文春・朝日・検察が仕掛けた黒川検事長辞任ドラマに負けるのか安倍首相。

じつは今回の騒動は検察ナンバー1の稲田検事総長の「あっちがそうくるなら、こっちも考えがある」の一言が巻き起こしたのです。(詳細後述)定年前の勇退を打診された稲田検事総長はそれはイヤだと怒った。

稲田検事総長指揮の検察vsアベ官邸コロナ多忙で第一幕は検察の勝利。

ご承知のように・・・『黒川弘務東京高検検事長 ステイホーム週間中に記者宅で“3密”「接待賭けマージャン」』・・・「週刊文春」スクープとなり、黒川検事長は辞任です。ナンバー1がナンバー2を叩き潰しました。さらに内閣(安倍政権)を引きずり下そうとしていますが、さて、どうなるか。自民党支持率は急落しました。

まさしく検察ファシズムです。検察OB、弁護士(日弁連)、野党、共産党まで動かしています。検察が本気出せば政権も支配できるという絵を描いて見せたのです。

#検察庁改正法案に抗議しますツイートは、稲田検事総長の反アベ、安倍政権への喧嘩プロセスに咲いた遅咲きの一瞬に散ってしまう小桜でした。陰で音道を取っていた稲田検事総長の吹く笛に#小泉今日子、西郷輝彦、俵万智などの有名人が歌い踊らされたのです。黒川検事長辞任という実を結んだ? いえいえ、違います。辞任劇も検事総長の仕組んだ罠ですよ。

稲田検事総長の打倒安倍の罠に嵌められた黒川検事長辞任、可哀想!

「安倍内閣が黒川検事長を検事総長にしたい為の定年延長」

そういうハッシュタグ#抗議でしたが、安倍政権には当初からそのような意志はまったく無かった。安倍政権は検察ナンバー2の黒川検事長をナンバー1の検事総長にするために法解釈をねじまげて裏工作したと非難されましたが、安倍首相にとっては??でした。寝耳に水の話だったのです。

コロナウイルスに集中で検事総長が仕掛けたケンカにも気づかなかった。ノーガードでした。

検察内部の守旧派(主流派)のトラの「尻」を踏んだ安倍政権

「ざまあみろ」とはしゃぐのも結構ですが事実関係をふりかえりたいと思います。

安倍首相と黒川検事長は親しくはなかった・・・。検察担当の報道記者なら、誰でも知っています。一緒に飲食したことは一度もないのです。

週刊文春記事では、後説(あとせつ)で、安倍内閣の北村滋国家安全保障局長と親しいという匿名司法記者のコメントをつけて安倍政権寄りの黒川検事長説の補強を計っています。苦しい言い訳です。

反アベが社是の朝日新聞と反アベが売りの週刊文春と検察内部の守旧派チームが”黒川検事長はアベ政権寄り”という恣意的な捏造リードを編み出したのです。それにに煽られハッシュタグ#祭りまで演じたのです。

客観的事実よりも感情的な印象操作に、乗せられ、大はしゃぎしました。1+1=2(事実) と言うより、 1+1=3(嘘) と煽られたほうが人は足を止めます。盛り上がります。

なにを証拠にそんなことを言うのかと怒る人もいますが、じゃあ安倍首相、安倍政権と親しかった、関係が深かった、密着、癒着していたという事実証拠はあるのですか。疑わしいという印象ばかりです。そういう雰囲気を印象操作で朝日新聞と文春が醸しだしたのです。

もちろん検察主流波(守旧派)に操(あやつ)られてのことです。操られる自虐趣味というものがあるのかもしれません。巨大な権力を有する検察との一体感です。

検察官は選挙というフィルターがありません。危ないです。共産主義国の共産党と同じで間違いを選挙で正すという作業ができません。法的に検察をチェック出来るのは政権、内閣ですがマスコミとズブズブの検察権力を恐れてアンタッチャブルで過ごしてきたのです。

検察内部の守旧派とは・・検察は三権分立を超越した存在・・という旧時代的な思想で動く検察官のことであり、これが従来からの主流派です。

守旧派は長期に渡る安倍政権の力に不安を感じていました。

検察の強大な正義の力を抑えにかかろうとしているのではないか、と。検察がいくら威張っても法務大臣には「指揮権発動」で捜査をストップさせる宝刀があります。検事総長の任命権も内閣にあります。法的に認められており、誤った検察の暴走をチェックするのは内閣の任務でもあります。しかし行政に属しながら司法を支配しマスコミを操る検察には歴代内閣は過去の一例をのぞいては手をだせなかった、ださなかった。

先ず、事実関係を検証しておきます。

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・黒川検事長と産経記者2名と朝日新聞の元検察担当記者1名が、産経記者の自宅(ステイホーム)で麻雀をしました。黒川検事長は辞任。(事実)。

・産経新聞は黒川検事長には「さっさと引退すべき」と批判記事を書いていました。(事実

踏んだり蹴ったりの目に会いましたね、黒川様。・・・ああ、黒川検事長、可哀想に・・・これは私的な感想です。印象操作ですわ笑。

・安倍首相は黒川検事長と親しかった。(印象操作

・安倍内閣は法解釈をねじまげて黒川検事長を検事総長に就任できるように定年を延長した。(印象操作

・稲田検事総長は打倒安倍政権の笛を吹いた(事実

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「あっちがそうくるなら、こっちも考えがある」と稲田伸夫検事総長がつぶやいた。

え、なに?

黒川氏の定年延長を聞いて、稲田検事総長がこんな一言を漏らしていたのだ。

「あっちがそうくるなら、こっちも考えがある」

「あっち」はもちろん安倍官邸。「こっち」は稲田総長をトップとする検察組織。「安倍官邸vs.検察」の闘いが火ぶたを切った。

これ凄い内容です。

記事掲載はHARBOR BUSINES Onlin ハーバー・ビジネス・オンライン 「扶桑社が運営するニュースサイト」扶桑社はフジテレビの子会社です。執筆者は大阪日日新聞論説委員・記者の相澤冬樹氏です。週刊文春で森友学園問題を追及しています。もちろん反安倍首相、反安倍政権サイドに両足を置いています。

「安倍官邸は黒川さんの定年延長で“虎の尾を踏んだ”んだよ。稲田総長は当初は就任2年で7月に辞めて、その後に林さん(林真琴 名古屋高検検事長)が就任という流れを考えていた。林さんは7月末で定年を迎えるけど、検事総長になれば定年が2年延びるからね。

でも、その構想を覆されて稲田さんもブチ切れたんだよ。総長が2年で辞めるというのは慣例であって、稲田さんは65歳の定年まであと1年ある。本人が『辞める』と言わなければ定年まで辞めさせる手立てはない。

黒川さんは半年延長しても8月には退職だから、稲田さんが辞めなかったら結局総長にはなれないからね。さすがに2度の定年延長はできないでしょ? 稲田さんはそれを考えているよ」

相澤記者の文章は完全に検事総長の応援演説になっています。

有名なリンカーンの演説「人民の、人民による、人民のための政治」をもじって言うなら、検察庁法改正案はまさに「アベちゃんの、アベちゃんによる、検察支配のための法案」である

そこまで言うなら、

相澤記者は、

稲田検事総長さまの、稲田検事総長さまによる、検察による政界支配の片棒かつぎズブズブ記者にほかなりません。

検察は正義の味方という思い込みは危ない

検察担当記者は検察の味方です。検察は正義の味方という大前提で動いています。ですから卓を囲んだ記者たちや検事長には油断があった。黒川検事長を引きずり下ろしたい稲田検事総長の罠にかかりました。報道各社記者と官庁などの担当者と雀卓を囲むことは、ままあります。一緒に酒類を乾杯することもあります。ズブズブと言われればズブズブですが、ズブズブの関係を作れない記者は特オチを連発し左遷されます。ズブズブの中から特ダネが出ます。良くないと言われれば良くないのですが、良いことばかりでは仕事は動きません。

賭け麻雀は違法です。しかし麻雀をする人なら必ず賭け麻雀をします。賭けるから面白い娯楽になるのです。警察署内の記者クラブは大抵、警察署一階の公開(一般の人が出入りする)付近にあります。クラブ室内は中央に雀卓があります。もちろん賭け麻雀をします。「ダイサンゲン、ハネマン!!!」嬉しくて大声で叫んでしまい署の次長(広報担当)が「し、静かにお願いしますぅ、ここは・・警察・・」と小声で泣き笑いで訴えたこともありました。でも、こいう関係が権力の監視にもなっています。ですからズブズブそのものが諸悪の根源とは思いません。

しかし、

取材対象の検察や警察などが吹く笛に踊ったまま浮かれていては記者失格です。

まとめ  アホウな記者、アホウな有名人。

橋下徹(はしもととおる)氏、最近アホウになってきました。池上彰(いけがみあきら)氏は以前から反アベですが、この週の週刊文春コラムでは検察守旧派・稲田検事総長の完全応援者の原稿にすぎません。

検事総長の意向に沿い、偉そうに政権を攻撃して、悦に浸るのはバカでもできます。選挙を経ない権力のおもちゃになっているのです。そんな媒体(新聞、テレビ、ネットニュース)にコメンテイターの著名人たちがバカ記者の上塗りのようなお粗末な意見をとくとくと述べバカ仲間で盛り上がります。

黒川検事長への処分が訓告では軽すぎると安倍首相を非難していますが、どの口でそのようなアホウなことを言えるのか。

検察権力に政府が介入してはいけない、三権分立を犯すと非難しておいて、今度は処分が軽すぎるのは安倍首相のせいだ、もっと厳しく処分せよ、とはわけが分かりません。

このようなアホウどもを焚き付けている稲田検事総長を抑えるのは大変ですが、安倍総理、頑張ってください。巨大すぎる権力を笠に着て、政権攻撃を仕掛けるようなアホウな検事総長に負けてはこの国の未来が暗くなります。ファイト、安倍、アベ、安倍!!

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