上久保靖彦教授【記者会見】「非科学の横行を許すな」の意味は!?

「マスク? 不要です」「三密? 関係ない」・・・自粛をやめたらコロナ第二波は来ません!「非科学の横行は許せない」と上久保靖彦教授は言いました。 記者会見場のマスク姿の報道陣たちはア然呆然です。なかには笑い出す記者もいた。2020年7月27日の「緊急記者会見」をまともに報道した大手マスコミ、メジャーテレビ局はありません。・・・。

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写真:右、京都大学上久保靖彦教授・左、天堂大学医学部免疫学特任教授の奥村康氏。(東京スポーツ)

新型コロナウイルスの感染者が東京を中心に増え続けています。小池都知事は「第二波が来た。政府に緊急非常事態の再宣言を求めたい」と緊張感あらわです。街を行き交う人人は不安げにマスクをつけ続けています。・・・しかし、このような状況はかえって危険! というのが上久保靖彦教授や奥村康教授の指摘でした。

世間の常識という壁は厚くて高いのでしょうか? お二人の緊急記者会見をマスコミが取り上げないのは、コロナの恐怖を煽りに煽ってきたことへの正当化からかもしれません。

記者会見をまともに報道したのは「東京スポーツ」と「夕刊フジ」。

「東京スポーツ」と「夕刊フジ」の2紙はかなり詳細にまじめに掲載しています。Yahooニュースがこれを掲載しました。

東京スポーツの記事を紹介します。

感染の危険性と隣り合わせの生活が始まった。3密を避ける工夫が行われるようになり、マスクの着用も必須となった。

 だが、奥村氏は「頭隠して尻隠さず。数字的にマスクの効果があるのか疑問に思う。僕はまったく効果があるとは思わない」と話す。

奥村教授も上久保教授も記者会見という「密」でもマスクは着けていません。

新型コロナは集団免疫によって終息すると考えている奥村氏はその根拠として「過去に世界で流行したスペイン風邪や香港風邪、あるいはSARS(重症急性呼吸器症候群)やMERS(中東呼吸器症候群)など、いずれも最終的に終息したのは、人間が集団免疫を持ったからである」と述べた。

ああ、逆に言うと、集団免疫も持たないと終息しない。

マスクなどしないで普通に生活すれば免疫を持てるようになる。

「今は猛威を振るっている新型コロナも最終的には集団免疫によって抑え込まれていくし、それ以外に人間が勝利する道筋はない。自粛などしないで普通に生活を送れば多くの人が感染し、免疫を持つまでの期間を短縮できる。」と断言した。

ああ、「マスク着用おねがいします」の表示があちこちの店舗入口にあります。「ソーシャルディスタンス」も常識化しています。

上久保氏は感染拡大を防ぐ取り組みを疑問視してこう語る。

「免疫がなければ感染するし、免疫があれば感染しない。人との距離を離したからといって唾が飛ばないというわけではない。ウイルスなどの微生物はあたり一面にいる。いくら離れようと全く関係ない。密とかそういうことは、実はまったく関係のない話だ

ああ、私たちは何をしてきたのだろうか・・・・。マスク着けて・・・。

会見ではヨーロッパの人口100万人当たりの新型コロナウイルス死者数のデータが記されたグラフが公開された。どの国も右肩上がりに死者数が増加しながら、あるところまでいくと急激に減少している。

 グラフについて上久保氏は「各国順番に感染が来て、ある時、必ず落ちていく。急激に死者曲線が終息に入る。山の高さは変わるけれど、曲線の形態は必ず同じ。ロックダウンや行動制限によって終息したというよりも、みな同じ形で、ある段階で突然のように死者数が急激に減少する。このデータから、私どもは集団免疫が達されないと終息することはないと考えている。このデータはその証拠であると捉えている」と説明した。

感染者数は増えているものの、死者数はかなり減っている。このままある程度のところまでいけば、自然と終息するということなのだろうか。

あ、文末の  は記者の主観ですね。主観を入れると報道ではなくエッセイになってしまうのでご注意ください。しかし、全体にグッジョブな記事ですね。

夕刊フジはさらに長文の記事を掲載しました。

東京都を中心に全国で感染者が再び増えているが、「自粛は不要」

上の図表を見ると日本がコロナ死者が欧米比較で異様なくらい少ない理由がわかります。図表の右側、2月・3月の赤色縦線2本をご覧ください。

欧米は中国からの入国を徹底制限しましたが、日本はしなかった。この間、日本へは中国人が大量に入国しました。コロナウイルスが大量に持ち込まれたのです。

そのおかげで・・・その間に日本では「集団免疫」が達成された! だから重症者、死亡者が異様にすくない状況になった。入国制限をしなかったことが良かったということです。東南アジア諸国がいずれもコロナ死者が少ないのも同じ理由です。

台湾は早期に入国制限したので成功したと言われていますが、実際は、制限のはじまる直前に「今のうちだ」と武漢から逃げ出した中国人がどっと入っています。

武漢が1月23日にロックダウン(都市封鎖)されたことを受け、欧米各国は2月上旬に中国全土からの入国制限を行った。しかし、「すでに広がっていたS型はG型の致死率を上げる特徴がある」(上久保氏)ことから多数の死者が出た。  これに対し、日本が入国制限を中国全土に強化したのは3月9日と遅れた。その間に日本国内で広がっていたK型のウイルスは、「G型に対する獲得免疫を有する」(同)ことから、結果的に集団免疫が確立したという説だ。

(夕刊フジ)

あああ、怪我の功名!? 棚からぼた餅?!

安倍晋三首相という人はそういう何かを 持っている のかもしれません。

空振り三振とおもったらバットの先に当たったボールがホームランになった・・・。結果オーライです。名手とはそういう何かをもっていますからね。

京大研究者・上久保靖彦教授「非科学を横行させるな」

ああ、今後は、どうなるのか。

「再感染」と免疫の関係について上久保氏は東京・新宿のホストクラブなどのPCR集団検査で陽性が相次いだ事例を引き合いに、こう説明する。

「既感染者(免疫を獲得済み)ののどや、体内に再びウイルスが入ったところで、たまたま集団検査などでPCR検査が行われたと考えられる。抗体が減衰していても免疫が記憶されており、再度ウイルスが入ると、速やかにウイルスに対してその免疫が反応し、ウイルスを排除する。また、免疫細胞が廃れかけた場合は再度ウイルスが曝露(=ウイルスにさらされること)することで、むしろ免疫にエンジンがかかるブースター効果というものがある」

これが事実なら、PCR検査を増やせば増やすだけ、感染者数が増えても、日本では欧米のように死者が急増する可能性は低いということになる。

「今年に入って半日ぐらい熱っぽいと感じたことがある人は、そのときに新型コロナウイルスに曝露していてもおかしくない。何日も曝露していれば、それだけの日数で微熱や、のどの痛みなどを感じる」という上久保氏。7月に入り、東京都内では連日3ケタの新規感染者が確認され、都は警戒レベルを4段階で最高の「感染が拡大していると思われる」に引き上げた。再度、緊急事態宣言を出すべきだとの声もあるが、上久保氏はこれに反対
の立場だ。

「免疫が形成されるまでに複数回の接種を要するワクチンがあるように、新型コロナウイルスに対する免疫を維持するには、ウイルスと生活していかなければならない。もともとコロナウイルスとはともに暮らしてきた。今から急に始まるわけではない。再度自粛すれば、かえってその機会が失われかねない。『3密』や換気など非科学的な話ばかりだ。すべてを真摯(しんし)に検証すべきだ。私は自分が間違っていたら、間違いは素直に認める。しかし、非科学は絶対に横行させてはならない」

ああ、

それでも地球は回っている。科学的に地動説を述べたガリレオ・ガリレイは裁判にかけられ有罪判決をうけました。

上久保靖彦教授、がんばってください。

安倍政権内部には上久保教授の「発見」が浸透しています。菅官房長官がくり返し「非常事態宣言の時期ではない」と断言しているのはそのせいだと思われます。

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