大学教授で評論家の宮台真司さん(63)が身長180余りの大男(41)に殴られ斬られたのは2022年11月29日でした。すでに傷癒えて会見にも応じられていますが、、
宮台さん「釈然としない」襲撃事件容疑者とみられる男死亡で NHKニュース https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230201/k10013967121000.html
2023年2月1日
とおっしゃっています。謎を解いてみます。
上の記事によると、
写真:会見に応じた宮台真司氏
宮台さんは1日、インターネット放送局の番組の中で心境を語り「気持ちのふんぎりがつきにくい。動機が分からないので釈然としない気持ちで、問題を解決できたという気持ちにならないまま先に進むのが残念だ」などと述べました。
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警視庁によりますと、その後の捜査で、現場からおよそ9キロ離れた相模原市南区の住宅で、男が死亡していたことが分かったということです。
男は無職の41歳で、事件から2週間余りたった去年12月16日に死亡し、自殺とみられるということです。
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写真:犯人・倉光実
これだけガタイの大きな男に襲われた宮台さんの恐怖はすごかったとおもいます。
41歳犯人の自殺で事件としては幕引きです。しかし、
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宮台真司氏は倉光実の犯行動機はわかっているはず
NHKニュースでは宮台さんが釈然としないのは「動機がわからない」から・・とあります。犯人死亡では追求もできない。・・だから悔しい・・と、本音の一部であっても、核心とはおもえません。宮台氏自身は動機はわかっているはずです。
安倍晋三銃撃暗殺犯人をヒーローにした映画を支援した・・これが直接の動機です。映画の製作者・元赤軍派の足立正生監督(83)が語っています。
盟友・宮台真司氏からのエール https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/315999/2 元日本赤軍メンバーの足立正生さん(83)が監督を務めた映画「REVOLUTION+1」は、山上容疑者をモデルにした主人公の男が銃を自作し凶行に及ぶまでを描いた。
刃物で襲撃された東京都立大教授で社会学者の宮台真司氏(63)は本作の上映イベントでも席を並べる盟友だ。
「来月10日以降イベント上映とか、いっぱいあるから一緒にやろうと電話で向けたら、『ぜひとも。そこから復帰したい』って張り切ってました」と、宮台氏のコメントを紹介していた。
足立氏は故・若松孝二監督の若松プロ時代、パレスチナでゲリラを題材とする映画「赤軍-P.F.L.P世界戦争宣言」を撮った他、日本赤軍に合流し、国際手配された。その後レバノンで逮捕され、3年間の禁錮刑を満了後、日本へ強制送還。以降、今もパスポートを持たせてもらえないのだと最後に紹介された。
「人権侵害。抗議したい」と、外国特派員協会の司会者は訴えていた。
(取材・文=長昭彦/日刊ゲンダイ)
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山上徹也(42)をヒーロー視の映画 ワンシーン
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精神を病みがちで働いたことのない倉光実(41)がこの世での生存証明の最後に、宮台真司氏を亡き者にしようとした・・・。失敗に終わったが、存在証明は残せた・・・。そんな理のない話は・・と反論もあるでしょうが、徹底した反安倍晋三で銃撃暗殺を高く評価するという話もまた理のない感情論です。
宮台真司氏は、安倍嫌いを、こうも語っています。
山上徹也の犯行を 世直し と評価する宮台真司教授
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/315267 日刊ゲンダイ
「安倍というのは、ある種の日本の切り口であってね、日本全国どこを切っても安倍の顔なんですよ。映画だろうが音楽、芸能での五輪問題、電力の世界、大学だろうが、上を忖度するヒラメ、横をキョロキョロ見るキョロ目の空っぽな人間たちがぶざまに蠢いている。これを日本人の劣等性と言ってきましたけど、それが今、いろんな形で表に出てきている。それはいいことでね。なぜ、そうなったのか。安倍晋三氏という瓶のフタが取れたからでしょう。(今回の事件は)機能としては世直しとして機能している」
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「(反対論がかまびすしい中)途中で中断されないで、ここまで引っ張ってきたことによって、国辱の恥さらしになっていることが私はうれしいです。まさに落日、しょぼい日本が話題になる。G7から、誰ひとり来ませんしね」
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↑ 安倍晋三国葬の前に反安倍映画が完成したとよろこびのコメントを発していました。
つまり人の死をよろこんでいたのです。結果、自分も死にかけた。こういうのを昔は因果報応といいました。
追記::
犯人倉光実の部屋に残されていた書籍、宮台真司共著の『おどろきの中国』の内容はアマゾン評価を参考にしてください。低評価から抜粋します。
日本の中国侵略が中国の近代化を遅らせた??と宮台真司
宮台の饒舌は、まさに西洋の基準を中国に当てはめていろいろ試論を延々と語るものであり、読み進めるにつれ、単にページを埋めただけの学生のレポートのような論点のずれを感じ、苦痛が増大していった。
日本と中国との関係にすすんだところでは、歴史的な事実と主観的な評価が混乱して、読むに堪えないと感じました。残念です。
一例を挙げれば、中国が日本に比べて、なぜ、「近代化」が遅れたのかについて、文化論からそれなりの説明をするのであるけれども、当初の構想を裏切って、「近代化」の概念は結局は西欧化に帰着するし、また、中国の「近代化」を阻害した最強の要因が日本の侵略だったという面については、完全に歴史と文化論を切り離して論じており、文化や社会構造を歴史と切り離して、「近代化の遅れ」を解き明かしても、空論にならざるを得ないのではないか。
キリスト教や一神教の評価についての橋爪の著作には、一目置いて読んでいるのだが、それらにも、対象に対する同じような上滑りの理解があるのではないかと、留意すべきと思える。
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中国寄りで日本を批判したい著者たちの本
「ふしぎなキリスト教」を割と面白く読んだので、その続きで特段深い意図も持たずに、単なる中華思想の解説書かと読み始めたら・・・。 前半の早い段階までは「へー!」っていう面白さがありましたが、途中から非常にもやもやした胸騒ぎ的な嫌な感情というか、「この人、何がいいたいの?」的なイライラ感が募って来ます。中盤には「ああ、そうか、この人たちは中国寄りの発想で日本を批判したい人達なんだな」と分かり、その前提で読み進めるのでまだ冷静で居られますが、後半になると、「なんだこのバカ達は???」と、正直胸くそが悪くなります。特に橋爪氏の独りよがりの意見は、夜に読むとイライラしすぎて交感神経が活発になってしまい、眠れなくなってしまうので要注意です。
お金を出してまで読む本ではありません。35人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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なんだか、うんざりしますので、以上打ち止めにします。
まとめ
人の死を嘲笑するような文化は日本にはなかった。
そんなことすれば穴二つ・・です。宮台真司教授、気をつけなさい!
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襲撃犯・倉光実は現在(?)あの世では・・生きた証をのこせて満足・・しているそうです。