北京五輪前のチャンス潰す・石垣市の尖閣上陸は認めない政府。一色正春氏呆然

あ~、なんてことでしょう。石垣市・尖閣の標柱完成という明るい希望のニュースを、あっというまに吹き消す政府(自民党政権)のぶざまさ・・「石垣市の尖閣上陸は認めない」(加藤官房長官)と・・。

今、中国は、北京冬季オリンピックを控えており直接には戦争を仕掛けられない。絶好のチャンスです。なのに、なのに。

尖閣

うつくしい島ですね。

尖閣の意味は、尖(せん)は尖(とが)った、閣(かく)は金閣寺・銀閣寺・天守閣などの使用例のように高いうつくしい厳(厳か)かな物。

石垣市の尖閣諸島は、五つの島・・

南小島(沖縄県石垣市登野城尖閣2390)

北小島(沖縄県石垣市登野城尖閣2391)

魚釣島(沖縄県石垣市登野城尖閣2392)

久場島(沖縄県石垣市登野城尖閣2393)

大正島(沖縄県石垣市登野城尖閣2394)

と三つの岩礁

沖の北岩、沖の南岩、飛瀬 ・・・があります。

石垣市の尖閣諸島への上陸申請は認めないと加藤官房長官

石垣市による尖閣諸島への上陸申請「原則認めない」 加藤長官
2021/8/24 16:42 産経新聞

加藤官房長官 加藤官房長官

まだ正式には上陸申請を出していないのに、「認めない」と。

加藤勝信官房長官は24日の記者会見で、沖縄県石垣市が計画する尖閣諸島(同市)の字名変更に伴う行政標柱設置のための上陸申請を原則として認めない考えを示した。「政府は尖閣諸島および周辺海域の安定的な維持管理という目的のため、原則として政府関係者をのぞき、何人も上陸を認めない」と述べた。同市から上陸申請があった場合、この方針に従って判断すると説明した。

(2021/8/24 16:42 産経新聞)

尖閣諸島は日本の領土でしょう。領土内の土地に住所表記した標柱を建ててなんの不都合もあるはずは、ありません。上陸不許可の理由を述べてください。「中国との紛争を避けたい」?? そんな腑抜けたスタイルでは国を守るなどは不可能ではないですか。

中共ひいき、いわゆる親中派の人をのぞくたくさんの日本の人人が、たのしみにしていました。

・・本日、石垣市は尖閣諸島の行政標柱が完成したことを発表した。まさに実効支配の最低限の証。政府は石垣市による上陸設置を許可し、北京オリンピックまでに終えるべき。・・

↑ これ自民党議員のツイートですよ。

まさか、国は設置させない事はないでしょうな、と一色正春元海上保安官

一色正春一色正春

一色正春さん(54)元海上保安官。尖閣諸島中国漁船衝突映像流出事件において、「sengoku38」名で映像を動画・YouTubeへ最初に投稿した方ですね。

・・まさか国は設置させないという事はないでしょな・・

そのまさか、です。

・・なぜ中国に気兼ねするのか 尖閣諸島に「行政標識」を設置せよ・・

・・上陸申請をする予定に・・

なのに申請前に「許可しない」と政府は先制パンチを繰り出してきたのです。そのようなことをしても相手にしません、と。

標柱は5柱です。一朝一夕ではできません。一柱、ひとはしらに日本国領土へのあついおもいがこもっています。

評論家・石平さん(59)・中国四川省生まれ、2007年日本に帰化。拓殖大学教授・が「尖閣解決」のチャンス、2度逃した日本と産経新聞記者のインタビューに答えています。

「尖閣解決」のチャンス、2度逃した日本・・と石平氏

引用します。

尖閣諸島は歴史上も国際法上も、まぎれもなく日本の領土です。中国の領土であったことなど一度もありません。それなのに日本政府は、事なかれ主義に終始し、自衛隊の駐屯どころか、公務員1人常駐させられないでいるのです。

偽装漁民が先か、軍隊なのか、は分かりませんが、中国はいつか、尖閣に人員を上陸させるかもしれませんよ。そのときに日本のトップは国土防衛のためにすぐさま自衛隊の出動を命令できるでしょうか? 新型コロナウイルス禍や東京五輪などをめぐる対応でもリーダーシップを発揮できず、野党などの抗議に右往左往している姿を見ていると、どうも、そんな毅然(きぜん)とした対応を取れるとは思えません。

結局は、「米軍頼み」なのでしょう。確かに、現在のバイデン大統領は、日米安保条約で共同防衛義務をうたった第5条の適用範囲内に「尖閣諸島が含まれる」ことを明言しています。ただし、それは尖閣諸島が日本の施政下にあることが前提です。日本は尖閣諸島を実効支配してきましたが、現状はかなり危うい。国際社会が果たして認めてくれるかどうか。

日本は少なくとも2度チャンスを逃した。

1回目は1972(昭和47)年の日中国交正常化交渉のときです。このとき、当時の田中角栄首相と会談した中国首相の周恩来(しゅう・おんらい)は、尖閣問題について「今は話したくない」と言いました。国交正常化を急いだのは国際社会で孤立していた中国なのです。日本にとっては、あわてて正常化しなければならない理由などなかった。ならば、田中首相は「(尖閣諸島への)領有権主張を引っ込めよ。そうでなければ、正常化交渉はやめる」と、席を蹴って帰ればよかったのです。

2回目は78(昭和53)年、中国の最高権力者、鄧小平(とう・しょうへい)が来日したとき。このときも困っていたのは中国です。鄧小平が進めていた改革開放政策のために、日本と平和友好条約を結び、日本からの政府開発援助(ODA)と先端技術を欲しがった。ノドから手が出るほどに…。

ところが、日本政府は鄧小平が打ち出した、尖閣問題の〝棚上げ論〟を受け入れてしまう。この問題にケリをつけるチャンスを自ら放棄してしまったのです。日本政府は国家の根幹である領土問題を軽く見ているといわれても仕方がない。国際社会の常識からすれば、到底、信じられない行動ですよ。

中国はどう動くのか。日本はどう備えればいいのか

中国にとっては、まず台湾でしょう。習近平国家主席は自信過剰の独裁者で、国際社会から何を言われようが、聞く耳を持っていない。いちかばちかの行動(台湾侵攻)に出る可能性はあると思っています。そのときの米軍の動き次第では、次は尖閣を取りに来るでしょう。

日本はどうするか? 政府というよりも「日本人の覚悟」が問われることになる。中国と一戦を交えても領土を守りたいのか、そうではないのか? そういう覚悟です。(聞き手 喜多由浩)

まとめ

石垣市の標柱設置をいともあっさり拒否した自民党政権は、間違っている、とぼくはおもいます。石平さんのおっしゃるように過去に二度失敗をしたのに、また失敗です。北京オリンピックを控えて今、中国は軍をうごかす攻撃は、戦争はしたくないのが本音です。このチャンスを生かさずに・・残念です。

今からでも遅くはない、加藤官房長官は発言を撤回し、上陸許可に踏み切るべきです。

石垣市は上陸許可を申請します。

不肖ぼくの趣味は登山と岩登りです。尖閣の岩を登りたい・・・。^^)

なんなら頂上に日章旗を、と、おもうとワクワクします。

↓ これは2012年の尖閣不法上陸事件の写真です。海上保安庁は5名を逮捕しました。

2012年尖閣に中国国旗

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