ウクライナへの千羽鶴に意味はあると新聞コラムで山陰中央新報

ウクライナへ千羽鶴?迷惑だよ、恥知らず、送るなら金を! などとネット上で千羽鶴批判の嵐ですが、どっこい意味はある、と新聞コラムで述べたのは山陰中央新報社です。千羽鶴の折り手にはこころが込められている・・こころはとどく・・贈り物ですから相手の心情を思いやるのは必須、最優先ですが、千羽鶴に込めた祈りはとどく。賛成です。

新聞コラムで書いた山陰中央新報社は株式会社山陰中央新報社が発行する新聞。朝刊のみで、発行部数は約18万5千部。 本社 島根県松江市殿町383番地。

千羽鶴批判のひろゆき&ホリエモンは送るならカネをと。

千羽鶴は情弱者の戯言、恥知らず、送るならカネを! とホリエモン(堀江貴文49歳)&ひろゆき(西村博之・45歳)&メンタリストDAIGO(松丸大吾36歳)の弁を紹介したYahooニュースを転載します。

堀江貴文

写真:日本人によくある善意の押しつけと堀江貴文

ひろゆき

写真:千羽鶴はムダな行為とひろゆき

千羽鶴を批判する堀江貴文

■「迷惑でしかない」

千羽鶴をめぐっては、2ちゃんねる(現・5ちゃんねる)創設者のひろゆきこと西村博之さんが16日にツイッターで、ウクライナ国旗と同じ青と黄色の千羽鶴を同国大使館に送る予定の施設を取り上げたニュースを紹介しながら「千羽鶴とか『無駄な行為をして、良い事をした気分になるのは恥ずかしい事である。』というのをそろそろ理解して貰いたいと思ってるのは、おいらだけですかね?」と批判した。この発言を受けて、メンタリストのDaiGoさんが「ひろゆきさんの言う通り、ウクライナに折り鶴送るは狂気」とツイートしたほか、賛否両論が起こっている。

 堀江さんは20日、「ウクライナへ千羽鶴を送るな/北海道侵攻が起こる可能性はあるのか解説します」と題して公開した動画の中で、「日本人によくある善意押し付け行動である千羽鶴のウクライナ国旗バージョンが作られたということで、迷惑でしかない」とバッサリ。続けて、「『私たちの気持ちを届けたい』みたいな。じゃあ、気持ちだけ届けさせればいいのに。何なら、金をくれっていう感じだと思う」と言い、「ウクライナの人は『これ、もらってどうするよ』となる。だって、めちゃくちゃ捨てづらいじゃないですか、善意の押し付けだから。『相手の気持ち考えろよ』みたいな」と斬り捨てた。

 そして、「まぁ、日本人によくいるちょっと頭の弱い善意の押し付け方の象徴だと思いますけど、ぜひやめていただきたい」と堀江さん。「なんなら『お金を送りなさい』と。それが一番相手が使いやすいです」と説き、「これまでも震災とか色々なことがあった時に善意の押し売りをする人がいますけど、募金を募って送ってあげるのが一番いい支援の方法だと思います」と私見を述べた。

日本人によくいるちょっと頭の弱い善意の押し付け

ウクライナに折り鶴送るは狂気

千羽鶴とか『無駄な行為

日本人によくある頭の弱い・・・千羽鶴はムダな行為・・・狂気・・・よく、まあ、こてんぱんにやっつけています。ネット、SNSでは言葉を先鋭的、尖った言葉を使うのが受けが良いせいで、こうなってしまいます。それこそ、そっちこそ狂気です。

一方で千羽鶴にこころを感じるとコラムで書いた山陰中央新報社

新聞コラム(山陰中央新報社)はこう書いています。

鶴を折る 山陰中央新報
2022/4/27 04:00

折り鶴を1羽作るのに3分程度かかるとする。計算上は1時間で20羽、5時間で100羽、千羽鶴は50時間で完成する。ただし休憩しなかった場合の話。実際に折ると、始めて1時間で10羽もできていなかった

折っている途中、「原爆の子」で知られる佐々木禎子さんを思い出した。広島で被爆し、12歳で白血病で亡くなった。千羽折れば元気になると信じ、薬の包み紙で作り続けた。完成した、間に合わなかったと諸説あるが、「小さな子が薬でしびれる手で苦労して。治りたかったんだな」と思いを巡らせた

ロシアの軍事侵攻に苦しむウクライナの関係者に日本の団体が千羽鶴を贈ろうとし、迷惑、無駄と批判された。善意でありながら、大地震の被災地に贈られる物としても問題になる。相手の文化や心境、状況を考えないと確かにまずい

だが、折ること自体に意味はある。21世紀になっても繰り返される戦争や、ウクライナの苦しみに何もできない。せめて何かをと考える時、祈りを込めて鶴を折るのは自然に映る
ウクライナの歴史を書いた本が売れているという。これも、せめて苦難の人々の歩みを学び、寄り添いたい気持ちの表れか。手元の本には吹奏楽でも名曲の「歌劇・イーゴリ公」が紹介されている。ウクライナが舞台だ。ふるさとの美しい情景を懐かしみ望郷の念に駆られるシーンがある。あの有名で切ない調べを口ずさむ。(板)

だが、折ること自体に意味はある。21世紀になっても繰り返される戦争や、ウクライナの苦しみに何もできない。せめて何かをと考える時、祈りを込めて鶴を折るのは自然に映る

まとめ

千羽鶴は狂気だ、祈りに意味はない、迷惑である・・今をときめく働き盛りの日本人男どもが身もふたもない言説をふりまいています。これが声なき声の総体とはおもいませんが。それにしても言葉にぬくもりがありません。

ときめきたくて、人気を得たくてそうなっている・・ならば質のよくない夢をみているのです。目覚めよ、狂気の働き盛りども!

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