スーダン邦人救出で使ったトヨタ[高機動車]（写真）（動画）

戦乱のスーダンでの邦人救出が成功、自衛隊、あいがとう。日本以外の他国で日本人が生命の危機におちいったときに駆けつける自衛隊、感謝です。

邦人の陸路搬送は自衛隊のトヨタ「高機動車」が活躍

今回現場でフル稼働だった　自衛隊のトヨタ「高機動車」　が注目をあびています。

これ　↓　です。

そもそも「高機動車」とは？

高機動車とは・・・段差のある悪路も乗り越えて走るハイレベルな自衛隊専用の車両です。防衛省では、高機動車の広報用愛称を「疾風（ハヤテ）」とし、部隊内では「高機（コウキ）」と呼ばれています。

Google検索が詳しくわかりやすい。　↓

高機動とは何ですか？

トヨタ自動車が米国のハンヴィをモデルに開発、陸上自衛隊が普通科部隊の機動力向上のために導入した４輪駆動の高性能汎用トラック。一個班程度の作戦行動に適しており、人員輸送のほか資材運搬などさまざまな状況で幅広く運用されている。

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４輪駆動のトラック　です。陸上自衛隊専用です。後述しますが、この車両がロシア軍に使用されています！

高機動車の調達価格はいくらですか？

最高速度は125km／hで、高い走行性能から陸上自衛隊内で広く配備されています。また、開発はトヨタが、製造は日野が担当しており、調達価格は1両あたり700万円です。2019/08/23

700万円。自衛隊専用者なので中古車が市場にでることは原則ありません。

同系車両のトヨタメガクルーザー（一般車両）がたまに市場に出ますが、1600～1700万円です。

高機動車とトヨタメガクルーザーの関係

陸上自衛隊の装備として開発された高機動車。その高い悪路走破性能と積載量を活かし、人命救助などの民生業務用途に改修されたのが1996〜2001年まで販売されたトヨタメガクルーザーです。

販売された132台のメガクルーザーのうち、ほとんどが警察や消防、地方公共団体、JAFなどで使用されており、航空自衛隊と海上自衛隊では高機動車ではなくメガクルーザーを使用しています。

メガクルーザーについては、以下の記事をどうぞ。

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高機動車のボディサイズは、全長4,910×全幅2,220×全高2,350mm。細部の違いはあるものの寸法や基本構造はトヨタメガクルーザーとほぼ同様です。外観や機能が米軍車両ハンヴィーとよく似ているのは、軍用車両としての機能を追求した必然的な結果といえるでしょう。

高機動車には、メガクルーザーのようにキャビンに側面と天井はなく、幌を取り付けて使用します。リアハッチは観音開き式であり、素早い乗降のために側面のドアや幌骨も取り外し可能。前面ガラスは前倒しができる構造であるため、上屋の全て取り外してフルオープンの状態で運用されることもあります。

車内には運転席1名・助手席1名のほか、後部に備わった対面ベンチシートに8名座れ、最大10名が乗車可能です。自衛隊車両は、国土交通省が定める保安基準ではなく自衛隊法に基づく法律が適応されるため、乗員規定などの細部は乗用車とは異なっています。

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自衛隊の高機動車をロシア軍が使用の謎は？動画あり

自衛隊の高機動車をロシア軍が使用！どこから手に入れた？

ロシアのガレージで陸上自衛隊が使用している高機動車（HMV BXD10）が修理されている映像が見つかりました。ウクライナ側の主張によると映像はウクライナで損傷した車両を修理するためのガレージになり、実際、高機動車と一緒にロシア軍のスコーピオンL T Aなど、装甲車両がいくつか並んでいます。実はロシア軍が高機動車を使用しているのが確認されたのはこれが初めてではありません。昨年11月にはロシア陸軍の第11独立空挺強襲旅団で高機動車両が使用されていることが確認されています。フロントガラスにはハッキリ、ロシア軍の車両であることを示す「V」のマークが描かれています。いったい、どうやって手に入れたのでしょう？

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不要になり鉄屑として売却された高機動車が東南アジアで修理されロシアに渡った可能性が高いようです。

高機動車何cc？