタフライ・背泳ぎ・平泳ぎ・自由形」の順で各50メートルか100メートル泳いで最終順位を競う。200メートル個人は50mずつ合計200m泳ぐ。400メートル個人メドレーは100メートルずつバタフライ・背泳ぎ・平泳ぎで合計400メートル。競泳個人メドレーは泳法の中で体力酷使のもっとも過酷な種目とされている。
200メートル個人メドレー世界記録はライアン・ロクテ1分54秒00。
200m個人メドレー1分54秒00 ライアン・ロクテ(アメリカ) 2011年7月28日 世界水泳選手権 中国・上海での記録です。現在36歳のライアン・ロクテは現役当時に通算5つの五輪金メダルを獲得した水泳界レジェンド(偉人)。泥酔での器物破損などなどの不祥事もあり出場停止処分なども受けました。 2019年世界水泳選手権 200m 瀬戸大也 1分56秒14で金メダル。400mでも4分8秒95で金メダル。東京オリンピックで瀬戸大也選手への金メダルへの期待が高まる種目です。
400メートル個人メドレー世界記録は4分03秒84 マイケル・フェルプス(アメリカ)
400m個人メドレー 4分03秒84 マイケル・フェルプス(アメリカ)2008年8月10日 北京オリンピック。2008年8月17日、北京五輪の競泳男子400メートルメドレーリレー決勝で米国が優勝、第3泳者のマイケル・フェルプスが五輪史上最多の1大会8つの金メダルを獲得。1大会8冠はオリンピック世界最高記録。”水の怪物”と称された。
写真:マイケル・フェルプス
2008年 北京オリンピック 200m自由形 金メダル 1分42秒96 ※世界新(当時)
2008年 北京オリンピック 100mバタフライ 金メダル 50秒58(五輪新)
2008年 北京オリンピック 200mバタフライ 金メダル 1分52秒03 ※世界新(当時)
2008年 北京オリンピック 200m個人メドレー 金メダル 1分54秒23 ※世界新(当時)
2008年 北京オリンピック 400m個人メドレー 金メダル 4分03秒84
2008年 北京オリンピック 4x100mフリーリレー 金メダル 3分08秒24
2008年 北京オリンピック 4x200mフリーリレー 金メダル 6分58秒56 ※世界新(当時) 2008年 北京オリンピック 4x100mメドレーリレー 金メダル 3分29秒34 ※世界新(当時)
瀬戸大也400メートル個人メドレー、自己ベスト4分6秒09
「自己ベストは4分6秒09だが「思い描くタイムは4分4秒台。すべてがドンピシャではまれば4分3秒台、世界記録(4分3秒84)も視野にいれて練習したい」と本人コメント。・・(4分3秒84)はマイケル・フェルプスの記録です。
短水路では瀬戸大也は3分54秒81の短水路世界新記録保持者。オリンピックは長水路。
国際水泳リーグの男子400メートル個人メドレーで3分54秒81の短水路世界新記録を樹立した瀬戸大也=2019年12月20日、米ラスベガス【AFP時事】
競泳男子で東京五輪代表の瀬戸大也(ANA)が20日、米ネバダ州ラスベガスで行われた短水路(25メートルプール)で争う国際水泳リーグ(ISL)の400メートル個人メドレーで、3分54秒81の世界新記録を樹立した。ライアン・ロクテ(米国)が2010年に出した記録を0秒69更新した。 ISLはトップ選手がチーム対抗で争う新設の賞金大会。瀬戸が持つ短水路世界記録は、200メートルバタフライと合わせて2種目となった。
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瀬戸大也選手・出場日詳細 7月24日~30日
瀬戸大也選手の出場日は7月24日(土)の400メートル個人メドレー予選からで30日(金)まで7日間連日です。
写真:東京アクアティクスセンター外観
7月24日(土)
男子400m個人メドレー予選
時間 午後7時00分〜午後9時30分
場所 東京アクアティクスセンター
7月25日(日)
男子400m個人メドレー決勝
時間 午前10時30分〜午後0時20分
場所 東京アクアティクスセンター
7月26日(月)
男子200mバタフライ予選
時間 午後7時00分〜午後9時30分
場所 東京アクアティクスセンター
7月27日(火)
男子200mバタフライ準決勝
時間 午前10時30分〜午後0時25分
場所 東京アクアティクスセンター
7月28日(水)
男子200mバタフライ決勝
時間 午前10時30分〜午後1時05分
場所 東京アクアティクスセンター
男子200m個人メドレー予選
時間 午後7時00分〜午後9時30分
場所 東京アクアティクスセンター
7月29日(木)
男子200m個人メドレー準決勝
時間 午前10時30分〜午後1時10分
場所 東京アクアティクスセンター
7月30日(金)
男子200m個人メドレー決勝
時間 午前10時30分〜午後0時10分
場所 東京アクアティクスセンター
テレビ放送
日にち別の出場選手など詳細は、TV放送スケジュール J:COM番組ガイド
7月24日
【テレビ朝日系】
競泳・予選「男子400㍍個人メドレー」「女子100㍍バタフライ」「男子400㍍自由形」「女子400㍍個人メドレー」「男子100㍍平泳ぎ」「女子400㍍リレー」
午後7:00~11:00
7月25日
【NHK BS4K】
競泳・準決勝「女子100㍍バタフライ」「男子100㍍平泳ぎ」
競泳・決勝「男子400㍍個人メドレー」「男子400㍍自由形」「女子400㍍個人メドレー」「女子400㍍リレー」
午前10:25~11:54
7月26日
【NHK BS1】
競泳・予選「女子200㍍自由形」「男子200㍍バタフライ」「女子200㍍個人メドレー」「女子1500㍍自由形」
午後6:55~9:25
7月27日
【NHK総合】
競泳・準決勝「女子200㍍自由形」「男子200㍍バタフライ」「女子200㍍個人メドレー」
競泳・決勝「男子200㍍自由形」「女子100㍍背泳ぎ」「男子100㍍背泳ぎ」「女子100㍍平泳ぎ」
午前10:25~午後0:15
7月28日
【BSフジ4K】
競泳・準決勝「男子100㍍自由形」「女子200㍍バタフライ」「男子200㍍平泳ぎ」
競泳・決勝「女子200㍍自由形」「男子200㍍バタフライ」「女子200㍍個人メドレー」「女子1500㍍自由形」「男子800㍍リレー」
午前10:30~午後1:05
【NHK BS8K】
競泳・準決勝「男子100㍍自由形」「女子200㍍バタフライ」「男子200㍍平泳ぎ」
競泳・決勝「女子200㍍自由形」「男子200㍍バタフライ」「女子200㍍個人メドレー」「女子1500㍍自由形」「男子800㍍リレー」
午前10:20~午後1:05
7月29日
【NHK総合】
競泳・準決勝「女子100㍍自由形」「男子200㍍背泳ぎ」「女子200㍍平泳ぎ」「男子200㍍個人メドレー」
競泳・決勝「男子800㍍自由形」「男子200㍍平泳ぎ」「女子200㍍バタフライ」「男子100㍍自由形」「女子800㍍リレー」
午前10:25~午後0:25
【NHK BS4K】
競泳・準決勝「女子100㍍自由形」「男子200㍍背泳ぎ」「女子200㍍平泳ぎ」「男子200㍍個人メドレー」
競泳・決勝「男子800㍍自由形」「男子200㍍平泳ぎ」「女子200㍍バタフライ」「男子100㍍自由形」「女子800㍍リレー」
午前10:25~午後0:25
7月30日
【BS-TBS 4K】
競泳・準決勝「女子200㍍背泳ぎ」「男子100㍍バタフライ」
競泳・決勝「女子200㍍平泳ぎ」「男子200㍍背泳ぎ」「男子200㍍個人メドレー」「女子100㍍自由形」
午前10:30~午後0:10
まとめ
400メートル個人メドレー短水路では瀬戸大也は3分54秒81の世界新記録保持者です。水の怪物・マイケル・フェルプスの長水路世界記録4分3秒08を視野に入れた瀬戸大也選手に注目です。
瀬戸大也選手のライバルは・・・アメリカのチェイス・カリシュ選手。
リオ五輪以降、瀬戸選手の最大のライバルとなっているのがアメリカのチェイス・カリシュ選手です。身長は瀬戸選手よりも20cm高い1メートル93cm。体格を活かしたダイナミックな泳ぎでこの3年間、一度も瀬戸選手に敗れたことがありませんでした。
(NHK・NHKカメラマンが見た瀬戸大也 2019-10-04)
https://www3.nhk.or.jp/sports/story/855/
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しかし2019年世界選手権で彼は予選敗退で対決はなりませんでした。もちろん金メダルは瀬戸大也選手でした。が・・・チェイス・カリシュ選手は、
来年の東京五輪に向けて、この3年で結果を出すことは僕にとってそんなに重要ではない。3年はあくまでプロセス。大事なのは最終年。東京五輪で最高の状態になればいいんです。
大也との戦いはわくわくしています。大也はきっと日本の英雄になる。
でも僕の個人メドレーは大也の上をいっている。僕は人生をかけて個人メドレーの泳ぎを作りあげてきて、その集大成が来年だからいまからワクワクが止まりません。
と、語っていたのです。
年齢が同じライバルの瀬戸選手とカリシュ選手。レースでは対照的な泳ぎを見せます。400メートル個人メドレー、前半のバタフライと背泳ぎでは常に瀬戸選手がリード。後半の平泳ぎと自由形ではカリシュ選手が猛烈なスパートを見せます。特にカリシュ選手が得意とするのが平泳ぎ。
瀬戸選手の平泳ぎのベストラップ1分10秒00に対し、カリシュ選手は1分07秒67と驚異的な速さ。0.1秒を争う競泳で、平泳ぎの100メートルだけで2秒以上差を縮められてしまう計算になります。瀬戸選手が前半の200メートルでどれだけカリシュ選手からリードを奪うことができるか。これが金メダルのカギとなります。
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写真:平泳ぎラップが瀬戸大也より2秒も速いチェイス・カリシュ選手。
瀬戸大也選手VSチェイス・カリシュ選手・・・直接対決、たのしみです。