続・安倍元首相暗殺「週刊文春、疑惑の銃弾」は、意味不明の失敗作?

週刊文春がガンバッテ(?)います。大手メディアが逃げている安倍元首相暗殺にまつわる謎に「疑惑の銃弾」と、しつこく迫っています。心意気は買いますが・・・

週刊文春 2.23

写真:週刊文春2月23日号

今週もトップ記事です。タイトルが、

昭恵夫人・暗殺映像を再生し「変ですよね・・・」

とくれば、当然、昭恵夫人とのインタビューかとおもえば、違いました。昭恵夫人の知人がそう言っていたという話です。おいおい、

文春たるものが知人の話ですますのか・・・! タイトルは虚仮威しではないか!いったい何を言いたいのか、「変ですよね・・」の変が・・意味不明です。

この変なタイトルが象徴するかのように週刊文春2月23日号トップ記事の「疑惑の銃弾」そのものも全体が何を言いたいのか、意味が判然としません。残念です。

週刊文春「疑惑の銃弾」は何を言いたいのか、意味が判然としない

2月23日号の冒頭、書き出しが、、

マイクを握り、聴衆に語りかける男性、「ドン」と鈍い音がして背後から白煙が上がる。周囲の人々が肩をすくめる中、背筋を伸ばしたままの男性は、くるりと背後を振り向いた。

次の瞬間—-

昨年七月八日、参院選の選挙応援中に銃弾に斃れた安倍晋三元首相の最後の瞬間を捉えた映像だ。

(注:くるり ゴシックは筆者ぼくです)

と、なっています。
ここで、いきなり「くるり」を使っては疑惑の銃弾の疑惑がとんでしまいます。
・・・
くるり>
 一回転または一巻きするさま。くるっと。
・・・
一回転して振り向けば、山上徹也の銃口と相対します。安倍元首相の右側に銃撃を受けることもありえることになります。
もしかすると、文春砲は疑惑の銃弾の疑惑を否定したかった・・その本意が露出してしまったのかもしれません、との疑惑がでます、、。

文春が「疑惑」を否定したいなら真正面からそう書くべき

くるりと一回転でしたら山上徹也の銃弾を安倍元首相の右側に被弾できます。

「疑惑の銃弾」というタイトルを使いたくて、ただ騒いだ! とおもいたくはないのですが、しかし

本文中にもあちこちにその

本意がチラ見えしています。

消えた弾丸は雨で流れた

「・・現場検証が行われたのは事件から五日後だった。その間、現場付近では二日、雨が降った日がありました。こうした対応の遅れによって、銃弾が消えた可能性は高いのです」(前出・記者)

あ~ん、なるほど、疑惑の正体は 雨 だそうです。

別のスナイパーがいた説は流言飛語、陰謀論と週刊文春

一部メディアやSNSなどで、”陰謀論”が渦巻く事態にもなっている。

「象徴的なのが銃撃時の安倍氏右襟を巡る議論です。銃撃時の映像では二回の発泡のうち、一回目と二回目の発砲音の間で、右襟が外側に揺れるようなシーンがある。これを『別のスナイパーが撃った撃った弾が飛んできた』とする言説が絶えません」(前出・記者)

言説が絶えない・・つまり、別のスナイパーの存在は流言飛語だと社会部記者に語らせています。匿名の記者に本音、本意をかたらせるのが文春砲の得意技とはおもいたくはないのですが、しかし。・・右襟が動いたのは発砲音と同時であり差があるように見えるのは音声との誤差にすぎない・・と文春は断定しています。

まとめ

このような記事にするならハナから「疑惑説は間違い」「第三のスナイパーはいない」などのタイトルで徹底取材のうえ、徹底検証すべきです。

これで終わっては疑惑の銃弾本稿はあきらかに意味不明の失敗作です。

文春砲の名が泣きますよ。

続、続をやるなら、再再度の期待はしますが、どうでしょうか?

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