三浦春馬さんが住んでいた自宅賃貸マンションです。このあたりは元々、工場や会社が多くこのような高級賃貸マンションは少ない。このマンションも上層階だけが住居用になっています。住所は、港区海岸3-18-2。ビル名は、「ピアシティ芝浦ハイツ」です。
三浦春馬のキャラクターを象徴するかのような「ピアシティ芝浦ハイツ」
交通 ゆりかもめ 『芝浦ふ頭駅』 徒歩3分
JR山手線 『田町駅』 徒歩11分
JR京浜東北線 『田町駅』 徒歩11分
都営三田線 『三田駅』 徒歩11分
都営浅草線 『三田駅』 徒歩11分
問合せ番号 1669 総戸数 48戸
構造 SRC 総階数 地上16階 地下3階
築年月 1994年07月
交通至便ですね。しかし、正直言って港区といっても田町駅、とくに駅東側、海寄りは東京の都心からは少し離れた感じがあります。喧騒はないが華やかさはありません。著名人、とくに有名タレント芸能人など自己顕示欲、虚栄心のつよい、外交的な上昇志向がきわめて高いタイプは好まないかもしれません。
ジャニーズを退所した手越祐也さんはこの近くのラ・トゥール汐留の家賃200万円に住んでいるとも言われています。などの情報がありますが、・・この近く・・ではありません。ラ・トゥール汐留はJRで一駅先の「浜松町」の恩賜公園・浜離宮の近くで雰囲気がまったく異なります。
自宅、住まいは本人の意志で選択した場合は本人の性格が、こころの持ちようが透いて見えてきます。上昇志向はあっても、その中心部の渦に巻き込まれて上へ上へ、ではなく、少し離れた位置にあって渦を観察しながら自分の力を出し、上へ行きたい。内向的上昇志向です。
写真、いい笑顔ですね、三浦春馬さん。でも、このいい笑顔は人人に見せる笑顔ですね。本心で、本気で、おかしくてうれしくて笑っているわけではありません。孤独な笑顔。俳優業ですから無理からぬ面もありますが・・・超超超ビッグスターになると本心の笑顔と区別がつかなくなります。彼は、まだまだ成長過程だったと思います。
そのような三浦春馬さんが住んでいたマンションがこの「ピアシティ芝浦ハイツ」です。内部の画像を紹介します。
近くにレインボーブリッジ遠くに海がみえる三浦春馬の自宅マンション
いいですね。レインボーブリッジが見えて、遠くに海が見えます。海・・・海は夜は真っ暗になります。黒い色です。暗黒です。ですので孤独癖(こどくへき)のある人は海が過半以上に広がる景色の部屋には注意したほうがいいと言われています。ノーベル賞作家・川端康成さんは海が広く大きく見える逗子のマンションで自殺しました。
人は自殺の前には孤独という無感情状態に陥(おちい)ります。三浦春馬さんも・・・詩人萩原朔太郎が天才の悲劇について述べています。
「孤独は天才の特権だ」といつたショーペンハウエルでさへ、夜は淫売婦などを相手にしてしやべつて居たのだ。真の孤独生活といふことは、到底人間には出来ないことだ。友人が無ければ、人は犬や鳥とさへ話をするのだ。畢竟人が孤独で居るのは、周囲に自分の理解者が無いからである。天才が孤独で居るのは、その人の生きてる時代に、自己の理解者がないためである。即ちそれは天才の「特権」でなくて「悲劇」である。
引用::萩原朔太郎 「僕の孤独癖について」
ああ、もう彼は戻れません。話し相手の犬や鳥も猫もいなかった。
もしも三浦春馬さんの部屋にペットが、犬や鳥や猫がいれば・・・。死ねなかった。
天井が高いウォーキングクローゼットのある部屋の間取り図
「ピアシティ芝浦ハイツ」住居用の間取りは5パターンあるようですが、天井が高いウォーキングクローゼットつきは、これです。
15F 2LDK 135・46㎡です。いいですね。住んでみたいです。でも・・・。
思いません?? え~!! ここで一人で暮らしていた。
それは寂しいです。極度に疲労したり、落ち込んだりすれば、孤独という無感情が押し寄せます。やっぱり、犬や猫や鳥がいっしょにいれば・・・と思います。
さようなら三浦春馬さん。