ニャンコ、猫はいません、警察ニャンコは。猫はいっしょに遊んでくますがお仕事はしません。ぼくのニャンコは・・あ、失礼・・・ワンちゃん、犬です。岐阜県高山市の警察犬シェパード、アンジーちゃんがまたまたお手柄です。警察官10人が1時間半かかってわからなかったのですが、アンジーちゃんは出動わずか3分で女性の枕の匂いから行方不明の84歳認知症女性を発見、うずくまる女性の前でやさしく寄り添っていました。
え、なにぃ？ 枕から、枕営業 コラコラぁ！ すみません。話、元へ。
警察官ら１０人が１時間半捜索も不明の女性を3分で発見のアンジー9才
東海テレビが詳しく伝えています。
女性は自宅から約30ｍ離れた民家と民家の間で座り込んでいたが、周囲が暗かったため、警察官もかなり近くに行くまで女性の姿に気付かなかったという。
女性を発見した警察犬は「アンジーオブグリーンクラウス」という名前の9歳のメスで、普段は「アンジー」と呼ばれている。
両親ともに日本産で静岡県生まれ。ブリーダーから譲り受け、警察から依頼された民間人の谷向さんが飼育・管理している。
普段は谷向さんが営むペットホテルで一緒に暮らしていて、出動要請があると現場に向かうが、山で遭難者を見つけたこともあった。
（東海テレビ）
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東海地方では、愛知県で47頭、岐阜県で22頭、三重県で18頭の計87頭が活躍している。
警察犬は鑑識課所属で、警察官と一緒に「においを手掛かりに捜索」するのが仕事で、行方不明者や犯人の捜索など、東海３県では2020年、850回以上出動している。
ちなみに凶悪犯に飛びついて押さえたり、爆発物を探す「警備犬」は警備課所属。空港などで麻薬の捜索をする「麻薬探知犬」は税関所属で、警察犬とは別の部門だ。
谷向さんは「警備犬や麻薬探知犬は、麻薬や爆発物に含まれる火薬といった「決まったニオイ」を覚える訓練を行うのに対し、警察犬は毎回「違う人間のにおい」を元に探すという点が難しい」と話していた。
このため友人などにお願いをして、ニオイを元に足跡を追うといった訓練を、今も欠かさず行っているという。
（東海テレビ）
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登山遭難者発見のお手柄もあるアンジーちゃん
北アルプスといえば長野県というイメージが強いのですが、岐阜県側も裏穂高、槍ヶ岳への登山口も通じています。百名山の一つ笠ヶ岳も岐阜県高山市ですからね。アンジーちゃんの守備範囲ですね。
写真：笠ヶ岳
ぼくは笠ヶ岳二ノ沢奥壁のクライミングルートでリード中に墜落したことも・・痛い目にあいました。
もしも何かありましたら・・アンジーちゃん、よろしくお願いします。山でうごけなくなったぼくの前にアンジーちゃんがあらわれたら、うれしくて泣くとおもいます。
あ、話はアンジーちゃんです。
見てください、この晴れ晴れしい雄姿、あ、雄じゃなく雌ですから、勇姿9才です。右は普段からいっしょに暮らしている谷向さんです。
どんなもんだい、ん、いいきもち、だよ。とアンジーちゃん。
↑ これ、じつは生後7ヶ月、幼いときのアンジーちゃん。
↑ 訓練中のアンジーちゃんです。一朝一夕（いっちょういっせき）にはことは運びません。地道なトレーニングが名犬を育てます、ワン！
まとめ
84歳女性は自宅から30ｍ離れた民家と民家の間で座り込んでいました。周囲が暗かったため、警察官も家族も女性の姿に気付かなかったそうです。警察犬は「鼻」で探します。暗くても姿が見えなくても探せます。すごいです。
女性の家族（夫）は、
「家内を捜していただいてありがとうございました。（妻は）歩かれへんもんで油断をしとった。本当にありがとうございました」
と、アンジーちゃんにお礼を述べていました。
アンジーちゃん、ありがとう！！！ これからも、よろしくね。