自民党支持上昇62%の理由はコロナ鎖国・国民は賢いと高須院長

WHOの日本批判は捏造記事?!内閣支持率6ポイント上昇の62%、新規入国停止89%が評価…読売世論調査。愚かな国民が愚かな内閣を支持とニュースサイト・アゴラ代表などが揶揄していますが、それこそ見当違いの非難ではないかと思います。愚か、ではなく、利口!ジャン!!

オミクロン株鎖国支持が89%、自民党支持率急上昇は国民が利口?

外国人の新規入国禁止を評価するが89%です。オミクロン株へのいわゆる鎖国政策・・・不支持は22%、圧倒的な差です。

国民が愚かではなく賢い・・・と高須克弥院長は太鼓判です。

鎖国政策(外国人新規入国禁止)はエピデンス、科学的根拠はない! と非難する人は言います。しかし、科学的根拠などを求めていては日が暮れます。エピデンス不明だからこそ政治の出番、臨機応変にすばやく対処するのが政治です。むろん、決断の後の対応も場合に臨み、変化に応じて適当な処置、すなわち臨機応変です。

間違いがあれば、臨機応変で変える、、それが政治だと思います。

岸田政権誕生後、総理には、なにやらグダグダと態度の表明を避けてきたイメージがありました。それが敢然と鎖国に踏み切った・・・おお、やるじゃん! 支持率アップは、これです。

WHO、日本の対応「理解困難」 - ウイルスは国籍見ないと批判

↑この見出しは共同通信・配信記事の見出しです。しかし、

しかし、この記事は、じつは共同通信のでっち上げ! 報道犯罪! だったのです。

共同通信は次のように伝えました。

・・・・・

【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)で緊急事態対応を統括するライアン氏は1日、新型コロナウイルスのオミクロン株出現を受けて日本が導入した全世界を対象とする外国人入国禁止措置について「疫学的に原則が理解困難だ」と指摘した。「ウイルスは国籍や滞在許可証を見るわけではない」と述べ、自国民か否かで判断するような対応は「矛盾している」と批判した。

WHOは渡航の一律制限に否定的な見解を示し、ウイルス検査などを活用するよう呼び掛けている。ライアン氏は1日の記者会見で、日本の対応について「公衆衛生上の観点からも論理的とは言えない」と語った。

・・・・・

ウイルスは国籍見ないと批判ーー

刺激的な見出しです。うん、そうだ、その通り、日本政府は”鎖国”まがいのアホなことをしでかした、と、マスコミの岸田総理批判の流れをかもしだした共同通信記事でした。

しかし・・よくよく検証すると、なんとこの記事の発信元、共同通信のでっちあげ記事だったのです。

と、指摘するのは、

ブログ・また共同通信の報道犯罪でした(パチンコ屋の倒産を応援するブログ)
https://pachitou.com/2021/12/04/%e3%81%be%e3%81%9f%e5%85%b1%e5%90%8c%e9%80%9a%e4%bf%a1%e3%81%ae%e5%a0%b1%e9%81%93%e7%8a%af%e7%bd%aa%e3%81%a7%e3%81%97%e3%81%9f/

少し長文ですが引用させていただきます。

共同通信のトモデグチという
おそらく共同通信の出口朋弘記者の事だと思いますが、
その人物がこんな質問をしていました。

—–
Even after you sent out the advice last night saying that the blanket travel ban is not effective in preventing the international spread of the new variant, more and more countries are implementing such measures, like Japan. They are now banning all non-Japanese to enter the country. Could you please send a stronger and clearer message to the countries which are acting not based on the scientific evidence.

昨夜、全面渡航禁止令は新種の国際的な普及を防ぐのに効果がないというアドバイスを送った後でも、日本をはじめ、ますます多くの国がそのような措置を講じています。彼らは現在、すべての外国人の入国を禁止している。科学的証拠に基づいて行動していない国々に、より強力で明確なメッセージを送っていただけませんか。

むしろ共同通信のトモデグチという記者が
WHOに日本の取った対策を批判するようなメッセージを出させようとしている事がわかります。

そしてこの質問の意図が気になったようでWHO側がこう返しています。

—–
we’re not very sure if we understood everything right. It was quite interrupted but if I get it right it was about the possible travel restrictions put up by Japan right now and planned. Is that what you’re asking?

質問の全ての意味を正しく理解できたかはわからないですが、
それは日本が現在準備している渡航制限についてのそれが聞きたいということですか?

これに共同通信のトモデグチは即座にこう返しています。

—–
Yes, basically. Could please send a clearer message that blanket travel ban on preventing the spread?

はい、基本的には。(日本がやろうとしている)感染拡散防止のための全面的な渡航禁止に対して明確なメッセージをいただけませんか?
—–

共同通信はWHOライアン氏の画像まで使い日本政権妨害記事を書いた

WHOライアン氏

写真:WHOライアン氏

そして少しのやりとりを挟んだあとに共同通信が引用した
「ウイルスは国籍を選ばない」
というライアン氏の説明があるのですがその部分が以下。

—–
Epidemiologically, I find it hard to understand the principle there. Is it that some passport holders will have the virus and some won’t? Does the virus read your passport? Does the virus know your nationality or where you are legally resident?
—–

Epidemiologically
疫学的には。
と頭に付けている事がわかると思います。
あくまでも一般論として言っている話ですね。

共同通信の狙いに対してそこをかわす意味もあって
ライアン氏はあくまでも一般論として説明しています。

また、ライアン氏はこうも付け加えています。

—–

There are economic and social consequences to travel bans, particularly blanket travel bans, but there are circumstances in which in modifying travel, in reducing travel, and in adding more checks within the process of travel, can help to reduce or at least delay the spread of some disease but that, in no way, should be even used as a single measure.

包括的な渡航制限は経済的、社会的な影響はあるが、蔓延を減らすか少なくとも遅らせる効果はある。しかし、けして単一の手段として使われるべきではないだろう。
—–

というわけで、ブログ主は共同通信の記事だけでWHOを批判しましたが、
それは明確な間違いでした。

批判されるべきは政府の対策を妨害あるいは政府の支持率下げを狙ってか
「日本の政策を批判する明確なメッセージを出してほしい」
と要求した共同通信の記者と、
このような悪意でもって作られた記事を配信した共同通信の方でした。

まとめ

つまり、共同通信は、日本政府の悪口を書きたくてWHOのライアン氏を誘導したが、ライアン氏は言質をとられないように注意し、疫学的な一般論を述べただけです。それを、いかにもWHOが日本政権を非難したかのような記事にでっち上げたのです。

愚かとか賢いではなく、恥を知れのレベルです。

自民党支持率急上昇62%、新規入国停止「評価」89%…は、愚かな国民の愚かな判断ではありません。背後にうごめく報道犯罪にも惑わされない、利口、といえます。

もちろん次に打つ手がまずければ、支持率は急降下します。支持率とは、そういうものですね。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする