食糧危機がくる!タンパク源になるコオロギを食べよう!・・と、なんとも妙な提案がアメリカ発でもりあがっています。賛同する中国、欧州、日本嫌いな日本のマスコミ。ちょっと待て。
日本ではコオロギは秋のこまやかさを表す詩のことば
日本古来、コオロギは、日本のポエム、詩の対象です。
酔うてこほろぎと寝ていたよ山頭火
酔ったまま寝てしまったらコオロギの鳴き声で目をさました・・漂泊の自由律俳人、一行詩です。お酒に酔ったというより漂泊、旅から旅へ、まさしく人生に酔っているのです。
鈴虫を 聴く庭下駄を 揃へあり高浜虚子
鈴虫もコオロギ目の秋の虫です。庭下駄を揃え・・日本人なら、わかります。このこまやかさ。
日本では(ゲテモノ食いを除く)秋の虫、コオロギは文学的存在です。情緒であり、風情であり、日本の こまやかさ を表現する秋の名詞です。日本人からこのこまやかさを奪ってしまって、なにが残るのですか。米国、中国の民なら元々そのような風情がないでしょうが・・多くの日本人は情緒的に生きています。それが日本人のこころの基底です。
いや、リアルには世界的な食糧危機が迫っている、とコオロギ食賛同者はいいますが、それは大嘘です。虚言です。
第一、食糧危機にそなえるなら他に方法がいくらでもあります。
コオロギ食を先導しているのはアメリカです。
アメリカでは食品に含まれるコオロギをサステナブルと表記することが許されているらしい。スナック菓子はもちろん、パスタやピザはかなり危なくなる。全世界一律でコオロギで行こうと決めたようだ。 https://t.co/QkWD92Ed30
— 山岡鉄秀 (@jcn92977110) February 4, 2023
アメリカが嫌いで反対しているのではありません。
SDGsといえば何でも賛成するのか?
サスティナブル(持続可能)とか、2030年までに達成すべき具体的な目標を立てました。 それが「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)」と冠をつけて歌えば反対する奴は時代遅れのような印象操作は卑怯です。
アメリカの人がコオロギを食べたいなら自由に食べてください。しかし日本人にはコオロギは秋の詩情を至上させる秋そのものなのです。
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○最大の疑問は、コオロギのエサには・・大豆・トウモロコシ・キャベツなど・・人間の食料を与えている。人間の食糧危機を解決するために、なぜ人間の食料与えるのか?
○食料廃棄物をエサにという提案もあるが、食糧危機になれば食料廃棄はなくなるはず。
○畜産タンパクよりコオロギ食が有効というが、牛、豚、羊、鶏などは人間が食べない「草」をエサに育つ。・・・・
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さらにコオロギ食は体に悪影響をおよぼすとの指摘もあります。
https://note.com/fake567/n/n3778a841e88c
コオロギを食べることの危険性
コオロギや昆虫を食べることの危険性を知ってから、有名人やエリートが推し進めるこの流行に乗りましょう。コオロギやミールワームを食べることで環境を救うことができるという考えが押し付けられていますが、これらの昆虫を常食すると、アレルギー、炎症、喘息など、さまざまな健康上の問題を引き起こす可能性があるのです。
メディアは昆虫が環境を救う食品であると宣伝しているが、裏庭でニワトリを育てることも同様に環境に優しく、健康にもずっと良いのである。
コオロギを食べることの危険性 タンパク質源としても不十分
有名人たちは、昆虫がタンパク源として優れているとして、この新しい流行を宣伝している。しかし、そんなことはない。 Cricket Bitesは、1パッケージで6グラムのタンパク質が含まれていると主張しています。
鶏肉1羽分(3オンス)を食べれば、なんと27グラムのタンパク質が摂取できるのだ。裏庭で飼うニワトリはメタンガスをほとんど発生させないので、環境にも優しい。では、なぜセレブリティは鶏肉に注目し、誰もが自宅の敷地で数羽の鶏を飼うことを勧めないのでしょうか?
これ以上は↑をクリックでご覧ください。
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まとめ
コオロギを食べる自由を否定はしません。
しかし、食糧危機を救うという妙な理屈もにもならない理屈、「歌い方」は混乱をきたします。
繰り返します。日本ではコオロギは秋を歌い上げる名詞です。
こまやかな日本人の心情を「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)」などの謳い文句で否定するようなことはやめてください。